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風に向かう刻

主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。

2stには厳しい昨今ですね。が。やめられない。

2025年01月19日 | NSR250R

 いやはや。人間もオートバイも不調というのはどこか突然にやってくるもの。

 画像は本日、私の家からドナドナされていった当blogにもよく登場する友人のNSRですが、
なにぶん素人(私と友人)がレンタカーのトラックに積んで運ぶわけで、
万一にも事故は許されませんからこれでもかと厳重に固定のうえで運搬して参りました。
しかも私の苦手な(笑)オートマで、千葉北西部の密集した狭い都市部への移動でしたのでそれなりには難儀しました。


 しかしこのNSRも早いもので製造から30年ですか。
私自身、NSR250RをMC18から21、21改のPGM IV仕様、そしてMC28へと、
思えば若く元気な時分に一番楽しんだオートバイだったと言っても過言ではない程乗ったNSRですが、
当時は今時のオートバイとは違って色々と”あたりまえだけどありえない事”が沢山ありました。
それはあの軽さであのパワーを出しあの走りをするオートバイであり、
2ストロークエンジンの最終進化形のひとつでもあり、憧れのレーサーのほぼ生き写しの構造であることから、
結果として相応に気難しいオートバイでもありました。

 いまでも鮮明に思い出しますが、冬はラジエータにガムテープを貼り、
高速では常に焼き付きに怯えながらスロットルの開け方を工夫し、
それでもお守り代わりにタンクにはキャップ1杯の2stオイル。空気の薄い高地と、気温の下がる冬場は怖かったものです。

 でも。どんなに気を付けても焼き付くときは焼き付きますし、
NSRについてはクランクセンターシールの持病で2回もクランクを庭先で換えましたっけ。
分離給油のオイルポンプも油断するとシールが自動で落ちてくるし、クラッチはハウジングのボルトが折れ焼けて溶けるしで大騒ぎ(笑)
ただ、走ればそれこそ最高に愉しくて今の4stのどのバイクにも存在しない魅力のあるオートバイでした。


 そんなNSR250Rですが、このNSR氏の車両もなんと走行90,000km超。
途中で腰上のオーバーホールなどは経ているようですが、かなりの距離を走っています。
そしていよいよ不調のタイミングがやってきたという状況ですが、今回は高速でのエンジン停止だったので当人も災難でしたね。

 というわけで自宅からちょうど50kmほどのNSRでも有名なショップさんへ持ち込みました。

 人気店であり予約時点から一苦労する有様ですが、過去のご対応も日頃の評判も良好なお店です。
今回は車両が不動ということもあり、作業着手まちの間早めにお預かりを頂けることになりましたので大変助かりました。

 尚、実際の作業は2~3か月後からの見込みとのこと。
最大の場合の概算見積では『一体PCXが何台買えるんだ??』ぐらいの費用感ですが、
まー30年前のオートバイでもうパーツも出ませんし、あとはプロの手間と人脈でなんとかして頂くわけでそこは納得の範疇ですね。
お金を出すのは私ではないので(笑)あとは友人の熱意の部分になりますが、直したい気持ちはよくわかりますので応援しております。

 唯一心配なのは中間管理職の悲哀を地で行く我々にはオートバイは大切な心の栄養素ですから、
少しでも早く快調なNSRが戻ってくることを願うばかりです。

 みなさまも愛車のメンテは万全でしょうか。
来たる春に向けて今から早めに準備を進めてゆかれるとよいかと思いますが、
私もそろそろVTRのオイルとフィルタを交換せねば。CBRは初夏かなあ。などと色々と計画をしております。

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