先週の日曜日は
区内の小学校の合同展覧会があり、
どうも娘の作品が選ばれているというので
ワークショップの前に観に行ってきました。
娘の作品があることはバレバレなのですが、
そのことはひた隠しにし、
「合同展に行きたい!」とばかり先週から言って来ていました。
ことあるごとに「行くの楽しみだな〜。」と言っていて
明らかにおかしいのですが、
「どうしてそんなに行きたいの?」
と聞いても
「友達の作品が展示されているから」
とのこと。
(昨年はそれでも行かないと言っていました。)
主人には伝えてあったみたいで、わたしを驚かす魂胆だったようですが
もう全くバレているわけですよ。
習字、自由研究、図工のどれかかはわからなかったので
まあそこはお楽しみということで
行ってまいりました。
予想通り、図工の作品でした。
自分で想像する植物がテーマみたいで
娘は
「結晶の花」を描いていました。
とても素敵な作品だと思うのですが、
他の子の作品は結構アグレッシブな元気な作品が多く、
この不思議な静かな作品を
よく選んでくれたな、
というのが本音です。
下の方にち〜っちゃいヌマエビがチョロチョロっていたり、水面のハスの葉の上に蝶が1匹いたりと
気がつく人だけが気づく不思議な世界観が娘らしいです。
主人も感心していましたが
「本当にこの作品を選んでくれた図工の先生に感謝。普通は選ばないよね。笑」
と申しておりました。
まったく同感です。
娘は図工は好きらしいのですが、
あまり得意な感じではなく
むしろ不器用な感じ・・・・。
特に絵が上手いというわけでもなく
図工の成績も今まであまりよろしくないわけです。
(本人は成績が良くないのを気にしていますが、親は気にしていません。)
私も校内の展示を観に行っても
絵が上手な子とか、面白いアイデアの子は沢山いて
はっきり言って本当に娘よりいい作品を作っている子が大勢いたので
みんなすごいな〜と思っていました。
両親がアート関係ですが、まあ子供もそれが得意とは限らないもんだなあ〜。
と実感しており
私は運動得意でしたが、娘が一切だめだったりと
親子でも違うもんだなあ〜、
何か娘も得意なことが見つかるといいね〜。
って感じで、
特に絵の指導とかしたこともなく
図工の成績とか気にしなくていいよ!
絵とか全然得意じゃなくていいよ!
という我が家。
何かアート関係以外の職業につくのかなあとワクワクしているところではあります。
だって、私も主人もやっぱり小さい頃から一人で絵ばっか描いている子でしたが
娘は全然描いてないです。
本ばかり読んでいるのでアイデアはあるらしく、むしろ絵の上手い子に描いてもらっている感じでした。
外野として、あるいはプロデューサー的な位置で(笑)、描いたり文章を書いたりしている子に
細かく指示出ししておりました。
(なんかエラそうだよね。理解ある友達でよかったね。)
ところが、4年生になり
色々発揮している!
というのを感じるようになりました(笑)。
器用ではないのですが
コンセプトとアイデアですよねー。
本ばっかり読んでるのでストーリー性のある独特の世界観です。
玄関に飾っているこちらのお面も小雪ちゃんという名らしく
耳飾りを付け替えるようになっています。
張子のお面に穴をあけ、モールの先に雪とか花とかをつけた飾りを穴に刺すようになっています。
どうも「張子のお面」というテーマでありながら
なんのお面にするか、飾り付けをどうするかは自由だったみたいで
羽根を買って来て鳥みたくしている子もいました。
うちは娘から持ち物としての何の要望もなかったので
図工で何を作っているとかは知らなかったです。
こっちはエコカー的なもので、
車が移動する時に花の花粉を撒き散らしてもらい
鳥とか昆虫がしているように受粉に貢献してもらうというもの。らしいです。
何だか色々考えているのです。
こうして娘が図工で色々発揮しているのは、
やはり「先生」によるところが大きいと思っています。
1,2年の図工の専科の先生を気に入っていたようですが
産休に入り
3年生は男の産休先生が入りました。
特に何ってわけではなくいい先生だとは思うのですが
娘曰く「話が長い」(笑)とのことでした。
手の遅い娘としては制作の時間が沢山欲しいんですよね。
で、1年経って元々の図工の先生が戻ってくるかと思いきや
まだ育休なわけで
今度は2年の育休明けの女の先生が図工の授業を受け持ちました。
この先生は産休前は普通にクラスの担任の先生をしていて図工の専科の先生ではなかったので
まだお子様が小さいから担任を持たずに図工の担当になったのだと思います。
でも東京都は図工は専科の先生ですので免許はあったのでしょうね。
てな感じで、特に何とも思っていなかったのですが、
この先生が娘の不思議な感性を拾ってくださっている
というのを感じるようになりました。
あ、ありがとうございます〜。
今、クラスの担任の先生も本当にいい先生なんですよね〜(涙)。
これは国語の授業のもの。
「接続詞」の問題を「虫食い」で表現しており
みんなこんな感じで絵つきで問題考えているのかと思いきや
娘だけこんなことしてました。
(だって国語の授業だから、むしろこんなことして大丈夫ですか?って思った。)
図工の先生も担任の先生も
娘に自信を持つよう丁寧に対応してくださっているので本当にありがたい限りです。
しかし、この素敵な担任の先生がもう少しで産休に
そして図工の先生も、元の図工の先生が復帰するかもしれず
ここに来て発揮し始めた娘ですが、4月からの5年生はどうなるのかな・・・。
というのがやや心配なのです。
(先生によって本当に大変なことになる娘・・・。)
ちなみに
これ
学校で手紙の出し合いっこをしているようで
娘に届いていた保育園から仲良くしてもらっている子からの手紙です。
小りす くるみ!
小鳥とびえ!
って誰?????
色々ツッコミどころ多すぎて
最近の小学4年女子ってこんなにメランコリックなの?
と思いましたが
どうやら国語で「詩」の授業の際にペンネームをつけたようで
その名前を使っているとのこと。
「野原」のイメージでお互いつけたそうです。
本当に気の合う理解あるお友達がいて良かったね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
NEXTSTYLE Vol.3(2019個展「むしたちのおとのせかい」動画)
NEXTYLE:https://nextyle.tv/nexstar/fukui/
NEXTSTYLE Vol.2(2019個展「絢爛 能」動画)
https://www.youtube.com/watch?v=zQQdayIZAHU&feature=youtu.be
http://nextyle.tv/nexstar/fukui/
福音館書店 かがくのとも 年長児(5〜6歳児)
2019年度 7月号
「むしたちのおとのせかい」発売予定
https://www.fukuinkan.co.jp/maga/detail_kagaku/
WEBマガジン「マザール」
(8月8日アップ記事)
http://www.kodomononaraigoto.net/totsugeki/163index.html
T-JAPAN
The New York Times Style Magazin
ニューヨークタイムズ スタイルマガジン日本版webにて
いま行くべき”必見”展覧会<2019年5月後半>に
私の駿府博物館さんの展示が選ばれました。
https://www.tjapan.jp/art/17272797/p3
日本テレビ「Stories ~あなたのライフを探す家〜」
バックナンバー
http://www.ntv.co.jp/stories/backnumber181229.html
ニューヨークタイムズ
スタイルマガジン日本版web
↓
https://www.tjapan.jp/beauty/17214599
2018福島ビエンナーレ「重陽の芸術祭」展示(動画)
https://youtu.be/G1BUs9ZFHwg
ドイツのギャラリー(作品取り扱い)
Micheko Galerie
https://www.artsy.net/partner-52b7bdb0ebad6427d500046d