闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

お盆特集:京のお化け

2009年08月12日 15時22分59秒 | Weblog
夏の風物詩と言えば「幽霊」や「妖怪」ですよね、暑い夏の夜に必須です。
最近、京都市内ではお化け屋敷なるものは、全く姿を消しましたが
京福嵐山線には、妖怪電車なるものが、期間限定で走っています。
この妖怪電車は、子供たちに大人気! 妖怪仮装コンテストも行われます。

千年の都には、たくさんの妖怪が住み着いていますし
身の毛もよだつような怖~いお話がたくさんあります。
特に平安時代、安倍晴明に代表される陰陽師の活躍で
かろうじて妖怪などから守られていたようですしね。

平安京で一番有名なのは「鬼」と「天狗」でしょう。
鬼は、丹波の国(京都府の北部)の大江山に住んでいて、
夜な夜な都から人をさらって行っては、食べてしまいます。
時には、羅城門のところに捨てられた死体や行き倒れになった死体を
むさぼり食ったりしていたそうです。
また一説には、羅城門の二階に鬼が住んでいたとも言われています。

天狗は、義経が修行した鞍馬寺あたりに住んでいたらしいです。
現在の、叡電の鞍馬の駅には、大きな天狗のお面が飾ってありますよ。
一般的な天狗のいでたちをみると、修験道の僧のよう格好をしていますから
密教と関わりあるのかもしれませんね。

平安京には「鬼殿」と呼ばれる中納言藤原朝成のお屋敷が三条西洞院に
ありました、藤原朝成が出世競争に敗れたあいてである藤原伊尹を
生霊となって呪い殺したそうで、それ以降、藤原朝成邸は「鬼殿」と呼ばれました
その当時は「鬼殿」に誰も近づかなかったようですが、
江戸時代にはその場所に、紀州徳川家の藩邸が構えていたそうです。
その頃には、もう怨霊の力もなくなっていたのかな?

私が以前仕事でお世話になっていた企業さんがあった直ぐそばに
「一条戻り橋」がありました(清明神社の近所です)
この「一条戻り橋」、今では何の変哲もない橋ですが、
古代から数々の伝説や血塗られた過去があります。
その名前は、三善清行の葬列がこの橋を通った時、清行の訃報を知って
熊野から戻ってきた清行の子である浄蔵が、清行が生き返るようにと祈ったら
清行があの世から戻ってきたという逸話から名付けられています。
また、豊臣秀吉がこの橋のところに、千利休の首をさらした事でも有名です。

「すでに亡くなり髑髏と化した女性が、夜な夜な人間の格好をして現れ
若い男を誑かす」というような話は、枚挙に暇がありません。
他にも源頼光の大江山に住む酒呑童子(しゅうてんどうじ)退治の話や
千本鞍馬口に住んでいた土蜘蛛退治の話など。

現在、心霊スポットと呼ばれている場所も京都にたくさんあり
深泥池や清滝トンネルはあまりにも有名、他に船岡山や静原、
野々宮神社近くのJRの踏切、将軍塚などなど。

あーここまで書いてきたら背筋がゾクッとしてきました、
これで少しは涼しくなった感じがします。
おっと!お盆に幽霊や妖怪の話をすると、本当に現れるのでした!!
クワバラ、クワバラ


今日目に付いた記事:
 ・落ち込み続く二輪車販売=ピーク時の1割強
  法を含め環境的にライダーが増える環境にありませんからね。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 今も昔も、夏には怖い話が一番