闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

常識を超えたものと超えられなかったもの

2012年03月17日 21時27分54秒 | Weblog
今日のYAHOOニュースに大変驚きなニュースが掲載されていました。
それがこれ「<ダニ>真空でも生存 金沢医大・阪大、電子顕微鏡で確認

普通の人は「これのどこが驚きなの?」と思われるかもしれませんが、
従来の科学の常識では、真空になると水の沸点が下がり
通常の室温でも沸騰するので、生物が真空中に入ると
血液が沸騰して生きていられないといわれています。

ダニでも原始的な血管があるでしょうから、それが真空中で生きながらえた
ということは、従来言われていた上の事が根底から覆される事にも
なりかねない大きな出来事です。

あと呼吸の問題があります。ダニは空気中で呼吸していないのでしょうか?
ダニの場合、哺乳類とは全く異なる方法で酸素を体内に取り込んでいますが
酸素が必要な事には間違いありません。
それが真空という酸素のない状態に置かれたら、普通は死んでしまうと
思われますが、同実験では30分間にわたって真空の中に置いたのだとか。

呼吸を遮断する手を使って、私がよくやるのはゴキブリです。
ゴキブリに食器を洗う洗剤をかけたら、洗剤液がゴキブリの
呼吸器にしみ込んで酸素を遮断したり、気泡化して遮断するので
数十秒でゴキブリは動けなくなり死んでしまいます。
それに洗剤に含まれる成分で、ゴキブリに付着している黴菌も死滅したり
洗剤液の中に閉じ込められるので拡散しませんから。

ダニも昆虫ですから、基本的にゴキブリと構造が変わらないはず。
それが真空中で30分も生き長らえ、その後も生き続けたとはね・・・
とっても不思議です。生き物の可能性とは、ホント無限ですよね。

上の話は、従来の常識を打ち破った話ですが、常識を破れなかったのが
『ニュートリノ「光速超えず」=別のチームが再検証』
これは結局、ニュートリノは光の速度を超えていなかったという記事。
草葉の陰で、アインシュタイン博士もホッとしているでしょう。

最初「ニュートリノが光速を超えた」との記事を見た時、
多くの人がそれが間違いだと思いました。
アインシュタイン博士の特殊相対性理論では、色々な難しい計算をしても
光速は一定の値だった事から、すべての物質は光速を超えられないと
予言されていますので、もし光速を超えるニュートリノが存在したら
物理学の常識が根本的に覆されるところでした。
こちらは常識を超えられませんでしたね。

ただこれらも「今の時点では」常識であって、明日の常識とは限らない。
明日、光速を超える物質が発見されるかもしれません。
そういう意味では、「常識」とは非常に量子力学的であり
私には、そのように日々切磋琢磨して物理を追及する人間の姿見て
笑っている神様の顔が目に浮かびます。


今日目に付いた記事:
 ・大連立打診、いつ誰と会ったか言わない…岡田氏
  こういう裏でコソコソやること自体、国民のいら立ちを招くんだ!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 全く神様の投げかけた謎というのは奥深いものだ