さてこの遠征もまもなくオシマイ。更新も後2回と言ったが今回でオシマイ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3e/523bbcc3c63e3ff48b91a31189f233ad.jpg)
苫小牧東港発秋田港経由新潟港行きだ
地の果てである羅臼から死ぬ気で苫小牧東港まで辿り着き無事乗船出来て安堵の限りであります。
でも期待や希望に満ちていた行きとは違い帰路は至って静か。っか誰も居ないんだけどね。
んでゆるーい帰路船旅が再開されたのですがここからがヲマケ編。
2年前の佐渡帰りでも同様の企画を立てたが(あの時は想定外のトラブルで一旦帰郷したのだが)
やはり新潟から直江津経由で中央道を辿って帰るならここは外せないからの。
がしかしその前に更に寄り道がある。
これは随分温めていたアイデアなのだが道中の上越高田にある高田城外堀に雷魚がいるらしい(釣り可)
菱藻ではなく蓮池で簡単ではないらしいのだが一度見てみたいと思っていたのだのでこれを良い機会と捉える。
まぁ釣る釣らないはともかく憧れやアイデアを叶えるワンチャンスは大事にしようぞ。
そんな訳でここに立ったのだが・・・こりゃダメだ。
既に成長しきった蓮がびっしりでフロッグの着水する隙間もあらへん。
なーる程来るなら5月くらいかな?まぁいいや見たかったものは見れた。また機会があればネ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b0/a61698918826ef8eccf1bb10f9a58358.jpg)
サンクチュアリよ永遠なれ
***
ここは野尻湖。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f8/9bd06684a544271cb9adba5beff7fb06.jpg)
小雨スタート
そしてガイドをお願いするのは一昨年に初めて利用させていただいた長谷川氏。
今まで色々なトコで多くのガイドにお願いしてきたけど彼ほど理知的で面倒見の良いガイドはおらんと思う程で
いつかまたお願いしたいと思ってましたがそのいつかが来た。
だがその前日のタックル事前打ち合わせで衝撃の発言を聞く。
「ロッドはミディアムヘビーでフロロ20lbを巻いてきて」
「推奨ルアーはカバースキャット」
えっ?
?
一昨年はフロロ2.5lbなる蜘蛛の糸より危ういタックルが推奨だったのに今回は真逆でまるで琵琶湖仕様やん?!
ってそんな事言われてもありませんがな~って話になりそのごっついタックルはレンタルして貰う事に。
いやしかし一体何がどうなったらそうなった?!
そんな訳で今回は単に釣果どうこうより違う意味で興味深々でスタートしたのであります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/1d/cacb6ecf6fced2973e6e977a11e34ea1.jpg)
師の愛艇はスキーター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a8/dd2116cde28a76dbe93c1c8e25f73033.jpg)
エレキや魚探が今やボートより高額化
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1c/acc440167f718839d5a98b1790b68477.jpg)
洗練されたタックル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/9d/1a37eda8e03059a387e1fa6aa6b25d20.jpg)
サポートバイフェンウィック
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fb/cb6b0a6b6fe775609e8113bb336ebc10.jpg)
歯形だらけの・・・
***
正直に言えば2.5lbタックルも使います。えぇ普通に。ノーシンカーやライトキャロにはそれでいいのだ。
我が霧雨のF0とF1こそベストセッティング。でも一方で対極のゴリゴリタックルも出番があるんだと。
さて朝7時にスタートして無風の湖を滑空して到着したのは・・・どこだろ?
野尻湖はそんなに広くないのですがポイント名が覚える程来た事ないからねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f9/02a22d88104699b62ed6f312928d2dd2.jpg)
絶対いい釣りになると思っていたのだが
んで状況的には前回のメインベイトはエビだったが今回はワカサギに移行しつつある様でつまり個々様々らしい。
いかにも野尻湖的なイメージの強い虫パターンはあと半月先だとか。
まずはノーシンカーのフォールからスタートしたのですがその水深がなんと9m?!
それをゆっくり水平に落としてゆくと気づいたスモールがひったくって行くらしい。
ワームは
チューンドイモケムシ40。
だが無風故なのか中々バイトがない。師曰く「スモールは風が命」だそうで無風は釣れなくはないが厳しいんだと。
まぁ確かに透明度の高い野尻なら向こうからも我らが丸見えですからねぇ。せいぜい風で水面を攪乱してくれないと。
しばらくやったがノーバイトのままなのでそれにシンカーを入れたライトキャロにする。
フォールスピードを上げて展開を早くするのかな?と思いきやあくまで確実にボトムをトレースする為であり
いつも以上に巻きはスローにしてくれって。少しだけティップを動かしてわざとスラックをつくり10秒待つとか。
結局じれったいんだがそうするとようやく反応があった。
釣れたのはチビスモールだが嬉しい一匹。
しっかし良く引くなぁスモールマウスは。淡水魚でこのサイズでここまで引っ張る子はそういないぞ。
だがそこから芳しくない時間になり師もうーんと困惑。
ポイントも幾つか点々としたがやがて琵琶島(弁天島)東へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/dc/1ee3ee1470d40ab3582c489924a58073.jpg)
晴れたり曇ったり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4f/217bc1aaea71d662c2d9e2e2f36668ef.jpg)
平日なのに凄いボート数
だが弩本命ポイントに一艘浮いておりどうもバーチカルでそこを狙っていて次々に掛けていた。
なので近寄れず様子を見ながら近くで釣りをしていたのだが師曰く「あそこが横綱なら我らは小結ポイント」だそうだ。
でもあそこしか居ない訳じゃないと通称小結ポイントで粘っているとガツリと根掛かり・・・
そう野尻湖は特に何もないくせにボトムトレースで根掛かる事多々であるのだ。
その多くは優しくほぐせば抜けるのだがたまにはガッツリ掛かってしまう事もある。
そんなガッツリ=ガッカリでしたがボートを反対側に移動させて外したらその瞬間に喰った!
いわゆるハングオフテクニックですがルアーを外そうとする動きを見ていて
外れた瞬間に反射的に咥えたのかもしれません。まぁ私からすればただのラッキー
ですがw
その2匹目は45cmとまずまずのサイズ。苦戦している中での一匹にようやく安堵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/86/e8769a125908eee5367c346abed558c2.jpg)
ゼムゼム悪くないサイズ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/1c/7823afc0d12996d32a369b9a3207e87b.jpg)
野尻スモールは逞しい
だがそれも続かず次の展開に。
「では例のカバースキャットやりますか」
***
閑話休題(休憩中)
ガイド中のランチは前回同様ランバージャックさん。お店の桟橋にボート横づけでOKな粋なお店だ。
まぁそれもそうだがとにかく野尻湖は美しい。お店でさえ上手く自然との共生が出来ており風景が全てがナチュラルに見える。
単騎遠征中はほぼほぼ誰とも喋らないのでこうやって誰かと釣りしたり一緒に食事をするのが単純に嬉しい。
決してそんなキャラではないのだがな(撮ったはずの写真がないのはスマン)
***
食事も終わり再び湖上に出たのだが状況は厳しいままなのでここは一発カバースキャットに打破して欲しい。
借りたタックルはこんなの。フェンウィックのMH68にメタ左フロロ20lb、そしてカバースキャットである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/4c/7e6cac1460bb5cb4f7fdce23ec815c29.jpg)
ラインはBMS(これにも意味がある)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/6e/5ba8e0e1b7bc43466c06925f2b67167d.jpg)
ライブスコープ面白い
これをブン投げてボトムを這わせてくるというまぁメドッドとしてはシンプルなものだ。
ワーム自体がかなり重いのでノーシンカー感は余りないけど一応ノーシンカー。
んで何故フロロ20lbなのか?ともっともな疑問。
これについてワラクシは長く勘違いしていたのかもしれないが例えば琵琶湖ガイドでの推奨タックルに
フロロ20lbなんてのは普通にあるがあくまでそれはビックフィッシュに対する強度の話だと思っていた。
ゴーマルそして万が一のロクマルに対抗する強いラインが必須なんだと。
でも関東勢からするとそこまで必要なくね?ってのが本音であり最悪16lbもあれば後はやりとり出来るさ!とね。
実際に私も琵琶湖で4lbで59cm獲ってるし細くてももなんとかするのが関東流や!ぐらい思っていた。
だが違った。
ここで求められたのは強度ではなくライン自体の自重でありその沈下スピードやスラック
そしてトレースラインをつくるにはフロロ20lbが必要だったのだ。
だって実際対極も対極の2.5lbでやりとりしている訳でしょ?つまり必要なのは直接的な強さではなかったのであります。
確かにライトラインはちっちゃいワームを動かすのに有利であり更に目の良いと言われている
スモールにはマストなのかと思ったら硬く存在感のあるフロロ20lbだろうと気にしないみたい。
もうマヂ目から鱗w
細い糸恰好イイとまでは言わんが何かそこに妙な拘りやプライドがあったがその呪縛はたった今解けた。
カバースキャットメソッドはこんな感じ。
フルキャストしてラインを出してきっちり着底させる。そしてティップを使って2回小さくジャークし
その後にハンドル半回転ぐらいのラインを巻きとりつつ数秒待つ。キモはラインを張らずダルダルにしとく事。
あれれ?これは釣りビジョンでデプス奥村氏が池原で見せたテクニックと同じ?見たことあるぞ?
んでバイトが出たら敢えてクラッチを切ってラインを送るんだと。
やがて重みが加わるのでそこでようやくフッキングするんだそうです。
・・・出来るかな?
今の今までバイトがあれば反射的に合わせる人だったのでそこで待つなんて可能かどうかw
でも一応そんなレクチャーは受けた。さぁ後はやるだけだ。
だがこの日は朝からイマイチで午後もやはりイマイチ。
頼みのカバースキャットも不発が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7f/e59a9265e9d1b31e21582d51ab7c8d0b.jpg)
ランガンじゃ!
やがて琵琶島西で浮いていたのだがようやく待望のカバースキャットバイトが来た。
不思議なモンでラインはダルダルなのに明確なココン!なるバイトあり。
反射的に合わせそうになるが我慢の送り込み・・・そして満を持してのフッキング!
そのスモールが今回ラストにて最大の46cm!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e7/51b9f70f9c16e52f953deea9395334f9.jpg)
獲ったぞー
サイズも良かったけどとにかく体験したかったゴリゴリ釣りが最後の最後に成功しました!うーん満足![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
結局終わってみれば3匹と数はイマイチでしたが新たな扉が開けたのは良かったと思います。
色々啓蒙されて改めて釣りの面白さ奥深さに気が付いたって感じであります。
そう言った意味でも釣れた釣れないデカいデカくないだけじゃなくて
そうゆう機会を与えてくれるガイドさんとたまには釣りしてみるのもいいと思う。
ありがとう師匠また来ます。
そんな訳でこれにて本当に遠征イベントは最後の最後。残されたミッションは帰るだけ。
遠征は無事帰ってこそ遠征であり、そのエンディングの向こうに新たなアイデアがあるのです。
今まで長きに渡り読んでくれた毒者の皆様ありがとうございました。
一億の毒者になるはやで届けんと~の一心で書いてきましたがようやく終わりを迎えられそうです。
最後に毎年恒例とは言え今年も遠征に行かせてくれた奥様と家族とヌコ達に感謝。
「ありがとう」
ではまた次の更新でお会いしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ab/a00fb57ada0f1103c734e522b40c44b1.jpg)
さぁ帰ろうかの
***
さてラスト。
無事山梨到着。
総走行距離は2400kmと走りに走りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/58/d713445a67b056cef8702b956f336e9a.jpg)
トラブルなくダンボーカーよく頑張った
件の市町村制覇アプリの北海道地図も結構色がついて大体5000位くらいまで上昇出来ました。
さてお次はどこを塗りつぶそうかしらね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a8/ceeea79fffddacfbf9b8acc23596f316.jpg)
放浪の軌跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/44/d4b7dd3654daba75eb982cb02c7cace6.jpg)
また北に来てや
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3e/523bbcc3c63e3ff48b91a31189f233ad.jpg)
苫小牧東港発秋田港経由新潟港行きだ
地の果てである羅臼から死ぬ気で苫小牧東港まで辿り着き無事乗船出来て安堵の限りであります。
でも期待や希望に満ちていた行きとは違い帰路は至って静か。っか誰も居ないんだけどね。
んでゆるーい帰路船旅が再開されたのですがここからがヲマケ編。
2年前の佐渡帰りでも同様の企画を立てたが(あの時は想定外のトラブルで一旦帰郷したのだが)
やはり新潟から直江津経由で中央道を辿って帰るならここは外せないからの。
がしかしその前に更に寄り道がある。
これは随分温めていたアイデアなのだが道中の上越高田にある高田城外堀に雷魚がいるらしい(釣り可)
菱藻ではなく蓮池で簡単ではないらしいのだが一度見てみたいと思っていたのだのでこれを良い機会と捉える。
まぁ釣る釣らないはともかく憧れやアイデアを叶えるワンチャンスは大事にしようぞ。
そんな訳でここに立ったのだが・・・こりゃダメだ。
既に成長しきった蓮がびっしりでフロッグの着水する隙間もあらへん。
なーる程来るなら5月くらいかな?まぁいいや見たかったものは見れた。また機会があればネ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b0/a61698918826ef8eccf1bb10f9a58358.jpg)
サンクチュアリよ永遠なれ
***
ここは野尻湖。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f8/9bd06684a544271cb9adba5beff7fb06.jpg)
小雨スタート
そしてガイドをお願いするのは一昨年に初めて利用させていただいた長谷川氏。
今まで色々なトコで多くのガイドにお願いしてきたけど彼ほど理知的で面倒見の良いガイドはおらんと思う程で
いつかまたお願いしたいと思ってましたがそのいつかが来た。
だがその前日のタックル事前打ち合わせで衝撃の発言を聞く。
「ロッドはミディアムヘビーでフロロ20lbを巻いてきて」
「推奨ルアーはカバースキャット」
えっ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/b_face2_shock_s.gif)
一昨年はフロロ2.5lbなる蜘蛛の糸より危ういタックルが推奨だったのに今回は真逆でまるで琵琶湖仕様やん?!
ってそんな事言われてもありませんがな~って話になりそのごっついタックルはレンタルして貰う事に。
いやしかし一体何がどうなったらそうなった?!
そんな訳で今回は単に釣果どうこうより違う意味で興味深々でスタートしたのであります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/1d/cacb6ecf6fced2973e6e977a11e34ea1.jpg)
師の愛艇はスキーター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a8/dd2116cde28a76dbe93c1c8e25f73033.jpg)
エレキや魚探が今やボートより高額化
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1c/acc440167f718839d5a98b1790b68477.jpg)
洗練されたタックル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/9d/1a37eda8e03059a387e1fa6aa6b25d20.jpg)
サポートバイフェンウィック
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fb/cb6b0a6b6fe775609e8113bb336ebc10.jpg)
歯形だらけの・・・
***
正直に言えば2.5lbタックルも使います。えぇ普通に。ノーシンカーやライトキャロにはそれでいいのだ。
我が霧雨のF0とF1こそベストセッティング。でも一方で対極のゴリゴリタックルも出番があるんだと。
さて朝7時にスタートして無風の湖を滑空して到着したのは・・・どこだろ?
野尻湖はそんなに広くないのですがポイント名が覚える程来た事ないからねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f9/02a22d88104699b62ed6f312928d2dd2.jpg)
絶対いい釣りになると思っていたのだが
んで状況的には前回のメインベイトはエビだったが今回はワカサギに移行しつつある様でつまり個々様々らしい。
いかにも野尻湖的なイメージの強い虫パターンはあと半月先だとか。
まずはノーシンカーのフォールからスタートしたのですがその水深がなんと9m?!
それをゆっくり水平に落としてゆくと気づいたスモールがひったくって行くらしい。
ワームは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0217.gif)
だが無風故なのか中々バイトがない。師曰く「スモールは風が命」だそうで無風は釣れなくはないが厳しいんだと。
まぁ確かに透明度の高い野尻なら向こうからも我らが丸見えですからねぇ。せいぜい風で水面を攪乱してくれないと。
しばらくやったがノーバイトのままなのでそれにシンカーを入れたライトキャロにする。
フォールスピードを上げて展開を早くするのかな?と思いきやあくまで確実にボトムをトレースする為であり
いつも以上に巻きはスローにしてくれって。少しだけティップを動かしてわざとスラックをつくり10秒待つとか。
結局じれったいんだがそうするとようやく反応があった。
釣れたのはチビスモールだが嬉しい一匹。
しっかし良く引くなぁスモールマウスは。淡水魚でこのサイズでここまで引っ張る子はそういないぞ。
だがそこから芳しくない時間になり師もうーんと困惑。
ポイントも幾つか点々としたがやがて琵琶島(弁天島)東へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/dc/1ee3ee1470d40ab3582c489924a58073.jpg)
晴れたり曇ったり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4f/217bc1aaea71d662c2d9e2e2f36668ef.jpg)
平日なのに凄いボート数
だが弩本命ポイントに一艘浮いておりどうもバーチカルでそこを狙っていて次々に掛けていた。
なので近寄れず様子を見ながら近くで釣りをしていたのだが師曰く「あそこが横綱なら我らは小結ポイント」だそうだ。
でもあそこしか居ない訳じゃないと通称小結ポイントで粘っているとガツリと根掛かり・・・
そう野尻湖は特に何もないくせにボトムトレースで根掛かる事多々であるのだ。
その多くは優しくほぐせば抜けるのだがたまにはガッツリ掛かってしまう事もある。
そんなガッツリ=ガッカリでしたがボートを反対側に移動させて外したらその瞬間に喰った!
いわゆるハングオフテクニックですがルアーを外そうとする動きを見ていて
外れた瞬間に反射的に咥えたのかもしれません。まぁ私からすればただのラッキー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0137.gif)
その2匹目は45cmとまずまずのサイズ。苦戦している中での一匹にようやく安堵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/86/e8769a125908eee5367c346abed558c2.jpg)
ゼムゼム悪くないサイズ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/1c/7823afc0d12996d32a369b9a3207e87b.jpg)
野尻スモールは逞しい
だがそれも続かず次の展開に。
「では例のカバースキャットやりますか」
***
閑話休題(休憩中)
ガイド中のランチは前回同様ランバージャックさん。お店の桟橋にボート横づけでOKな粋なお店だ。
まぁそれもそうだがとにかく野尻湖は美しい。お店でさえ上手く自然との共生が出来ており風景が全てがナチュラルに見える。
単騎遠征中はほぼほぼ誰とも喋らないのでこうやって誰かと釣りしたり一緒に食事をするのが単純に嬉しい。
決してそんなキャラではないのだがな(撮ったはずの写真がないのはスマン)
***
食事も終わり再び湖上に出たのだが状況は厳しいままなのでここは一発カバースキャットに打破して欲しい。
借りたタックルはこんなの。フェンウィックのMH68にメタ左フロロ20lb、そしてカバースキャットである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/4c/7e6cac1460bb5cb4f7fdce23ec815c29.jpg)
ラインはBMS(これにも意味がある)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/6e/5ba8e0e1b7bc43466c06925f2b67167d.jpg)
ライブスコープ面白い
これをブン投げてボトムを這わせてくるというまぁメドッドとしてはシンプルなものだ。
ワーム自体がかなり重いのでノーシンカー感は余りないけど一応ノーシンカー。
んで何故フロロ20lbなのか?ともっともな疑問。
これについてワラクシは長く勘違いしていたのかもしれないが例えば琵琶湖ガイドでの推奨タックルに
フロロ20lbなんてのは普通にあるがあくまでそれはビックフィッシュに対する強度の話だと思っていた。
ゴーマルそして万が一のロクマルに対抗する強いラインが必須なんだと。
でも関東勢からするとそこまで必要なくね?ってのが本音であり最悪16lbもあれば後はやりとり出来るさ!とね。
実際に私も琵琶湖で4lbで59cm獲ってるし細くてももなんとかするのが関東流や!ぐらい思っていた。
だが違った。
ここで求められたのは強度ではなくライン自体の自重でありその沈下スピードやスラック
そしてトレースラインをつくるにはフロロ20lbが必要だったのだ。
だって実際対極も対極の2.5lbでやりとりしている訳でしょ?つまり必要なのは直接的な強さではなかったのであります。
確かにライトラインはちっちゃいワームを動かすのに有利であり更に目の良いと言われている
スモールにはマストなのかと思ったら硬く存在感のあるフロロ20lbだろうと気にしないみたい。
もうマヂ目から鱗w
細い糸恰好イイとまでは言わんが何かそこに妙な拘りやプライドがあったがその呪縛はたった今解けた。
カバースキャットメソッドはこんな感じ。
フルキャストしてラインを出してきっちり着底させる。そしてティップを使って2回小さくジャークし
その後にハンドル半回転ぐらいのラインを巻きとりつつ数秒待つ。キモはラインを張らずダルダルにしとく事。
あれれ?これは釣りビジョンでデプス奥村氏が池原で見せたテクニックと同じ?見たことあるぞ?
んでバイトが出たら敢えてクラッチを切ってラインを送るんだと。
やがて重みが加わるのでそこでようやくフッキングするんだそうです。
・・・出来るかな?
今の今までバイトがあれば反射的に合わせる人だったのでそこで待つなんて可能かどうかw
でも一応そんなレクチャーは受けた。さぁ後はやるだけだ。
だがこの日は朝からイマイチで午後もやはりイマイチ。
頼みのカバースキャットも不発が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7f/e59a9265e9d1b31e21582d51ab7c8d0b.jpg)
ランガンじゃ!
やがて琵琶島西で浮いていたのだがようやく待望のカバースキャットバイトが来た。
不思議なモンでラインはダルダルなのに明確なココン!なるバイトあり。
反射的に合わせそうになるが我慢の送り込み・・・そして満を持してのフッキング!
そのスモールが今回ラストにて最大の46cm!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e7/51b9f70f9c16e52f953deea9395334f9.jpg)
獲ったぞー
サイズも良かったけどとにかく体験したかったゴリゴリ釣りが最後の最後に成功しました!うーん満足
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
結局終わってみれば3匹と数はイマイチでしたが新たな扉が開けたのは良かったと思います。
色々啓蒙されて改めて釣りの面白さ奥深さに気が付いたって感じであります。
そう言った意味でも釣れた釣れないデカいデカくないだけじゃなくて
そうゆう機会を与えてくれるガイドさんとたまには釣りしてみるのもいいと思う。
ありがとう師匠また来ます。
そんな訳でこれにて本当に遠征イベントは最後の最後。残されたミッションは帰るだけ。
遠征は無事帰ってこそ遠征であり、そのエンディングの向こうに新たなアイデアがあるのです。
今まで長きに渡り読んでくれた毒者の皆様ありがとうございました。
一億の毒者になるはやで届けんと~の一心で書いてきましたがようやく終わりを迎えられそうです。
最後に毎年恒例とは言え今年も遠征に行かせてくれた奥様と家族とヌコ達に感謝。
「ありがとう」
ではまた次の更新でお会いしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ab/a00fb57ada0f1103c734e522b40c44b1.jpg)
さぁ帰ろうかの
***
さてラスト。
無事山梨到着。
総走行距離は2400kmと走りに走りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/58/d713445a67b056cef8702b956f336e9a.jpg)
トラブルなくダンボーカーよく頑張った
件の市町村制覇アプリの北海道地図も結構色がついて大体5000位くらいまで上昇出来ました。
さてお次はどこを塗りつぶそうかしらね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a8/ceeea79fffddacfbf9b8acc23596f316.jpg)
放浪の軌跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/44/d4b7dd3654daba75eb982cb02c7cace6.jpg)
また北に来てや