Nonsection Radical

撮影と本の空間

スタイルの呪縛

2013年10月27日 | Weblog
昨夜からパソコン画面を睨みながら、ん~と唸っているのは、今冬の服装をどうしようかと思って。
オッサンのくせに巷のオッサンの地味で野暮でオッサン臭い服装とは無縁でいるのは、服装のスタイルが30年以上変わっていないからだ。
30年前の服装と同じまま30年経ち、服は同じでも中味はすっかりオッサンになってしまっているのだ。
いつの間にかオッサン臭い地味な色合いの服装に変わっていく人生観とは別の世界に住んでいる。
基本はアウトドア(野良着とは違います)。
そう、現在のナウなヤングがファッションとして着ているミリタリーとかフィールドなんとかに類するもの。
ただ違うのは「~ルック」ではなくて、「~」そのままなので、ある意味地味で野暮ではあるので”ファッション”ではない。
そのまま何十年も着続けているものもあるが、生地がよれたり、ほつれ、すり切れが出ているは中味のカラダと同様。
また、”ホンモノ”は重いので、それが最近の体力低下とともに負担になってきているのだ。
では最近の軽快なファッションに切り替えればと思うのだが、いざチェックしてみると、あれがダメ、ここがドウモ、こんなんじゃぁ・・・と、どうしても”実用”を考えてしまい二の足を踏む。
それに現実的路線として上下ユニクロのオッサンというのも、そりゃ無理があるでしょう~と思うのですよ。
じゃぁと、近場のショッピングセンターに行ってみたのだけれど、子供連れの家族がレジャーの代わりに回遊している広いフロアーをウロウロして、ようやくたどり着いた「紳士ファッションコーナー」に行けば、子供もすっかり独立した老夫婦が選んでいるようなコーナーにしか、オッサンの服はないんだよね。
いや、実際のところ、そこで良いわけなんだけど、なんか納得出来ないものがわき上がってきて、手に取る服にいちいち「わ~オッサン臭い!」って口に出し、そそくさと売り場を後にする結末。
一体、どんな服を着たらイイのだろう?
小雪も舞う風荒ぶ季節の街並みを5,6時間は休みなく歩き続けて撮影しても寒くなく重くなく不審者に見られないスタイリッシュな服装なんだけど。
一番便利なのはミリタリーだけど、この際そのスタイルはやめてフレッシュに行こうと思うんだけど、他に思い当たるのが工事現場の誘導員の服装しかないというのは想像力の限界なのかもしれない。
誰かコーディネートしてくれ~




新大阪駅東歩道橋から
大阪府大阪市東淀川区西淡路1,2丁目
撮影 2013年9月21日 土曜日 14時30分


千本通壬生高樋町から
京都府京都市中京区壬生松原町,壬生辻町
撮影 2013年8月3日 土曜日 15時55分
コメント
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