上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

千客万来

2005-08-17 | うぐいすよもやま日記
…というわけではありませんが、初盆とは、かくも忙しいものなのか。電話は鳴りっぱなしだし、宅急便がガンガン来る。親戚から送られたお提灯を汗だくで組み立ててると、ピンポ~ン♪と御近所さんがやってくる。ハッと気がつくと、今日は顔も洗ってなかった!ってな感じ。
山のように御供えのお菓子をいただく。有難い話ではありますが、元々大酒呑みでもある私。「お菓子」「ビール」「お菓子」「冷酒」「お菓子」「ワイン」…とエエ気になって続けてるうちに、どんどんお腹が出っ張ってきたの。今、妊娠七ヶ月くらいかしら。あかん。これでは、10月にジョニーに会った際に、完全に嫌われてしまうよ(そういう問題か?)。ジョニーのウエストを追い越してはいけない!絶対に!!

お仕事は「締め切りPART1」が終わったので、「PART2」まで少し休憩。というワケにもいかず、早くしなくちゃ。まだまだ焦るのさ…。
でも、さすがに送り火も済んだ本日はお客様もいらっしゃいません。と、思った矢先、友人から「行っていい?」との電話が。彼女は少し年上の、学生時代からの友人、アツコさん。ずっとお姑さんの介護生活をしているのに、なんとも明るくサワヤカな人。可愛くって「手まり」のようにコロリンとしてる。元看護婦の彼女は、いつも優しく前向きなんだ。
自分で作った小さな「針さし」をプレゼントしてくれる。うす青の布にうす紫の糸でフチをかがってある。紫陽花みたいに綺麗な配色。真ん中にはピンクのバラが繊細に刺繍されている。手作りっていいわ。じんとくる。
ボランティア・ガーデニングに挑戦したり、ヨガ、コーラス、鉛筆画、はたまた写経…と、お姑さんがデイケアに行ってはる間も、アツコさんは超忙しい。子供は二人受験生、ダンナ様もお仕事がハード。一家の主婦としては大変なはずなのに「充実して張り切ってます!」って感じなのだ。
私は、父の介護で滅入ってる時期、ずっと彼女にグチってばかりいた。「不平不満がブツブツと頭のてっぺんから吹き出す」かのような私だった。なのに、辛抱強く全てを聞き入れてくれたアツコさん。私も彼女の介護話を聞いて共感したり、大変だなあと思ったり。二人とも、口から泡を飛ばすばかりの勢いでしゃっべてたなあ。
会って元気になれる人。優しくなれる人。ホッと出来る人。彼女はやわらかなクッションみたい。だからダンナさんも惚れたんだね。私もそんなヒトになりたいわ。アツコさんに会うといつもそう思う(彼女の唯一の欠点は、PC・メールが全く出来ないことである?)。

針さしのお礼…という程じゃないけど、「風船かずら」の種を彼女にプレゼント。あ、風船かずらの種ってね。「お猿さんの顔」になってるのよ。知ってた?私はこれを別の友人に教えてもらった時、いたく感動したのでありました。
コメント (2)
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