3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

アンスネスのショパン  情熱と官能と

2018-01-07 15:12:33 | 音楽ノート
最近、エベーヌの弦楽四重奏なんかを聞いている。
しかし、久しぶりにアンスネスのショパンを聞いてみたんだが、これがものすごくいい。
傑作である。
若き日のアンスネス、今も若いのだが、もっと若い時の作品。20歳前後時の録音とのこと。
若いアンスネスがショパンを弾くとピッタリで、なんというか、とても官能的に聞こえる。
これでもかこれでもかと優しすぎるアンスネス。そんなに優しくしなくてもいいのに、私はあなたが好き、といいながらその快感に浸りきる。

最近は年を重ね、慎重すぎる感じだが、この若き日のアンスネスのショパンは、真摯さのなかに情熱と官能を秘めたアンスンネスの本来の才能が開花していて逸品である。
Disk 1,2ともに素晴らしい。<



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