上砂理佳のうぐいす日記

石破氏は総裁の椅子の座り心地より「一刻も早く能登を助けなくては!」と開口一番言うべきでしょ。アホか!★

人間の一生★

2021-09-28 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
「ポーの一族・秘密の花園篇」最終回読了。
結局、月刊フラワーズを買ってしまってるんですわ。
この間、長生きの話を書いたばかりなのに(笑)、今日は「人間の一生って、何て短いんだろう」と、儚さでいっぱいになりました。

ポーの一族は、萩尾望都さんの「吸血鬼の物語」なんですが、彼らは年をとらず永遠に生き続けます。心臓を撃ち抜かれない限り。
でも、人間の血を時々摂取しないと飢えちゃいますが。
普通に人間として死ぬのと、永遠に生きるのと。
どちらが幸せなんだろう?
「秘密の花園篇」の主人公、アーサー卿は、過去を悔いてばかりいて孤独に生きてきた貴族の御曹子です。 
が、胸の病に倒れもう余命は長くないと悟り、恋焦がれた女性、パトリシアに、遂に思いを伝えることが出来ました。
パトリシアは早くに結婚させられ子供もいるので、勿論離婚は出来ません。
でも彼女もアーサーが好きだったので、彼の思いを受け入れました。
現実的に結婚は出来なくとも、心が永遠に結ばれたので、「死んで悔い無し」というところでしょうか。
結局、アーサー卿は吸血鬼になり、永遠に生きることになるのですが、人間としては「生き切った」。
良い一生だった、といえるのでしょう★
コメント
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