3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

初冬の夜は「冬の旅」Mark PADMORE

2011-12-04 19:39:20 | 音楽ノート
今日は、トッパンホールに冬の旅を聞きに行った。
満席に近い状態だった。

冬の旅、解説の梅津時比古氏によれば、キーワードは「Frend」、周縁からみると社会のゆがみはますます鮮烈になるということか。

男歌だけれど、最近は女性も歌うようになったとのこと。女性はもともと「Frend」だから、「冬の旅」を歌う権利はそもそもあるわけだ。


Mark PADMORE(tenor)

ロンドン生まれ。初めにクラリネットを学ぶが、声楽で奨学金を得て歌に転向、ケンブリッジ・キングス・カレッジで学ぶ。その端正で魅力溢れる歌い口は世界的な賞賛を集めており、特にバッハの受難曲でのエヴァンゲリスト(福音史家)役は定評がある。

Till FELLNER(piano)

1972年ウィーン生まれ。ヘレーネ・セド=シュタドラー、マイラ・ファルカス、アルフレッド・ブレンデル、オレグ・マイセンベルクらに師事。
ブレンデルに師事だなんて、渋い。若いのに渋い。たしかにとてもよいピアノだった。


アンコールは「夜と夢」

冬の旅も夜と夢もどれもこれも何度も聴いているし、歌ってもいる。
歌い手の立場で聞くとまた格別である。

春の夢をとりあえず、歌ってみたくなる。

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