ジャガイモのコロコロ煮
じゃがいもの収穫が終わり、種芋(50g以下)にならない小さいじゃがいもはころころ煮にします。(じゃがいもはデストロイヤー)
①ジャガイモを5分茹で薄皮をむく。
②①を鍋に入れ、サラダ油(ゴマ油)少々で炒め、ジャガイモに油をからめる(1~2分)。
*油で揚げてから煮ても良い
③ ジャガイモ全体に油が回れば、醤油・砂糖・だしの素を加え、柔らかくなるまで煮詰めて出来上がり。
*煮る時、大きいジャガイモを下にして煮ると良い。
煮汁が少なくなってきたら、コロコロ転がして全体にからめる。
このじゃがいもは、赤紫色の中に赤い斑点があり、覆面レスラーのような外観から「デストロイヤー」と呼ばれている。
じゃがいもとサツマイモを掛け合わせたような外観で皮が紫色で、目が赤いためマスクをかぶったような外観ということから、登録出願時にデストロイヤーと通称名がなったとか。
このじゃがいもは、長崎県でレッドムーンの変異種で、平成12年に品種登録され正式名はグラウンド・ペチカ。
粘りある肉質は栄養価が高く、サツマイモと栗の様な味わいで、火が通りやすい特徴がある。
甘味と味に深みがありメークィンやレッドムーンと同じように粘性があるため長時間煮込んでも煮崩れしにくい特徴があり、肉ジャガ・カレー・シチューなどの煮込み料理に使い易い。茹でて試食してみると、ホクホク感とほんのりした甘み香ばしい香りで美味しい。
デストロイヤーは栽培しやすく、土壌消毒が不要で無農薬栽培に向いている。