goo blog サービス終了のお知らせ 
ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




料亭 千葉。新宿区荒木町10。2010(平成22)年3月3日

車力門通りの北、外苑東通りからの入り口から南へ70mのところから東へ入る横丁を入って、すぐ北向きの路地を下がった正面に門を構える「千葉」という料亭。その路地は千葉の前で右(東)へ曲がり、クランク形に曲がりながら下りていく段のある坂道で、下りきったところが荒木町のすり鉢の底、策の池(むちのいけ)だ。
「千葉」は荒木町が料亭街だったころの面影を留めている唯一の料理屋、というふうに言われていたが、ごく最近、廃業してしまったらしい(コスモ通信NO32)。創業は1980(昭和55)年頃というが、建物はもっと古くからあったように見える。戦後の焼け跡から間もなく建てられたのではないだろうか。
策の池から、崖の上に建物の北側が仰ぎ見える。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



« 割烹 宮さ和/... 肉の万世/荒木町 »
 
コメント
 
 
 
Unknown (定マニア)
2024-09-29 17:59:51
ここも三業地だったということで、今日訪問しました。実はここに、昔の電柱が残っていることを知ったので。因みに、先週は栃木駅からすぐの巴波川沿いへ昔の電柱の写真を撮りに行きましたよ。この写真を撮影した頃は、まだ料亭千葉が営業していた?からなのか、街灯が付いていたのですね。私が行った時には、もうありませんでした。電柱は、もう一本は燗コーヒ藤々の店の前にあります。車力門通りを入って、石畳のある風景をアチコチ撮影しました。とり酒場わやの間の小径に、丸窓のある建物があったので、夢中になって撮影していたら、和服を着て、和柄の傘をさしたおばあちゃんが通りました。まさか芸者さん?いやいや小料理屋の女将さんかもしれません。なんとも絵になりました。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。