川魚の盛り付け方法
魚料理を盛り付ける時、通常は頭を左、腹を手前にします。
「川背海腹」という言葉があります。これは、姿焼きにした魚を盛りつける場合、川の魚は背を手前に、海の魚は腹を手前に盛りつけるということです。理由は、川の魚と海の魚を区別するためなのですが、今でも、この通りに盛りつける店もあります。しかし、あゆの塩焼きは、海の魚と同様に頭を左で腹を手前にするところがほとんどです。
やはり、見た目にも頭を左で腹を手前にした方が、自然です。魚の絵を書いて下さいというと、ほとんどの人が、頭を左で腹を手前に書くでしょう。この方が無理が、ないようです。
家庭の料理では、古いやり方にこだわることはありません。食べやすいということ、きれいに見せるということを頭おいて料理して下さい。
魚を盛り付ける時に、たいていは魚の頭が左に、お腹が手前にくるように盛り付けます。
頭を左にするのは、多くの場合右利きに関係すると言われています。
右利きの方は字を書くときも左から右へ書くほうがやりやすいのと同じで、魚も頭を左にしたほうが、お箸が使いやすく、食べやすいとされています。
そうしておなかを手前に置くのは、昨今ではお魚全般に用いられるが、これは本来的には海の魚の盛り付け方なのです。
「海腹川背」といい、川の魚は背中が手前に来るように置くというのが伝統的な盛り付け方です。
昨年の昨日のブログ
*牛肉のしぐれ煮
先日おばさんの料理教室で牛肉の極めつけのしぐれ煮を作りました。 ① 鍋に薄切り牛・酒・醤油を入れ煮る。
② 煮終われば、40~50℃に冷やし、生姜汁をまぶす。
(温度が高いと生姜の酵素が働かないので、冷めてから生姜汁を入れる)
◎注意 生姜汁をまぶしたものを再加熱すると、肉が細かく崩れる事がある。
*好みによりエリンギ・椎茸を入れるのも良い。
*安い赤身の牛肉でも、国産の美味しい霜降り肉の切り落しを混ぜると美味しくなる。80℃~90℃位で赤身と脂をよく馴染ませるのがコツ。
*キクイモの簡単漬物
キクイモが沢山収穫して、色々な料理にしました。
① キクイモ1kgを2mm位にスライスして塩少々で2~3時間置く。
② ①を水切りして、砂糖80g・酢20g・塩20gに混ぜて、重しをして2~3日位から食べられる。
*野菜類は蕪・大根も同じ漬け方で美味しく出来る