野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
キクイモの葉と納豆混ぜご飯
今の時期、キクイモの新芽が激しく伸び始めます、この新芽を茹でて納豆・鰹節を混ぜ温かいご飯にまぶして糖尿病やビタミン豊富。
キクイモの葉も芋部分と同様にイヌリンを多く含んでいるので。これをほうれん草のように茹でたり、炒めたりすることで、非常に食べやすくなり、卵でとじたりおひたしにするなど。
また健康茶としても用いられており、自宅で簡単に作ることができます。キクイモ芋の葉を茹でて天日で干し、乾燥させて細かく砕けば栄養たっぷりのお茶の葉になるのです。 通常菊芋の葉は販売されていませんので、自宅で栽培している人の特権でしょう。
① 煮沸食塩水(1~2%約*海水は3%)にキクイモの葉の浸け1分。
② 湯がいたら、冷水にくぐらせ色止め。
③ 水切りして、出来るだけ細かく切り、納豆と混ぜて、熱いご飯に天盛り。
参考
* 若いキクイモの葉、しょりしょり感があり美味しい。
* 塩をまぶして、一夜冷蔵庫で軽く醗酵した物は格別の日本食の味だ。
* 塩昆布やゆかり(紫蘇の塩まぶし)をまぶしのも風味があり。
* 即席にはかつぶしを振りかけるのも。
* 長期保存は塩を多め、少ないと葉が茶色になる。
* 湯がく事は殺菌・虫退治、水にさらすのは色止めとアク抜き。
菊芋は、糖尿病の予防効果があるとされています。糖尿病は現代病の一つであり、年齢に関係なく発症すると言われています。特に40代を過ぎてからの増加は著しく、これは中性脂肪やメタボリックシンドロームが大きく関係していますので食事などの生活習慣を改善しなければ糖尿病へと繋がってしまいます。糖尿病は一旦発症すると完治しないと言われており一生付き合っていくことになります。もし発症したとしても、症状を今以上に悪化させずできるだけ健康な生活を送ることが必要です。糖尿病は放っておくとさまざまな合併症を引き起こしますので治療を行う場合がありますが、何より大事なのは栄養バランスの取れた食生活なのです。糖尿病予防の食事法は1日3食バランスよく食べ、過食をしないことだと言われていますが、糖尿病予防効果のある食事のバランスと言われてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。
一般的にバランスのよい食事とは炭水化物、穀物、食物繊維糖質、豆類を適度に採ることですが、忙しい現代において毎食これを実行することは容易なことではありません。そこで注目されているのが菊芋なのです。菊芋は天然のインシュリンと呼ばれるイヌリンを豊富に含みデンプンをほとんど含まないことから食後の血糖値が上がらないと証明されています。また菊芋は水に非常に溶けやすい食物繊維ですので満腹感を得やすく過食を防ぐこともできるのです。
糖尿病はインシュリンの減少や働きが悪くなることが原因とされていますので、同じような働きを持った菊芋を食事に取り入れることは健康維持に役立ち、糖尿病予防に非常に効果的と言えるでしょう。
昨年の昨日のブログ
じゃがいもの煮ころがし
じゃが芋の収穫が始まりました、収穫してすぐ食べるのが美味しいコツ。
① じゃが芋を洗い皮のまま5~6分程煮沸して、皮をむく。
② 鍋に皮をむいた①のじゃ芋を入れ、出し汁で柔らかくなるまで煮る、煮えたら醤油・塩(昆布茶)で味を整え出来上がり。
*出汁は、昆15g・水1ℓに夏場30分・冬場1時間浸け 取り出し煮沸させ、鰹節25gを入れ、火を止め鰹節がしずめばこす。なければ出汁の素を水で溶いても良い。