Nonsection Radical

撮影と本の空間

ライカユーザーは待望するのか

2013年10月15日 | Weblog
たまにはカメラの話を(ネタがないので)。
明日ソニーが新しいカメラを発表する。
いわゆる「フルサイズ」、つまり35mm版フィルムと同じ大きさのセンサーを載せたミラーレスと呼ばれるカメラだ。
この情報に接した時に、ソニーが一番乗りしたかと思った。
何が一番乗りなのかというと、ライカ”互換機”。
ライカというカメラもすっかりデジカメに移行し、これまでのフィルムライカと似たスタイルで、同じレンズを使える”互換性”を備えている。
で、これまでのライカユーザーもデジカメに移行するのかというと、そこには厚い壁がある。
「価格」という壁だ。
特にフィルムライカ”互換機”を使っていた人には、その壁は厚く険しい未踏の絶壁だ。
ならそこに商機が存在するわけで、デジカメライカの”互換機”が出てきてもいいのにと思うわけだ。
まあそれにはフルサイズセンサーの価格や自社規格のカメラとの関係やあれやこれやと問題が山積しているわけで、これまで発売されていなかった。
それでライカ規格のレンズは持っているけどデジカメライカが買えない人は、センサーの小さいAPS-Cサイズのカメラにつけていたわけだが、フルサイズセンサーのカメラにつけたい”欲望”は持ち続けていたはずなのだ。
じゃぁ、もしライカレンズのつけられるデジカメとはどんなのかなと想像していたのだけど、液晶ファインダー付きでピント合わせはフォーカスピーキング使用が現実的なんだろうなと思ったわけだ。
そして噂されるソニーの新型カメラがこの想像にピッタリの装備なんだね。
もちろんこのカメラはソニーの規格で、ソニーのレンズを使ってオートフォーカスで作動する普通のカメラなんだけど、アダプターをつける事でライカのレンズも使えるようになるんだな。
値段も安いものだとデジタルライカの1/3で買えるようだ。
このカメラがあれば、所持するライカ(規格)レンズが再び日の目を見る事になるのだ。
かなりそういう目的で購入する人がいるのだろうな。
唯一の問題は、この新型カメラを買うお金があれば、使い切れないほどのフィルムを買う事が出来るという事だ。
デジタルでバシャバシャ撮るか、フィルムでバシャバシャ撮るか、さあどうする?





高田駅前
奈良県大和高田市高砂町,本郷町
撮影 2013年9月14日 土曜日 11時30分


外川 6
千葉県銚子市外川町4,3,2丁目
撮影 2013年8月12日 月曜日 14時15分
コメント (2)
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