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風に向かう刻

主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。

スキマ産業。

2016年06月05日 | ドラッグスタークラッシック1100

 ( ̄ー ̄)<皆さんオートバイ乗ってますか~?

 私は微妙に乗っているようないないような状態ですが、
うかうかしているともう九州辺りは入梅だそうで、
気持ちのよい季節もあと少し・・・え?関東も近々入梅ですかorz。


 そんないい季節にも法定の車検はやってくるわけで。
現在はメインのCBRがショップで車検中にて手元にありませんが、
近いうちに戻る予定ですので、2台体制を快適にやってゆく準備が必要となりました。

 実は今回、あまり考えずにDS11を買ったことは既に書いた気が致しますが、
一番の難題は我が家の駐輪場でした。

 駐輪場以外に、軽自動車2台で丁度いいサイズのささやかな駐車場もありますが、
大切なオートバイを道路に面したそんな場所に置くのも色々心配ですし、
そこの地面はそもそも傾斜があって、オートバイを停めるにはあまりよろしくありません。


 そこで。
『狭い駐輪場の中でやりくりするしかないな~』と思い至りまして、
いつかどこかで見かけた、狭い場所でのバイク移動の道具を入手いたしました。


 
 その名は 【 バイクシフター 】。
http://world-walk.com/parts/kougu/bsf/

 私自身『ん?バイク”リフター”じゃないの?』と思ったりしましたが、
製品としては後発ということもあり、なかなかのアイディア製品でございました。

 ネットなどではバイク”リフター”の自作例は結構沢山見かけますし、
実際に私にも比較的簡単に作れそうな気がするものだったり致しますが、
バイク”シフター”のほうはその工夫にお金を出す気になる違いがありました。


 それでは少々、外観からの特徴紹介などを。
この製品、タイヤの下に挟んで梃子の原理で持ち上げて車体をスライドさせるものですが、
底にはローラー(ベアリング)とボールが取り付けられております。



 ここで地面をゴロゴロ転がるわけですね。
”地面の状態がいい場所なら”実にスムーズに滑らせることができます。
ここはバイク”リフター”とほぼ同じ構造です。

 続いてバイク”シフター”ならではの特徴。



 タイヤ下に差し込む”ツメ”の部分が左右非対称になっています。
この形状のお陰で、より車体中心に近い立ち位置から力がかけられます。



 また、タイヤ下にうまく納まるようにツメの先端が谷状に加工されており、
タイヤ外径や形状によらず、よりしっかりとフィットするようになっています。

 また、こんな場所も違いあり。



 つま先を入れて踏む場所ですが、
上のガードがよりがっちりとしたものになっている為力がかけ易く、
また、踏む面にも折り返し加工がされていて、靴底が滑らずしっかり噛むようにしてあります。


 このあたりが、直線基調のバイク”リフター”よりも面白い箇所であり、
その単純形状ゆえに極めて模造がし易かった製品と一線を画す部分でした。

 正直、自分で材料を買って同じ強度を保ちつつ、この加工をするならば・・・で計算すると、
『買ったほうがいいよね』と思えるぐらいの違いがあります。


 ついでにおまけにこちらも紹介。



 おもちゃのクルマみたいな形状のものですが、
こちら、スタンドの下に噛ませて動きを良くする製品。
名前は 【 スタンドムーバー 】なるもの。

 ご存知の通り、オートバイは停車時に前後タイヤ&スタンドの3点で接地しておりますが、
仮にリアだけを持ち上げて動かそうとしても、
スタンドが軸になって回転するだけで、平行にはなかなか動きません。

 また”路面の状態がよければ” スタンドをガリガリ擦るか、
車体を起こしながら動かせますが、多少滑りが悪いと結構力が要りますので、
そんなときに、スタンド自体が滑りやすければ、
車体を寝かせたまま、リアだけに集中して動かし易くなります。


 製品としての紹介は以上です。
一見二番煎じですが、その実なかなかのアイディア商品でよく改善されていて良いものです。

 

 続いて使ってみたお話。
まずは、元々のCBRのある場所に向かって、通常通りDS11を入れていきます。



 段差の関係で画像の⇒の箇所しか通行ができないのですが、(DS11はそれでも腹を擦ります)
逆に言えばCBRも同じところを通らないと出られないわけで、
そこをに停めるとDS11を出さずにCBRを出すことができなくなります。

 余談ですが、この段差はエンジンをかけずに押して登るのは不可能。
250ccクラスならなんとか押して越えられますが、
大型バイクでは途中でスタック&押しゴケになる公算が高いです。


 そこで、『切り返して壁に寄せればいいじゃない』と思うところですが、
上がった状態でCBRがあると、DS11の前に出来るスペースはこれだけ。

 流石に50cmかそこらの距離で切り返すとなると大変。
DS11の回頭性は低く、回数が多くなり面倒くさすぎますし、
いちいちCBRのリアにヒットして碌に動くことができません。



 頑張っても精々この感じ。
右側の隙間ではとてもCBRを押しながら下がって出ることは出来ません。

 300kgに迫る車体でなければ、反動と力技で左に寄る手もありますが・・・
DS11では正直、体を壊しそうな気がするだけでやりたくありません。


 ここでバイクシフター&スタンドムーバーの登場。



 まずはスタンドの下にスタンドムーバーをセット。
これで途端にスライドし易くなります。



 続いて、バイクシフターをタイヤ下にセット。
写真の状態では基本的な使用法の”引き”で使うセット状態ですが、
反対側にセットすれば”押し”でも使うことが可能です。


 あとはよいしょと、車体を支えつつシフターを引いて(押して)やれば、
フロントタイヤを軸に車体がぐるりと回転して一気に壁際に。



 一発でここまで寄ることができました♪

 これだけ開けば、CBRで出入りすることも容易になりました。
実際本日は、車検に出すのにCBRをバックで押して坂を下りて行って参りました。

 

 このバイクシフターというか、バイクリフターについては、
元来オートバイを運ぶ仕事の方が、
【 トラックの荷台で横向きにバイクを積む 】目的のものだったそうで、
私の駐輪場のような狭小な場所では特に威力を発揮するものです。


 なんでもそうですが、面倒くさくなったら終わりですので、
こういうちょっとしたことで手間が減れば、この先のオートバイライフも安心ですね♪

 恵まれた駐車環境の方には必要ないものですが、
都会住まいの狭小スペースの皆様、結構オススメです( ̄ー ̄)。
また、切り返しが面倒な状況でも1発で狙った場所に動かせますのでとても楽ちんです。

 でも一つだけ注意点あり。
オートバイのように重いものを乗せて”ベアリング=鉄のローラー”が滑りますので、
地面が傷ついてマズイような場所では利用ができません。
おそらく、弱い塗装だと割れ、コンクリートでも多少の傷がつく筈です。
そこだけはご注意くださいね~。

 

 最後にオマケ。
CBR1000RRで常に大活躍のOptimate4(バッテリ消耗の不安が皆無になりました)ですが、
DS11でも使えるように、車載状態でそのまま充電が可能な取り出しケーブルを取り付けました。



 これでいつツーリングに出かけても安心です♪
出来ればアメリカンバイクで押しがけなんてしたくありませんからね~。


くまったくまった。

2016年05月23日 | ドラッグスタークラッシック1100

 えー。
まだドラッグスター1100が納車されませんでorz

 
 手元の書類によると、契約をしたのが4/17。
5/23現在、私のところに購入したドラッグスターが存在したのは約1日間だけ。

 途中でトラブルあったとはいえなかなかの長丁場です。
そういえばそろそろ1回目の支払いが来るなあ。。。


 いよいよ1ヶ月も過ぎて普通だったら怒りそうなものですが、

『バイク王の業態的に最初からそんな気もしてた』 のと、

幸か不幸か、『店員さんが皆さんお人柄がよかった』 ことが歯止めをかけております。

 

 目下、流石の私も痺れを切らせて、
電話で納車や整備状況についてコンタクトをとっておりますが、
漸く本日に 「車体の整備”は”終わりました」 の状況。

 今度は再入庫のついでにと追加オーダーした 「ETCのセットアップがまだなんです」とのこと。
事前に確認しなかった私も悪いんですが、
バイク王系列店は基本的に ”オンライン認証が行えない” ようで、
書面のやり取りの後に、現在セットアップカード待ちなんだそーな。

 そして火曜は定休日。困りましたねえ。


 ただね。

『バイク王なんかで買うからだ。ざまあみろ』などと思うなかれ。

 諸々悪評が絶えないのは大手さんの常ですし、
かつてクレームの最前線で仕事をしたことのある経験から言うと、
お客様に直に接する、今回の バイク王柏店 の店員さんの対応は及第点なんです。

 幸いにして買い手の私には色々な意味で余裕がありますし、
あとは水曜に納車されることを願うばかりです。


 そういえば電話口で、
「手前ごとでホント恐縮なんですが・・・今丁度厄介な車両を沢山抱えてまして」
などと仰っていましたっけ(笑


 2度目の納車というレアなワクワク感に苛まれている現在ですが、
取り敢えず連絡が来たらば、
職場からそのままの姿でヘルメットもって電車で店に向かおうと思っております( ̄ー ̄)。

 この週末はきっと走るぞー!っと。


イグニッション!!

2016年05月15日 | ドラッグスタークラッシック1100

 うーむ。ああ空はこんなに青いのに~。
この週末も結局オートバイには乗れず仕舞いで御座いました。

 土曜は通院と買い物その他の用事で終わり、
日曜は、持ち帰り仕事とかではないのですが慣れないデスクワーク。
気がつくと日曜の夜ってんですからなんともかんとも。


 そんな、いい天気なのにどこか虚しい夜には筆も進むというもので、
本日2回目のよしなしごとをつらつらと書いております。

 閑話休題。
なんかこう必殺技みたいな響きでカッコイイお馴染みのイグニッション。
そしてそれに付随するスパークプラグですが、
エンジンにとってはとっても重要なパーツですよね。

 ところがCBRに乗るようになってから全くというほど悩みの対象外でして、
トラブルや不調を感じたことは皆無。
イマドキの出来のよいインジェクションしかり、HONDA車両であることも然りで、
20,000kmを目安に定期交換していること以外は気にしておりませんでした。
(CBRの場合、交換自体はそんなに頻繁でなくても全く問題ありません)


 反面、2stの頃は常にリアボックスに必ず入っている消耗品で、
出先では洗浄など出来ませんから、状況によっては1,000kmで交換していましたっけ。
まさか今になってキャブ車のドラッグスターに舞い戻るとは思いもしませんでしたが、
先日の片肺事件からこっち『やっぱ必要よねえ』ということで手配しておりました。


 バイク屋さん自体はまだ原因をはかりかねているようですが、
そもそも空冷Vツインエンジンのリアバンクは熱の関係もあって濃い目のことが多く、
今後もまたカブりの可能性はありそうです。

 そんなわけで購入。

 番手は純正指定の 【 PBR7E 】。
今回はイリジウムと両方用意いたしました。

 2stのような使いかたならば迷うことなくノーマルプラグをホイホイ交換ですが、
今回は4stですので基本的にはイリジウムプラグで行きます。
出先でもし困ったら緊急対応でスタンダードプラグへ。

 番手を下げて焼け方向に振ることも考えなくはないのですが、
バイク屋の検証結果が出るまでは”そこで”対応はしないようにするつもりです。

 
 イリジウムという素材以外にも、
明らかに外観からしてコストのかかりかたが違うプラグ2パターン。

 左がスタンダード、右がイリジウムプラグです。
オイルを一緒に燃やす2stではイリジウムの細い電極は使いたくないものですが、
その辺4stは気楽でいいです。始動性なんかもあがるといいなあ。


 今回、プラグレンチも2種類購入しておりますが、
これは普段使いのものと車載のものの2種類。

 自宅ではソケットレンチ用のものだけで必要充分なのですが、
車両が中古でしたので、ノーマルとはいえ車載工具が乗っておりませんで、
使い勝手がよさそうでなシンプルなプラグレンチを追加購入。

 どちらも安心のKTC製です♪

 ドラッグスターの荷物入れは非常に小さく、
ETCの車載機や書類コピーなどで既にいっぱいな容量ですが、
プラグレンチと予備プラグぐらいならいけそうな感じです。


 上でも触れましたが、バイク屋さん自身はいまだ原因をはかりかねているみたい。
曰く「まとまってテストをする時間がとれない」とのことで、
ちょこちょことテスト走行されているそうです。
現状はプラグ交換後不具合がなかなかでないそうですが、
実際は納車前に交換されたプラグが初期不良だったとかそういうオチなのかもしれませんね。

 相手も商売ですので、積極的にキャブOHなどの予測対応はしない方針っぽいですが、
(法定諸費用とは別に納車整備で5万円以上支払っておりますが)
原因究明できないなりに、出来れば対応して頂きたいなあなどと思っております。


 しっかし。如何せん車体がないとどうしようもありません。
5月中にはCBRの車検も取らなくてはなりませんし先にあまり余裕がなくなってきました。

 余談ですが、過去ずっとユーザー車検で対応してきたCBRですが、
今回はバイク用品店のサービスを利用するつもりです。
理由は仕事をそうそう休めないから。
日本の大多数のサラリーマンに有給という制度は労働者のためのものなどではなし。
フルに有給が溜まって消えていくだけなのはもはやあるあるネタですね~。

 同じ境遇にある世の中小企業勤務の皆様。
ご心中お察し申し上げます。お互い頑張りましょう!!ということでひとつ( ̄ー ̄)。


会いたい時に貴方は居ない?

2016年05月12日 | ドラッグスタークラッシック1100

 そんな歌ありましたね~。

 実はそこまで焦がれているとかそういうのではないのですけれど。
付き合いも短い(1日とちょっと)ですし色々と悶々としております。
それでも地球は回っているってなもんで、
貴方(ドラッグスター)が居なくてもパーツ類は着々と入手を続けております( ̄ー ̄)。


 そんな訳で本日はこちら。

 車体の納車前の段階からサイドバッグを取り付ける前提で、
サポート(金属のステー)を購入しておき、納車と同時に取り付けたのですが、
肝心のバッグが無い状態でした。


 ここから少々悩みまして、
候補には樹脂のハードケースやらスポーツタイプのバッグやら色々あったのですが、
『やっぱり黒いレトロなバッグがいいなあ』と思い至りまして、
手ごろなサイズで価格的に求めやすく、手入れが要らないものを選びました。

 本当にamazonは便利です。

 ちょっと過剰梱包なところも日本人的にはそれなりに好印象。

 ですが、流石に輸送箱には外側の段ボールは必要ないかなあ。

 映像ソフトや電子機器などの”輸送箱もデザインの一部”なものに、
送り状を直貼りされると少々印象が悪いというものですが、
流石にプレーンな段ボール箱をマトリョーシカスタイルだと勿体無い気もします。


 取り出すとこんな箱。
味も素っ気もない箱に、商品の型番だけが書いてありました。

 ライダーにはお馴染みのTANAX製品。
安くてそれなりにしっかりしているのでユーザーさんも多いのではないでしょうか。
私もタンクバッグ関連では色々お世話になりました。

 中身もしっかり梱包で好印象ですね~。


 よいしょと取り出してびりびりっと袋を除去。

 実にアメリカンらしいタグがついておりました( ̄ー ̄)。
なにやら新しいカバンってワクワクしますよね~♪


 今回選定の理由は次の感じ。

・合皮。 (本皮だと手入れなどをしない人間はすぐにダメにしてしまいますので)
・サイズが適切。 (大容量も魅力ですが、大物はどうせキャリアに積みます)
・蓋がしっかりしまる。 (走行中に中身が飛ぶことはよくあります)

 そんな経緯でこちらになりました。

◆TANAX MFA-9 http://www.tanax.co.jp/motorcycle/product.php?goods_id=1279

 もともとトゲトゲスタイルは好みではないのですが今回は敢えて選びました。
コレ、鉄製の鋲が使われておりまして、
蓋が暴れない為のウェイト役として見込みアリなのでこちらを選定。

 画像だけで買ったのですが、
実際に蓋を持ち上げるとずっしり重くいい感じです。
蓋の形状も箱っぽい形ですので収まりがよいようです。


 バッグの中はこんな感じ。

 容量は片側10Lとのことですが、
流石にキャンプ道具が丸々入ることはないものの、
レンズ付の一眼レフが余裕で入り、湯沸し用のバーナーや鍋ぐらいならば問題ありません。
長めのフラップがついていますので、出し入れの際に飛び出しの心配も少ないですね。

 また、容量の可変タイプではありませんが、その分型崩れには強そうです。

 中央には南京錠用のホールがありますので一応盗難対策にもなりますし、
面倒なときにはベルトを留めずにそこだけでロックも可能な気がしております。

 250(H)X340(W)サイズなのでA4ファイルぐらいならば余裕で入ります。

 

 あとは取り付けるだけヽ(´▽`)ノ!?でも車体がない!わはははは。

 預けて1週間。
バイク屋さんからはまだ連絡がありませんでしたので、
メールで問い合わせしてみたのですが、先ほどご回答を頂戴しました。

「何故かプラグが一方だけ湿っていて片排状態でした」とのこと。
片排の理由はまだ判らず、プラグを一方交換しただけで今は好調だそうです。

 自宅から5kmのインターに乗って富士山に行っただけでの不調であり、
そもそも器用に片方のプラグだけをなんらかの操作でカブらせることは難しいですよね。

 今回は敢えて自分で問題解決をせずに現状戻しをしており、
引き続きの原因究明を求めておりますが、結果が気になるところです。
まぁ機械ですので調子が悪いこともあります!


 返答も丁寧で気持ちよいもので、
ご対応はちゃんとして頂けているようなのであとはお任せですね~。
また電車で1時間半メットを持って伺うのだけが憂鬱ですが、ともあれ納車が楽しみです!


あるいみ前後不覚。

2016年05月07日 | ドラッグスタークラッシック1100

 なにやら順序が逆になっているような気も致しますが。

 なにせ不測の事態っていうやつで、
買ったオートバイが手元にない・・・という。困りましたねえ。

 そんな訳で。
納車日の夜 ⇒ 富士山ツーリングの朝 迄にさくっと行ったカスタム?
などをつらつらと紹介させて頂きます。


 まずは素材はこちら。
「ノーマル車両」が売りでしたので、
何の色気のあるパーツもついていない ドラッグスタークラッシック1100。

 10年落ちで10,000km少々ですから碌に乗られていなかったことが伺えますが、
ハンドルストッパーの打痕や転倒痕などもなく、
『(おそらく)放置されていて錆びている』以外不自然な点のない車両です。

 あと15万円出せば、他店に同じカラーでピッカピカな車両もありましたが、
そもそも鍍金パーツに執着がなく、そこまで磨きこまないと思いこちらにしました。


 作業はCBRを置いている自宅横の鰻の寝床( ̄ー ̄)。

 今回よく考えずに買っておりますが、
ここにDSC11を置いておくとCBRを出すのが困難です(笑


 とはいえ誰だってワクワクな納車当日の夜。

 納車待ちの間に買い溜めていたパーツは、すでにコンテナの中に放り込んであります♪
それではさくさくっと作業を進めてしまいましょう!

 

【 1.ヘッドライトのHID化 】

 そもそもドラッグスター1100のベースになった車両の設計が古いこともあり、
当然ながらヘッドライトは昔ながらのハロゲンバルブ。

 自分が道を見る為のみならず、
被視認性の意味でも明るいバルブが望ましいので、雰囲気は気にせずHIDに換装です。
イマドキはLEDバルブも選択肢にありますが、
リフレクタを換えないバルブ換装だけなら私はHID派です。

<ノーマル>

 至って普通の電球色ハロゲンバルブ。
60/55Wバルブですのでぼちぼち明るいのですが少し心許ないです。


 ここに”オートバイ用”に設定された、
リレーレスのHIDを仕込んでゆきます。バルブは1灯のスライド式で35Wです。
35W選択の理由は十分な明るさが見込めたことと、他デバイスへの電源融通のため。


 
 まずはヘッドライトケースをカパッ。
標準状態ではかなり空間の余裕があることが見て取れますね。
中は鍍金処理されていませんので錆びておりますが、どの車両もこんなものでしょう。

 バーナーを仕込んだらば、標準のゴムカバーが着けられなくなりましたので、
適当にスポンジシートで隙間を埋めておきます。

 あとは適当に緩衝剤を配置しつつバラストなどを仕込んで。

 見た目は雑ですが、
ドラッグスタークラッシックのライトケースはデザイン的に容積が大きいため収納可能です。
熱問題の懸念については、ケースそのものがド鉄なので問題なさそうです。

 うまいことケースに収めたらば作動テスト。

 いい感じですね♪
光軸確認のために夜のうちに作業をしたのですが、
心配されたほどレンズカットとの相性は悪くなく、上下切り替えもバッチリです。

 

【 2.グリップ交換 】

 純正のラバーグリップはおそらく新車から交換されていないようで、
表面が硬化してガサガサになりコントロールに難が出そうでしたので交換。

 ・・・と行きたいのですが、意外とあるようでない交換用グリップ。
何故かオール金属のメッキグリップや、ドクロ付き、ラインストーン付き、
果ては先端が尖がったドリルみたいなものはあるのですが、
運転操作に配慮したような製品はついぞ見つけられませんでした。

 仕方がないので、1インチハンドル用で無難そうなものを購入。

 汎用のスポンジグリップ。
固定をしっかりすれば握りこむことで径が少しでも縮まる狙いもあります。


 DSC11に対応を謳った専用品でありませんので、
試してみるとスリーブの長さも違い合わず。
更にはスロットル側は内径が違い取り付け不可能ということがわかりました。

 最初はこのままノーマルで行こうかとも考えたのですが、 
とりあえずバラして思案。

 まあなんとかなるかなー。

 それとひとつ。社外グリップの懸念は純正ハンドルに装着のウェイトがなくなること。

 これがウェイトですが、
なくなると振動のポイントがズレてよろしくありません。

 コレを生かす形でいくことにしますので、
スロットル側はスポンジ部分のみを利用してノーマルスリーブに接着。
クラッチ側はスリーブをカットして長さ調整、
一部ゴムラバーを残して見た目を延長して対応。

 ”ハサミ”で切っておりますので、
スポンジの端の処理がよろしくないのは性格の出るところ。

 翌日、これで富士山までツーリングに行きましたが実に快適でした。
現在、一応純正のASSYパーツも発注してあるので、
気が向いたらばノーマルのフレッシュなラバーグリップに戻すやも。

 

【 3.背もたれ&キャリア、サドルバッグサポート 増設 】

 これからのお出かけを快適にするために、どれも必須なパーツ群です。
特にキャリアとサドルバッグはキャンプやロングツーリングに役立ちます。

 キャリア&背もたれはサードパーティ製の求めやすいものを購入。
純正の1/3ぐらいの値段で購入が可能です。
(なんでもそうですが、純正オプションは量が出ない分高いんですよね)

 説明書も入っておらず、こんな感じでバラバラ状態。
簡単な構造なので仮組みもあっという間です。

 ”鷲のエンブレム”とか”髑髏”とかそういう装飾はございませんが、
一応全体がメッキ処理されたプレーンながら小奇麗なものです。

 もっとも値段なりに裏側の下処理などは手抜きですが・・・


 この辺もそんなに気にならない性分なので錆が止まっていればOK!


 あとは車体に組み付けるだけ。
別途購入しておいた、サドルバッグサポートとともに組み付けます。

 これから。


 
 ↓
 こんな感じに。


 
 社外品なりにタンデムシートの取り外しがし辛くなりましたが、
それ以外は問題なさそうです。背もたれもしっかりしていて好印象。

 ワルそうなシーシーバーもハーレーなどではイメージが強いのですが、
あれって実用性あるのかしら。
休憩時にジャケットを引っ掛けておくにはよさそうですが。

 

【 4.ヘルメットホルダ増設 】

 最後に、リアフェンダー横に標準装着のメットホルダーについて。
こちらはサドルバッグを取り付けると、隠れて利用できなくなりますので、
トップブリッジ横のハンドルバーにメットホルダを増設しておきます。

 これはネジ止めするだけです。
カウルつきオートバイと違ってこの辺りのスペースは広い為、
メットを置いておくには丁度いい場所なのですが、ロックがあれば更に安心ですね。

 

 以上が 納車日の夜 ⇒ 動作確認ツーリング日の朝 に行ったカスタム。
このときはまさか、車体が納車から1日で居なくなるとは思いもしませんでしたが・・・
ともあれちゃんと治って帰ってくることを期待するばかりです。

 戻ってきたらば、
USB電源の設置とその他デジタルデバイスの取り付けかなーヽ(´▽`)ノ。