闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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消費税増税法案は廃案!

2012年03月28日 23時21分56秒 | Weblog
国民の多くが納得せず、国民新党が与党連立離脱の危機、
そして民主党自体が分裂の危機にある状況で、それでも消費税増税法の
案関連法案を国会のステージに乗せる意味があるのでしょうかね?

そりゃぁ財源が不足する事、いや不足している事は百も承知だが、
私が何度も口を酸っぱくして言っているように、そして多くの人が
思っているように、それをやる前にもっとやることがあるだろう?

中途半端な公務員給与削減に歳費削減、社会保障と税一体改革成案と
聞こえはいいが、あまりにも中途半端でお粗末な内容過ぎて
到底納得できるものではありませんよね。

政府が出している「政府・与党社会保障改革検討本部決定」を読みましたが
まず最初におかしいのが、社会保障改革についての話なのに
何故か大震災の復興の話が出てきたり、新しい公共の創出などと
訳のわからん説明が出てきたり、やたらセーフティネットセーフティネットと
セーフティネットという言葉だけが先行しているように思えます。

結局、それらを実現した場合、どのようになるのか、またどのような
日本の未来像があるのか、はたまたそれにより国民生活がどうなるのか
というブループリントが全く示されていません。

「~します、~もやります だから金を出してね!」と言われても
その根拠は?その効果は?それによって社会が変わる確率は?
と疑問符ばかりが頭の上にでてきて、増税するための口実ばかりが
単に列挙してあるとしか思えません。
しかも、どの計画もいつまでにやるのか全く書かれていません。
もしこれが事業計画だとすると、まぁ精々30点の出来でしょう。
意気込みだけだったら、小学生でもかけるわい!

それに加えて、いかにも官僚の作文らしく、大事な部分になると
解釈次第でどーにでもとれるような曖昧な表現が使われていて
「結局、やるの?やらないの?」と思わず突っ込みを入れたくなります。
「~年度には~だけ不足する」という表現も多く、足りないなら
増税よりもっと効果のある経済政策で歳入を増やす方べきでしょう。

私がそれを読んだ感想としては、総じて「私たちは経済を活性化し
外貨も稼ぐ能力がない愚か者ですから、国民の皆さん、
私たちにお恵みをください」という風にしかとれませんな。
それが本音なら、正直にそう言えばまだ可愛いものだが、
それを何やかんやと国民がうんざりするような屁理屈をこねて、
国民の危機感をあおっているようにしか思えませんな。


今日目に付いた記事:
 ・<厚生年金基金>運用担当9割「素人」…厚労省調査
  後手後手の調査なら、小学生でもできるぞ、バカ者!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 嘘をつくなら、もうちょっとマシな嘘をついたらどうだ!