サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ミラノダービー 2-2

2017-04-15 22:33:23 | 日記
守備力を買われて久々の先発をした長友さんであったが、見事に2失点に絡んでしまった。1点目は振り切られてクロスをあげられてしまい、それをボレーで決められてしまった。2点目は2-1でリードしていた後半ロスタイムにクロスを止めきれずにCKにしてしまい、そこから失点。

両方とも失点場面は他の選手が守り切れなかったからでもあるが、失点につながるようなクロスを止められなかったことが原因ともいえる。他にもクロスを上げられるシーンがあり、相手のスピードについていけないからだった。

ただし後半途中までペリシッチが左ウイングとして攻守に活躍していて、長友さんはペリシッチの守り切れないスペースをカバーしているだけでよかった。ペリシッチからエデルに交代して長友さんへの守備の負担が増してしまった。

2失点の直接原因ではないが、2失点に絡んでしまったこと、特に後半ロスタイムでの失点で勝ちがドローになってしまったのはあまりにも印象が悪い。これで長友さんの先発はシーズン終了までないだろう。

ACL 第4節 ブリスベンv鹿島

2017-04-12 22:09:16 | 日記
鹿島はブリスベンに乗り込んでのアウエー戦である。ここまでブリスベンは勝ち点1でこの組で最下位。トップの鹿島は勝ち点3がほしいところだったが、まさかの1-2の敗戦。

鹿島はDFから中盤へのパスミスが多かったし、前線ではボールが収まらない。ひどいできだった。鹿島の最初の失点は中盤からフワッとしたボールを放り込まれて、それをCBの植田が相手のFWと競ってクリアすべきところをなんとクリアミス。それが失点につながるという大失態だった。

FOOT X BRAINを見ているとよく秋田が若手のCBとして植田を代表のスタメンに使うべきだた力説しているが、今日のようなクリアミスを見せられるとそんな気には誰もならない。

植田は武闘派としてガッツを全面に出すタイプとされているが、いくらガッツがあってもCBとして空中戦で競ったボールをクリアミスしたらCB失格である。

山本も西も動きが悪く、こんな試合をしていては1次リーグ突破は難しいのではないだろうか。

原口の契約延長

2017-04-10 10:57:13 | 日記
ヘルタの原口は先週の水曜日の試合で1トップで起用されたものの不出来なプレーだったので、週末の試合に起用されるかどうか懸念があったが案の定ベンチで出番がなかった。代わりの右ウイングに起用されたシュトッカーがゴールを決めて活躍。監督からはオーバーモチベーションなどと酷評されていて、ここにきて調子を落としている。

原口に言えることは代表に呼ばれすぎて疲労がたまっているのではないか。大迫、両酒井、などの選手も同じ条件ではあるが原口の場合は疲労により調子を落としているのだと思う。従って今季終了までは代表戦はないので調子をもどせるはず。

先週の1トップでの起用でアピールできていればよかったのだが逆に評価を落としてしまった。調子を維持することは本当に難しいことである。さて2018年夏までの原口のヘルタでの契約は延長されるのであれば今オフに話がでなければ雲行きが怪しくなってくる。

ヘルタとの契約は4シーズンで1年目は1ゴール、2年目は2ゴール。3年目にあたる今シーズンはここまで1ゴール。攻撃の選手としては実にものたりない。ヘルタで左サイドのサロモン・カルーは直近の3シーズンで25ゴールである。年齢も違うし、かつてチェルシーで活躍したカルーと比べるのは酷だが、いくらウイングの選手とはいえ、せめて6ゴールくらいは決めなければクラブの評価は低くなる。

予想ではあるが現在のように出番が減ってパッとしなければ原口の契約延長はないだろう。その場合今オフにブンデスの下位のクラブあるいは来季に昇格しそうな2部のクラブなどに移籍するのではないか。それがだめならばオランダ、ベルギーの中堅くらぶもありえる。


原口のCF起用

2017-04-07 09:00:49 | 日記
水曜日にあったブンデス27節メングラvヘルタでは、CFのイビセビッチが出場停止のために原口が代役として起用された。監督が何を期待していたのか他に適任者がいなかったのかわからないが、これはまったく機能せずヘルタは0-1で負けて3連敗。

ホームのメングラのほうがプレスが強くボールを保持。チャンスもシュートもヘルタを圧倒。ヘルタは特にアウエーゲームに弱くこれでアウエー8連敗である。相手のメングラは中位をさまよってはいるが、ブンデスの場合6位から14位くらいまの実力が拮抗していてアウエーで弱いヘルタはいいかもである。

さて原口はドリブルはうまいが、スペースがないと生きないタイプの選手だろう。それにどちらかといえばパスの出し手である。ヘルタのCFは動き回るよりは真ん中で待つかんじで、相手のマークも当然厳しい。原口は身長もさほどないしフィジカルが強いわけでもないからボールを持ってもすぐにロストしてしまう。シュートを打ってもDFに簡単にブロックされた。

この試合ではトップ下の選手と動きがかぶるシーンが多く、CFとしての連携が悪かった。また原口の代役の右ウイングの選手からのクロスの精度が悪く、あれだったらまだ原口が右にいたほうがよかった。

レギュラーCFがいなくなるだけで攻撃が機能しなくなるということは、それだけヘルタの選手層が薄いということなのだろう。

酒井豪徳

2017-04-05 12:00:22 | 日記
ブンデスのイングリッシュ・ウイークのドルトムントvハンブルガーをみた。香川が1ゴール1アシストの活躍を見せて3-0でドルトムントが快勝。した。ハンブルガーはこのところ好調だったがCBに故障が出てDFがちぐはぐ。やっと降格圏内を脱出したものの、このかんじではまだまだ危ない。

さて酒井豪徳。2ボランチの左側で先発。キャプテンマークを巻いてハンブルガーの中心選手である。代表戦ではあれだか酷評されたものの、この試合ではパスをうまく回し、サイドへのロングパスもちゃんと通す。ただし前線への気のきいた展開が出せない。というかハンブルガーはサイドからの単調なクロスが多いので、展開もなにも要らない。

ドルトムントのように個人技を持つタレントもいないし、決定力もない。下位から抜け出せない理由がよくわかる。このチームのボランチとしてはよくやっているように見えるが、結果だけみれば3点差の大敗である。酒井を代表のボランチに起用するのはやはり無理がある。