るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

教える側、審査する側

2015-06-04 08:35:00 | つぶやき
今年度から、専門学校で非常勤講師をすることになった。また、アベノミクスで、補助金が沢山出ている影響により、補助金の申請書の審査をする仕事も入っている。
「教える側、審査する側」の視点に立って、考えてみたい。

●教える側
少人数の授業だけど、すごく優秀でやる気もある学生とそうでない学生に分かれている。
「落ちこぼれを出さないように」と言われているから、そうでない方の学生にレベルを合わせて丁寧に教えようとすると、優秀でやる気のある学生が物足りなさそうな顔をする。
できない方のフォローも大事だけど、優秀な方がやる気をなくさないようにすれば良いのか、両立させるのがすごく難しい。

●審査する側
審査は、所定のいくつかの項目があって、点数にしていく。
締切がある中、大量の書類に目を通さないといけないのだけど、正直疲れる作業だから、いくつかチェックするポイントを自分なりに考えている。
所定のフォーマットとは別添資料で、点数につながるようなこと書いてもあまり意味はないかも。やっぱり見やすく理解しやすい文章の構成が大事。
熱意を見せることは、大切であるが、応募のきっかけが関係のないプライベートなエピソードを長々と書いても、あまり意味ないかも。

そんなわけで声楽に関しては、「教えられる側、審査される側」なのだけど、立場が変われば視点も変わるよな~、という話でした。