ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ１２

少し前に「俺、持ってる」みたいな言葉がはやった。
確か最初は本田△だったと思う。


その意味は運があるも含むが、そうではなく来るであろうチャンスを逃さず決めきる力を指す。
たとえそれが強引でも！もちろんサッカーだけの話ではなく人生・・・そして釣りでもそうだ。


***


砂川に思い切って移動したのは昨日も書いたが１０年前の遺恨のせいだ。


当時チームアスロックｗｗｗと言うインチキ雷魚軍団の門下生として総帥イタゾー君と
前にでてきたチーキクとそして私がほぼ未確認だった北海道の雷魚討伐へ向かったのに発っする。


まだネット黎明期で情報もなくただただ噂話程度だったが、それを真に受けてわざわざ東京から飛んできたのでありんす。
ただ先にも書いたが情報未達。なのでマップルを見ながら池を巡るというちっとも効率の上がらない作業をしてました。


案の定二泊三日では成果は上がらず撤退となりましたがその墓標が今になって復活したのだ。


その砂川市周辺市町村を流れる石狩川が今回のターゲットエリアだ。


石狩川は過去に幾たびの氾濫をおこしたらしく、その名残の三日月湖がたくさんある。
その全てに雷魚は入っているらしいのだが前にも書いた様に雷魚のポイントは基本シークレットだ。


それはバス程多くなく大きくなるにも時間がかかる。そして周辺生態系変化にも非常に敏感で
そんなに強い繁殖力もない。だからその存在自体が極めて貴重とされシークレットなのだ。


それでも人の口に戸板云々。釣れば自慢したいしやがて情報は洩れてくる。


なのでそれなりの勝算を持ってこの砂川に乗り込んできたのだ。



ちなこの尺度で見える三日月湖は巨大スギ


***


ファーストポントはナントカ公園。ここは超良く整備された市民公園なのだが水面にはヒシモがモリモリ。
それはそれは美しいポイント。だって普通は藪コギ上等なのにここは水際までキレイに草が刈ってあるのだ。


ちな一周どれくらいだろうか？ザックリ撃っても１時間くらいは使ったかと思う。


全周歩けるし全てが美味しそう

八郎での当たりルアーに願いを

でも出ねぇ


そして冒頭の話。


２投目でいきなりのビッグストライク！！


あっ！と言う間に外れてしまったのでそれが雷魚かはたまたバスかは判らないが
とにかく半信半疑の池で反応があるのは嬉しい事。


ところがその後は大沈黙に入る。


どんなに丁寧にコースを流そうがはたまた池を変えようが何時間もワンストライクもない。
さすがに凹むがまだまだ～と言う気力と裏腹に激しい雨が落ちてきた。


雰囲気はいいのだが

このヒシモの絨毯は最高級

釣り禁ではないがブラウンも？


雷魚釣りにとって雨は駄目。降り始めはイイが本振りは沈んでしまってフロッグなぞ完全無視だ。
そうでもなくね？という意見もあろうが魚だけじゃなく私も駄目。雨マンドクセｗｗｗ


こっちも良い池

さすが北海道！メロンが廃棄されてます

ついに雨に追いつかれたッス


そんな訳で秋田の借りを返そうと奮起した北海道雷魚でしたが
やっぱり不発におわりました。


あーだから値千金千載一遇のチャンスを掴めない駄目な人なんだね・・・
持ってねぇ～


***


冷たい雨にすっかり戦意喪失。そりゃそーでしょ？
こんなときはお風呂でもっ！てことで岩見沢でのんびり過ごしております。


ワラクシは右に行くんだっけ？

ヒゲ剃りましたｗｗｗ

札幌だけにサッポロビールじゃ


まだ午前中だけど飲んじゃぇ！！ｗｗｗ
※飲酒運転はしませぬよ

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ１１

決してナメてはいけないのが北海道の距離感。


マヂな話地図上の１ｃｍがウン十キロとかだから幾ら道路が空いててもそれなりに時間が必要だ。
しかも夜だけではなく何と昼間にも普通に鹿だ狐だと闊歩してらっしゃるので飛ばすのは恐ろしい。


そんな訳でとにかく先に進む。そしてなるべく現地に入ってから行動詳細は考える事にしている。


***


１００ｋｍのダメージそのままにその夜に眠い目を擦りながら津別へ５０ｋｍばかり移動。


ようやく到着したのは２５時半頃だったので「あぁ今夜はグッスリお休みベイベー」
とばかりに目覚ましもなく布団に潜り込んだ


しかしだがしかし起きたのはいつもの４時前ｗｗｗ


さっき寝たばかりやん！とセルフでツッコミながらも起きてしまったものは仕方がない。
では本日スタート。あぁ結局釣りすんのね


***


さてここは津別。それは当初の予定にあった網走川水系攻略戦のメインエリアであり
一昨年にガイドさんに教えて貰った唯一やや土地勘のある場所でありんす。


だが当たり前と言うかあの場所がどこだったかまるでワカランｗｗｗ
なので恐らく一番入り易い橋系から覗いてみた。


まず注意すべきは農業者の邪魔及び農場への立ち入りだ。しょせん釣り人は余所者謙虚にすべし。
そして立ち入りもナントカインフルエンザでうるさいので不要な行動は慎むべし。


そんな条件を満たすのは大した事ない場所。


だが川に入れば完全に自分だけの世界。誰も見かけないので雰囲気は極上なのだ。


２年越しの瞬間だ

少し川幅があるがまずはこんなトコから

独り占め当たり前


そしてどこでも素直な反応がある。


都合３箇所に入ったのだがどこもイージーにバイトがある。


合計して１０匹は超えているがその大半はアメマス君。
時々レインボーと一匹だけ美しきチビヤマメさん。


本日アメから

レインボー

ヤマメっ！かわいい


まぁ恐らく同水系どこに入っても同じ様なことになると思う。
朝だけでなく昼も普通に追ってきていたので終日釣れ続けるんじゃないかな？


川辺には無数の足跡が

これが多分キツネ


湧別川の様なサクランマスは出なかったけどこれ以上アメマスを追っても意味はないと判断。
まぁ簡単に言えば飽きたんだけどねｗｗｗ


一番美味しそうなレイダウンに通すと

本日最大の３０アメマスゲト！


念願だった網走川にも再び立てたし釣果もある程度出た。もう思い残すこたぁナイ！
それでは撤収！！


さぁトラウトの夢はオシマイだ

美しい景色と魚をありがとう


***


時間は何とまだお昼前ｗｗｗ


確かに朝イチから釣りしてましたがまだまだ時間があるのう？


・・・それでは１０年間温めてあったあの企画を掘り起こしてみようかの？


***


車は高速に乗り（←乗るまでに１時間はかかるｗｗｗ）一路札幌方面を目指す。




・・・目指す



・・・目指す



池田？




！マシャカ？



それってあの？！


***


ムジナさんの影響でドリカムを聴いて久しいがそのボーカルである吉田美和は北海道池田町の
出身であり（昔wikiで知った）その地元には記念館なるものがあるとも。


その名も「ドリカムガーデン」


それを池田インター通過１分前に降臨し路肩に止めてわざわざ調べたｗｗｗ
おぉ案の定ココじゃ！では降りて行ってみるかの？旅はアドリブじゃ！


そこはインター降りて２０分くらい。
ワインの城だかなんとかの敷地内にありそれはそれは結構こじんまりしたミュージアム。


ファンには聖地か聖地なのか？

アタ２５は名作じゃね


だが中は凄い！先日のアタック２５ツアーの衣装や小物が展示してありそれはそれは面白い！
店内は撮影禁止なのでネタ的には寂しいがその辺は行ってのお楽しみかもね。


その歴代のコンサート衣装の保管方法も面白いし直筆文字やイラストなどファンなら嬉しいと思う。
ちなワラクシは別にファンじゃないからｗｗｗ


でもわざとだろうけど入館無料でかつ物販もほぼ何もない。


ファン心理ならこんな地の果てまできたのだから色々ご当地限定品を買いたいと思うのだが
ワインくらいで特に面白いものはない。


ならば逆に撮影可なら納得もできるのだがそれも不可セメテユルシテ


これじゃ自慢出来ないじゃん！！


いいのよ～地元食材かなにかにドリカムシールでも貼っておけば買ってゆくからｗｗｗ


それでもお土産は確保したよ

間もなくベスト盤発売

こんな何もない土地であの天才が・・・


***



ＪＲ砂川駅


これが本日の最終目的地。極最近あの痛ましい交通事故があったトコだ。知らずで走っていたらその現場に
超沢山の警察関係者がいたから「あぁここが！」と思った。私も青信号だといっても気を付けなきゃ。


そんな訳で都合７時間はかかったゾ？その甲斐があるのでしょうか？（←何しに来たの？）

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ１０

全世界６０億のやんごと毒者の皆さま申し訳ございません
遠くこの世あの世？から多くのエールを頂いたというのに面目ない・・・


今回景気良く１１時間切りに挑むと調子コキましたが結果は遠く及ばず
１２時間１６分０６秒で命からがら完走となりました。


言い訳はどうかと思いますが一応説明。


朝焼けは４時前

まだこの後の悲劇を知らないヤル気満々顔


***


やや寒い中でスタートした今回でしたが途中では想定外の太陽も顔を出し気温はそれなりに。
水かぶりも序盤から多用してましたが別に問題なく対応していたつもり。


そしてアクシデント発生！前半４０ｋｍ過ぎで左アキレス腱がまさかのフリーズ！


気が付くといつの間にか膝を使わない走りになっていて
そのロードの衝撃がアキレス腱に直で伝わったみたいだ。


！！！アンギャーって感じでそうなってしまったらどうしようもない。


そこから長い地獄が始まりラップ６０分を切って快調に走れていたのが嘘の様。
抜かした人に全て抜かれても意地もでない程ボロボロでしたねｗｗｗ


サロマ湖の景色を愛でる余裕もなく上記のタイムでどうにかゴールって事でした。


でも今回もですが本当にサロマのスタッフ、エイドのボラ、そして応援の街の皆さまと全てが温かく感激しました！
私も出来るだけ感謝の言葉を返したつもりですが全然足りません！なのでこの場を借りてもう一度。


「ありがとうございました！皆さまのおかげで完走ができました！
　本当にありがとうございました！」


あー帰ったら故郷納税でもしようかな？ｗｗｗ


あれ前々回のメダルは恰好よかったの今回普通ネ


***


もう極めて疲労して先程お風呂屋に行く為に車に乗ったら瞬殺で気絶するくらいｗｗｗ
気が付いたら１時間くらい経過して今度は低体温で死にそうになってましたね（他人事）


さてこのボロボロの状態でまた車中泊でつよ・・・明日釣りするイメージがニャイマテー


このままで寝た訳じゃないっすヨ

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ０９

旅に出てからもう何日目？プロローグが長すぎだってばよ！
でもようやく主目的である第３０回サロマ湖ウルトラマラソン大会前日！


私にとって２度目でそして最後になる（予定の）サロマ１００ｋｍ。


ここでは１０回完走した人にサロマンブルー、そして２０回ではグランドブルーと名誉ある称号を与えられる。
１年に１回しかない大会へ向けて皆さん様々な公私事を調整しながら挑むのだろう。


それを積みかさねる事とは簡単ではないことは同じウルトラマンなら良く分かる。
だからその名称はとても誇らしいしサロマランナーの憧れだ。


だが私は違う水も飲んでみたい派。面白そうな水が湧くのなら、そして魚がいれば日本中いや世界中へ赴くよ！
だから卒業ランはきっちり走るッス！


と、そんな宣言をしながらも言うまでもなく本日も早朝の釣りからスタートしておりんすｗｗｗ


***


まず向かったのはやっぱり昨日行った湧別川水系のナントカダム下。
ただし対岸に渡りそこから撃ってみる。


奥の青いのがダムでこちら側をチョイス


開始数投目で幸先よくヒット！


でも飛ばないし余り引かないなぁ～と少し手応えレスファイトに嫌な予感がｗｗｗ


案の定ウグイさん！


しかも小っさ


オイオイオイオイ最果てまできてマズ釣ったのは君なのぉぉぉぉ


でもまぁこれで最後になるかもしれないしとにかくブログってのは写真がないと盛り上がらん。
実はこちら側は余りポイント的に多くない。居そうなプールもたった一つ。


そこを遠目から通すと・・・


チビだけどネイティブレインボーゲト！！


可愛い過ぎるｗｗｗ


飛ばないからウグイだと思って極めてぞんざいに扱った！


そしてこのサイズのレインボーが計３匹とニジマス幼稚舎を襲撃した気分。
ママとは言わないからせめてお姉さんを紹介してｗｗｗ


そして状況も飛ばない。それ以降ノーバイツ。
なので河岸を変えて戦いましょう。なんせまだ午前５時。


***


２場所目は同じ川の下流で国道が走る橋の下。余り趣きのある場所じゃないけどなんとなくチョイス。
ここはそれなりに川も太く大場所で木々の間を流れる細き川でのゲームを想像していた私には興ざめだ。


多摩川中流と言っても信じるロケーション

奥が本流筋


だがそこは北海道。だがここは北海道。
寝ぼけた私の目を覚ます強烈な一撃を喰らわす。


川は流心が中央で奥にフルキャストしてアップストリームで探る。
間もなく小気味いいバイトがありおぉう嬉しい！と寄せてきたのは・・・


やっぱウグイ。オイオイオイオイどこでも君が先鋒かよｗｗｗ


気を取り直してキャストを続けると今度は些か大きそうな魚が掛かる。
「ハハーン？これはママウグイでしょでしょ？どうせさハハハ」









ジェジェっ！


狙ってませんえぇ絶対に


サクランマスゲトー！！！
※サクラマスは７/１まで禁漁期間です


マヂか！スゲー！しかも５０ｃｍはあるでよ！本州では超レアキャラっすけどさすが北海道！
弩級の素人にこんなプレゼントを用意してくれました！


ヒレも美しい


この一撃でもう本日のネタ仕込みは済んだ気分ｗｗｗ


だがここからが北のパワー！


そこは５０ｍ程度しか歩ける場所がなくそこを２往復したのだが・・・


再びサクランっ！

またサクランっ！

ウットリだねぇ

お顔も素敵だ


この辺でサクランマスストップ安！ｗｗｗ



そして小さくても愛すべきアメマス初登場っ！

ときどきいつものウグイさん


とポコポコと釣れる釣れてしまうのである！今日のワラクシはザックザック刺さるゼ～ｗｗｗ


ルアーは信頼のブランドチェンクラフトアバロン７ｇ


・・・アレレ？あんなに抱いていたトラウト魂が成仏してもうた
恐らくまだ続ければ釣れるだろうがもう釣魂がニャイ。だから８時前に止め。


それは釣り人的賢者タイム


ウルトラ終了後の月～水の三日間は観光かな？（嘘）


（贅沢だが）お腹一杯ネ

花すら愛でる余裕も


***


エントリーを済ませゼッケンをいただくと自然にランナーモードへチェンジ。
身体はやや硬くなっているが走りながらその辺は治して行こうかと。


ホントに感謝人間になるよ

ＲＵＮ　ＦＯＲ　ＦＵＴＵＲＥ！


明日の天気は曇り。そして気温は１２～３℃ではなかろうか？
持ってこなかったグローブを購入し寒さに備える。イメージは冬ランマイナス１程度の装備だ。


とにかく暑い陽気でも後半は体力が落ちるので寒くてしかたがなくなるのがウルトラ。
なので最初から少し厚着程度で丁度イイ。


完走は心配してないが正直タイムは厳しいかな？でも目標である１１時間切りに
届く努力はする。でもあんなに走り込んだもの！大丈夫！殺れるやれるさ！


さぁ運命のサロマ湖１００ｋｍ。スタートは明朝５時！
では頑張ります！バチコーイ


今は黒いがまもなく青ざめる

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ０８

苫小牧港に降りて東へ約３５０ｋｍ。オイオイ北海道広すぎんぞ！！
船で余り寝なかったのでさすがにグラグラしてましたがその中でも奇妙な緊張感が漂う・・・


それは自然豊かな北の大地の刺客。キツネテッポウとシカミサイルのせいだ。
※熊爆弾は現れませんでした


もう横切る横切る真夜中は彼らの世界ワラクシハ？


キツネ４回シカ３回といち早くハイビームに反射する彼らの目を見つけないとヒットマンに殺られるっちゅーのｗｗｗ
そのキツネはともかくシカは激突したら車がグチャグチャになるらしいので旅先で自爆テロはくらいたくないもの。


ちな出てきたのは小ギツネばかり


***


４時に起きるとまさかの土砂降り。そして超寒い！
結局朝だけではなく日中の気温も１０℃までしか上がらない日。


秋田は暑かったッスがこちらは寒すぎ


小雨の降るなか恐る恐る川を覗くと・・・


もちろんここだけじゃないけどこの水系はオワタ

網走湖も寒々


Ｏｈ～案の定濁りが入って水量が増してます
地元民ならワカランが私には無理っぽい様相。うーん展開悩むぜ（←まだ５時前）


勝手な想像だが北海道ってどこでも釣れるんでしょ？と都合よく解釈して
ならば今はこの網走川水系を離れてそのサロマ湖周辺の何らかの川でも良くね？と。


そんな訳で１日早くそちらへ移動。


んでさすがに２回目だけあって１００ｋｍのコースをわざと逆から廻ったりしながら湧別町に入りました。
だがまだお昼前。さてどうしましょうか？


街中に歓迎ムードが

ここはゴール地点

世界最高の私設エイド！マヂで号泣レベルです

今回のエントリーみたい

不惑の４０代ってか？


それでは明日のプラって事で湧別川をチェックしましょうと適当に目星をつけて入ってみた。


***


おっとその前に魚店をチェックｗｗｗ


ここは売るけど食べられない

ワラサ・・・ブリまでではないか

わからないが何か安い魚

おぉ時シラズってこのマスか

安いねぇ～ムジナさんに送ってあげようか？


***



入渓ポイントは勘


小さいダムの下流で横から支流が合流している地点に雰囲気アリ。深みを形成してそうだが岩質が
剥がれる様な一枚岩。？もちろん石も多いが基本粘土質か？ちなこちらは濁りはない。移動は正解だったかも。


どう考えてもここが一級場

奥側にまずまずな深みがある


ルアーはスプーン５ｇいつものケンクラ製。


複合する流れを読みどこから触るかを熟考し一応気を使って低い姿勢で投げたりしたが反応はない。


アレレ？ぶっちゃけ期待ハズレだ。ここ投げて喰わなければ私には無理！ってキャストをしまくりましたよ？
いつも北海道は数投目で釣れるんだけどなぁｗｗｗ


ただここは私の後に２組来たくらいメジャーな場所なのだろう。
北海道でスレてるって・・・なんか嫌


んでそうゆう前振り＆当然写真もないので申し訳ないが実は２バラシｗｗｗ
魚は２５ｃｍ程度のネイティブレインボー。狂ったようにジャンプして針をヘシ折って逃げるという荒法師っぷり！


ただ４時間近くやってその２バラシのみだったので明日の朝にチョイスする場所ではないなぁ～
もちろん他に行くトコなんてないのだけれど。


その出会った釣り人曰く「水温９℃で低すぎる！」ってさダメゼッタイ！
マス族の活性的にはその水温どうなの？って思うけど。


さて明日のマラソン受付が昼からだからせめて午前中だけでも釣りをしたいんだけど・・・


あぁせめて一匹だけでもキャッチ＆写真があればこんな嘘くさいストーリーを紡がなくて済んだのにｗｗｗ


ワラクシの元の色はなんだったっけか？

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ０７

ようやく苫小牧港に到着しました。
航程約１０時間かかりましたが予定通り順調。


では今回は安息日スペシャル（←？）と題しましてこの船旅と八郎潟でのアウトストリー・・・
つまり後が詰まる前の賞味期限ネタの一層処分でありんす。写真ばかりでスマソ。


***


それでは八郎から。


今回行程の９０％が車中泊という事でそれが最大の懸念でしたが
後部座席とトランクをスルーしたステーションワゴン構造は案外フラットで寝れるもの。


そして疲れも結構とれます。神経質な私としては意外。でも枕がいつもと一緒だからかなｗｗｗ


ただ欲を言えばあと５ｃｍ足りないので寝るときは身体のどこかを曲げている為
起きると少しギクシャク。でももうスタートして６連泊目なので慣れたものです♪


では泊まる場所。


色々彷徨いましたが最終的に道の駅おおがたに。
そうゆう御仁は結構いるしトイレも自販機もあり何だかんだでそこが安牌。


毎朝整理整頓換気もね


次にお風呂。


少し離れたボルダー潟の湯で毎日。ちな１回４００円のお値打ち温泉。
ここのお湯はタンニンを含んだ褐色の独特なお湯。


でも湯質も施設も快適でかつ遅くまで営業しているので実はそこの休憩スペースで
ブログを書かせてもらってました。まぁ車内じゃとてもとても・・・ムリっす。


ただこの２つの施設は大潟村の真ん中にあり周りには特に遅くまで営業している飲食も商業施設もない。
最寄りのコンビニまで１０ｋｍ以上とか当たり前。ラーメン屋さがして２０ｋｍ走ったが見つからないなんてザラｗｗｗ


そんな事で朝釣りに出てしまえば昼飯を入手するのは難しいから、予め前日に買いに行かなくてはなりませぬ。
ただ１０ｋｍ離れていてもこの周辺の道路はマヂ一直線なので１０分もあれば着くんだけどね。


干拓地に温泉・・・

村営なのかな？夕方は村民が集結してました

勝手にオフィス開設


んで５時スギに温泉施設に到着して、そこから毎日約１時間１０ｋｍ程のジョギングをしてました。
車中泊や釣りで身体が痛んでいるのをほぐすのを兼ねています。
サロマまで遊びで調子を落としたくないですからネ！


直線ばかりの街中

凄い気持ちが良かった

潟ヌコ発見

さぁお風呂タイムじゃ


だけど夕陽を受けながらのスロージョグは本当に楽しかったです
でも頭の中はその日の釣りの反省と明日の展開予想でグッチャグチャなんですけどｗｗｗ


ではここから没寸前だったツマんない写真館をご披露。成仏せぇよ？


男鹿市のＢ級グルメやきそば

まぁ・・・アレっすね

まさかの宮古島守君遭遇！単身赴任か？！

外から見たら不気味そのものだ


***


さて最後にこの船旅。


これは敦賀を出航した船が秋田港に寄港して再び朝７時に出航するのでもう人はたくさんいます。
一応船内には様々な施設があるのですが皆ゴロゴロしておりんす。もちろん私も。


海路から北海道を目指す

チケットゥライド

おーきたきた

しらかばを逆から読むと・・・

では乗船


ちな車１台（ドライバー含）１９０００円ナリ。良いのではなかろうか？楽だしこうやってブログも書けるしさ。
とは言え洗濯して北海道用の釣具のメンテなど・・・あぁ言うまでもないが飲んでマスよｗｗｗ


秋田は最後まで晴れでした

船室はシンプル

お風呂もありんす

では出航！

ゲーセンにジャンキージャグラー発見

２回もペカッタよ


苫小牧港に到着したら女満別方向へ約３００ｋｍのロングドライブが待っておりんす。
だから精々この安息日をのんびりさせて下せぇ


あと少し

さて車に乗り込みますか

ついに上陸じゃ！

以上北の大地第一歩目の夜でした！

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ０６

「あれ？何か釣れそうだ」という感覚。


別に予知夢ではないのだが丸２日間みっちり釣りこんでいると
そうゆうシックスセンス的なものが発動するのだろうか？


否、これが狩猟本能なら恰好がイイんですがそれは恐らく釣れたシチュエーションの記憶が
無意識に重なってそうゆう気がするのかもしれません。


そんな事が今日は２度３度ありました。


おやや？っう事は釣れたのね？


さて最後の出船じゃ


***


前日からの強風を引き継ぐスタートですがとにもかくにも秋田全日程は晴/曇で済んだ。
重症の雨男にしてはこれだけで大成功なのだ。あぁありがたや。


んでもう本日はエリアを決めてありただただ撃ち切るだけ。
チョイスは下流方向で赤松ワンド（仮）から左側にストレッチでここを終日。


だが出船後いきなり気が変わって


エリア最下流の小さな橋脚からスタート。しかしそのアイデア虚しという結果。
まぁ当たり前よね。


さてエリアを本来に戻したがここでまた気が変わって
２日間使ってないバイブレーションを投げてみようかと。


バイブはアメリカではリップレスクランクベイトと言われそうゆうクランク的な使い方をするらしい。
それで広く探りを入れてやる気のある子にコンタクトできればって算段。


あーそう言えばここは朝のボイルとか全くないのよ。ホンとに。
朝ゴハンはアシ原の中で取っている様で捕食音がしてます。


夏になればあるのかもしれないが今はナッシング。


だから朝っぽい気配や雰囲気が余りないのだがそれはもしかして食べてるものが違うのかもしれませんネ。
あと間違ってるかもしれないが八郎潟にはギルが居ないかも。


曇天風アリでスタート


***


今回船に魚探がないので水深は不明だが恐らく２ｍ程度の沈みリップラップにコンタクトさせる様に巻いてゆく。
その証拠にガツガツとヘッドが傷ついてゆきます。どこまで流そうかな～と思っていたらバイトっ！


これもその直前にリールのブレーキバランスがアジャストできて一気に釣れそう予感が走った時でした。


このＴＤバイブはこの後殉職

してやったり


実はその１匹目はジャンプ一発で逃げられたのだがまたスグにバイトがあり無事キャッチ！
あぁチビっちゃいけどボウズは逃れた～しかもハードルアーでと少し誇らしいｗｗｗ


さて朝イチタイムも終わりここからはひたすらスピニングタックルを持って撃ち続ける。


***


上記に書いたが予感予兆云々とそして何と言っても気分機嫌がすこぶる良い！
今日は釣りしているだけで楽しくてしょうがないｗｗｗ


確かに修行チックな時間は多いんだけどそれすらも今日は楽しくて楽しくて！


なにか目に見えない良いリズムがあるな・・・バイトっ！







オラキターの５０ＵＰ！！



こいつは手強かったぜ！


アシ際で掛けたので中に入られたけど我慢で引きずり出した！マヂ震えたｗｗｗ


まだまだ～

どうしてもステックを使うと同じ絵になるのよね

だからたまには縦写真

たった数匹で親指ザリザリ


オラァァ！と午前中だけで４本と本当にノリノリであるｗｗｗ


あぁなんだか成仏しそうだ・・・


そりゃ祝杯するでしょ


***


秋田八郎潟での釣りも残すトコあと１時間を切った。
今日が楽しい理由が少し分かった。


たぶんこれが２日間使って創ったマイゲームなんだ。
何にも強要されることもない私だけのゲーム。そりゃ楽しいって！


そして水面に照りつける太陽も吹き抜ける風ももうオシマイか。来て見て確かめた
この数日間は他人にとって無意味石コロかもしれないが私にとってゴールドな記憶だ。


こうゆう事を出来る様にしてくれた過去の自分に感謝する。アンタ偉いｗｗｗ
そして今それから未来への続けて行きたいよね。


おっと旅はまだまだ序盤だった。ポエム風で〆てる場合ではないですねぇ


それでは最後は・・・


***


釣れない午後。結局３時間半使ってワンバイトあっただけ。それでも楽しかった。
そしてあと３０分のクランクベイトタイムに最後の期待をしてあのストレッチにレッツラゴー・・・



あれれ？


プスンプスンとエンジンが？







なななんと痛恨のガス欠アリエネー


もちろん私のせいじゃないけどまさかこんなオチが待っているとは思いもよらず。
ボート屋さんの電話番号も知らずここから大変でしたｗｗｗ


まぁでも私らしいっちゃ私らしいか？


悔しくてクランクベイトを噛む（マネしないでください）

来援到着まで漂流してましたが何か？


これを北海道でも引きずらない様にこれから秋田市内でお清めと言う名の地酒でも？
相方はしょっつる鍋？それともキリタンポ鍋にしようか・・・ジュルっ
※贅沢は厳禁です


アバヨ八郎またいつか！そしてこんにちはの北海道編へ続く！

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ０５

結果にコミットする！と嘯いたのはドコかの筋肉養成所だっけ？
だが私が今八郎潟に求めるコミットとは爆釣だ！


ところでコミットって何？
※委ねるみたいなニュアンスです


毎朝４時起きですよ


***





釣れねえぇぇぇぇ！！キョウモゴルァ！


って昨日もこんな出だしだったか？とにもかくにも本日も激ムズの西部承水路。
前日の反省もアイデアも全て吹き飛ぶ悶絶のストーリーですが良ければお読み下さい


あぁ今日から撮影用武器が増えました。ご紹介しておきましょう


自画撮りスティック～
※ドラエもんの口調でどうぞ


***


朝イチは無風から始まった２日目。昨日は（ボート屋から見て）下流方向へ行ったので
本日はとりあえず上流対岸へバウを向ける。


いい雰囲気だぞ

早速セルフ棒でイメージカット


ここは橋までおよそ１ｋｍはある長大なアシ原ストレッチ。
どうやら他のボートは下流へ向かったのでこれを独り占めなのである。


実は前日情報でここが良かったと聞いているのでバッティングしないのは僥倖だ。


とにかく長いが変化も色々あるのよ


リグは遊び心ナシのスプリットショットから。朝からガチで釣りに行ってますｗｗｗ


喰わせてナンボでしょ？


だが！だがしかしこの長いストレッチで手にしたのはミニマムバス１本のみぃぃぃ！
コイツか・・・昨日からクイクイ引っ張ってたのは？


使った時間は４時間以上。もう後戻りできない貴重な無風朝イチを無駄にした


今回ないサイズって事は異次元バス


***


その橋の奥にも広大なエリアはあるのだがどうも手を出すべきではないと判断。
このままのノリを断ち切る為に移動を決断。とりあえず実績の下流部へ動く。


昨日は昼まで釣れてたのであと１時間は口を使うだろうと集中して撃ってゆくと待望のアンサーが！


ワラクシの腰が引ける程大暴れしたのは堂々の４５ＵＰ！
持っててヨカッタのランディングネットじゃワォ


おぉう逆光だけど逆に黒さが際立つな


そして続けて４０ＵＰ！オラァァ昨日を越えたぁ！


ここの子達は大高があるなぁ

一応昨日超えで祝杯


そんな景気の良さそうな写真だがよーく考えて下さい。
これは１１時間中のホンの５分足らずなんですよ？


なぜ大好きな事をしているのにこんなに辛いんでしょうか・・・シュギョウ？


***


風が強く吹きつけ案の定釣れない午後。
だが撤収撤退なぞ選択肢にない。そこで明日の為にもう一度朝のストレッチを流す事に。


これで釣れなければ終日捨てる覚悟。もちろん魚はたくさんいるのだろうが
私の釣り方では出せないのなら居ないと同意味捨てピューである。


風に歯向かいながらだが丁寧に撃ってゆく。リグは朝と同じで喰わせ優先。
だがやはりバイトすらない。う～むここは相性が悪いようだ。


帰着は午後５時。現在４時ジャスト。残り１時間もない・・・


だが下流は明日の為に温存するからこのストレッチで勝負！


前から大風

風を映すのは困難だから草にコミットする


***


往路はワームで丁寧に撃ったのにノーバイト・・・つまりこの釣り方は不正解。
だがこの風向きで今からフリップなぞできない。そもそも私には狙えない魚だろ？


・・・クランクベイト？


風が吹いたらスピナーベイトという格言があるがチョイスはクランク。
しかもハイパークランクというディープタイプをシャローで使う。


十年以上前のルアーやね


これで水中のゴロタを直撃して派手にかき混ぜようかと。
ちなみにそんな事は昨日のナマズが初で自信なぞゼムゼムない。


さぁ！と投げまくるがさすがにディープクランク。すぐ手首が痛くなってきたぞｗｗｗ


移動時間を考えるともうあと１０分足らず。それくらやりきれオサーンよ。
でもこうゆう最後まで諦めないときに結構釣れるんだよ・・・



キタァァァ(゜∀゜)ァ( ゜∀)ァ( ゜)ァ( )ァ(｀ )ハァ(Д｀)ハァ(;´Д｀)ハァハァ


マヂか！冗談みてぇだが本当にキタ！


リール巻きスギちゃったりともうガッタガタのファイトだったけど
なんとか抜き上げて歓喜の雄叫びを少々ｗｗｗ


もちろん後付けヤラセです

リアフックのみで抜くなヨｗｗｗ

オサーンが隠れてしまった

マヂであと５分・・・


***


結局本日４本。


昨日よりかはイイかもしれないがたしかここは（元）最後の聖地だったはず。
ここまでサゲ展開なら最終日は大アゲ爆発しますよね？ね？ね？

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ０４

曜日の概念が既に破壊されて久しいが今日は時間の概念まで消失した。


ヒイフウミィと数えること１１・・・一体何？


それは本日の実釣１１時間（連続！）である。


付け加えるなら明日も明後日もだ


***


失意の雷魚ハンターモードからバスモードへ向かうこの高揚感。
タックルを組むだけで去年の最高のメモリーが蘇るのだ！興奮せずにはいられるか！


そんなｗｋｔｋをぶつけるは八郎潟西部承水路。お世話になるのはＳＴＣ。
借りるボートは２馬力エンジン付きのジョンボートと段取りは上々だ。


スタート前に話を聞けば「ゼムゼム釣れてますよ～」との頼もしい返事。
だって去年と同じ時期だもの。釣れて当然のベストシーズンっすよ！


では行ってきます！


曇り空の幕開け

ウチの妖刀達

ほな出航


***







釣れねぇぇぇぇ！ゴルァ！



っうかナニコレナンナノｗｗｗ


風は朝イチから吹いていて鬱陶しいが釣りはできるし方向も悪くない。
一応恰好つけてバズやポッパーからスタートしたがガン無視でありんす。


そしてスタート小一時間後には既にかのセンコーノーシンカーを投げまわしている弱気なワラクシ。
だがその弱気にバスが応えてくれた。


野性味溢れる４７ｃｍ！


もう健康そのもので歯がザリザリっ！でもその顎をブチ抜くフルフッキング！


魚持ち自画撮りはナンセンスね

この重量感ボディ

信頼のセンコー


それで気を良くしたワラクシはまた恰好つけて慣れない（釣った事ない）クランクベイトを投げ始める。
だがまたしても反応がっ！


ナマズかよ～


恰好良くキマッタと思いきや君か


しかも睡眠中にクランクが背中から突き刺さる事故というゴメンで済まない感じｗｗｗ


アレ？先の釣れない宣言はどうしたの？


えぇここから（午前８時前）から果てしない苦悩の時間が始まるのでありんす。


もうハゲそう・・・


***


とにかく去年あれだけ効いたセンコーに最初の１匹以外バイトもない。
あの時はどうだったっけ？と天気や風を思い出しながら撃ってゆくがノーカンジ。


水色はイイだけど？


そこで考えた。


もしかしてルアーが強い（大きい）のでは？


そのアイデアを試すために先日譲り受けたスーパーグラブのスプリットショットにすると
スグに反応があり再びの５０弱のブリブリ君ゲト！


八郎バスは身体が太い！


おぉう！これかぁ！そして君らのポジションはそこか！と
脳内してやったり気分なのだがここからがプチ地獄の始まりでした。


フテ酒


***


実はポツリポツリとバイトはある。しかし全く顎に刺さらないのだ！


先のブリブリ君は口の奥に飲み込んだので獲れたがスイープフッキングではもうありえないくらいスカｗｗｗ


何故おもっきりアワセないの？そりゃ無理なぜなら４lb。外れるは切れるは巻かれるはでもう８０％獲れません？！
恐らく全て４０後半のオサーントルクフルバスで奴ら超強過ぎ賢スギ！


何本バラしたかワカランがならばのベイトフィネスなんて小洒落たテクなぞ私にはない
この矛盾！このジレンマで更に髪の毛が抜けるｗｗｗ


そんなこんなで結局リアルキャッチは２本と髭男爵（スレ）のみ！


でも見てろよ～改善策を寝ながら考えちゃる！明日はリベンジじゃい！


（まだ）キレてませんよ

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ！人生全方向流浪漫編 ＤＡＹ０３

想像して欲しい。


目の前に寿司桶が一つある。幾つもの寿司があり好きなのもイマイチなのもある。
そんな状況でさて貴方は好きなのから食べるタイプか？それとも・・・


やっぱ巻物からでしょ？


***


八郎雷魚を巡る３日目。つまり最終日。
昨日まではプラクティス・・・つまり練習日で本日がある意味試験日で答え合わせの日。


地理的に不利なあのチーキク池（東部の奥）は捨てて昨日回った西部側の野池で勝負するつもり。
なんと言ってもパラダイソ（仮）があるもの。朝から撃てばどんだけストライクするか楽しみでしょうがない。


だが冒頭の問いに対してだがワラクシは後出しで美味しいモノを食べる性癖の持ち主
まずは程々に見積もった池から回りましょう♪


野池ＤＥ歯磨き


***


朝も早よから誰も居ない野池でフロッグを振り回して行くが期待に反してノーストライク。
全くノーコンピッチャーの如しだが、良いの良いの！今日はまだまだアテがあるもの


いい感じなんだが

散弾ぶっぱなしてる奴がいる


言うまでもないが一人で池をチェックするのは大変時間がかかる。
もちろんザックリ撃ってゆくのだがそれでも簡単ではない。


相方がいれば早いだけでなく情報量も２倍以上になるから色々判断し易いのだが
それは今回望むべくもない。ヒシモに付いたフロッグラインを頼りに池を切ってゆく。


しかし今日はドコをどうやっても出ない・・・


１つ目だけでなく２つ３つと本命を残して手持ちのカードが無くなってゆく。
わーったヨ！もうもったいぶらずパラダイソ（仮）に行くってばよ！


だがしかしブブンと車を飛ばし到着したその隠れ駐車場には地元ナンバーのサーフがおりんす。
ブワッと嫌な汗ｗｗｗ


そうなんです。先行されました


獰猛なくせに臆病でプレッシャーに影響されやすい雷魚にとって先行者は悪魔だｗｗｗ
狭い野池。シェアなぞ出来ない。大きすぎた期待・・・その反動も大きい。


これが世にいう大後悔時代の幕開けである。


***


ファッ？！


男鹿半島男鹿駅に来ましたｗｗｗ


駅舎は地味目

なまはげって語感が危ういよね


もうこうなったら観光しちゃう？と誰かが囁くがそれを無視して地元の釣具屋さんで海系の情報収集。


「今からなんか釣りたいんですけど？」と素人丸出しの質問に
美ネコ店長は「チョイ投げでキスかな」とアンサー。


ツンデレ系美猫店長

こんなの買った


なので仕掛けと生エサを購入。タックルは妖刀セットで恰好の悪いヘビキャロと言うところ。


あぁもちろんこの行為は現実逃避だｗｗｗ


***


教えてもらった波止は日曜なのにガラーン閑散としてます。


日本海はメローね

オサーンは途方に暮れてるのね


どこがポイントかも分からないので適当に投げてみたが、なんと砂地ではなくシーウィード帯？！
一投ごと引っ掛かるので早くも戦意喪失ｗｗｗ


いやいや、現実逃避から更に逃避なぞ出来ぬわ！と歩き探る事を決意。
偏光グラスで水中を覗きながら白い部分に投げ込んでゆく。


！オッ？


バイトっ！えぇっ？


さっすが生餌イソメパワー！居れば喰うのねｗｗｗ


でもキスにしては引くかも？と寄せて上がってきたのは・・・







あれれこれは？

だれかホッケ鑑定→認定して


もももしかしてこの柄はホッケ？あの干物のホッケかや？
こりゃビックリ！キスじゃなくてアイナメでもなくてホッケか！初かも～


何でもそうだがコツを掴むのは経験値加算がなにより重要だ。


ヘビキャロではなく天秤なのでアワセがダイレクトで届かない分送り込む必要があることに気が付いた。
生エサだからそんなの余裕なんだけど意外にアワセはシビアだったりもする。


そんなコツでサクサクと４匹釣ったのだがこのク○仕掛けの針が弱くてボキボキと折れる？
オイこれは針屋の仕掛けだろ？強度が著しく不足し過ぎで恥ずかしくないのか！


パッケージには２つ仕掛けが入っており合計４本の針が付いているのだが４匹釣ったら全消滅ｗｗｗ
全く使えないがこれで溜飲を下げたのでやや現実に戻れた様子。


だが夕方まではまだまだ時間がある。も一つ余興をしましょう。


***


防潮堤防は八郎潟が八郎潟である為になくてはならないものだ。
そもそも八郎潟は琵琶湖に次ぐ大きさの湖で汽水湖でもあった。


それを昭和中期に国策にて干拓して超膨大な農地にしたのだが（詳しくはググレ）
農地にとって塩は害でしかない。


なので汽水から淡水化する為に海からの水をそこで止める為にこんな巨大な堰を築いたのである。



壮観だよ

右が海側

今じゃ考えられないレベルの大事業だな


そんな偉業を見に行ったのだがその淡水側スグ横に小さな漁港を発見。
こんなシチュエーションは珍しいので少し陸っぱをしてみる事に。


あー何だか昔良く行った北浦陸っぱ時代みたい。


そんなメモリーを思い出しながら釣りをしてみるがこれまた予想に反してギルバイトすらない。
あれれもしかして潮っぽいトコはお嫌いなのか？


だが策はある。


北浦でも定番だったテクトロだ。


そんな事をしながら護岸を歩いていたらやっぱり釣れたよ


でもここにもキモがあって波に対しての角度がある一定の場所じゃないと全く喰ってこないのだ！
逆を言えばそこだけは何回流しても釣れ続けるマジカルストレッチなのだｗｗｗ


これは明日からのボート釣りに大きなヒントを貰った！


そんな訳で更に溜飲はサゲサゲでありました


懐かしい感じね

足下が最大のポイントよ

この子は小さいけどリアル八郎潟残存湖バスだ！


***





えっなになに？


雷魚はどうしたかって？


・・・


ねぇねぇキミキミ





言葉の暴力って知ってる？
※傷口に塩を塗るのを防ぐ心の堤防を下さい