バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

『小保方証言』STAP問題の真相

2015年03月25日 | NEWSクリッピング

先週の金曜日(3月20日)、理化学研究所は小保方晴子元研究員に対して論文投稿に関わる費用約60万円の請求を行うことを発表した。
当初検討するとしていた調査にかかった費用数千万円の請求や、小保方元研究員の刑事告訴については見送ることを決めたという。
STAP細胞の研究不正によって理研が被った損害をこれ以上具体的に確定できないこと、そして小保方元研究員がES細胞を混入させたという証拠がないというのが理由だ。
これで理研としてのSTAP細胞への対応は一応の幕引きとされることとなった。NHK News web.,2015年3月24日


女優のAngelina Jolie、癌予防で卵巣も摘出 

2015年03月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍
米国の女優 Angelina Jolie(39)が卵巣癌の予防のため、すべての卵巣と卵管の摘出手術を受けたことを明らかにした。
3月24日付けのNew York Timesに"Diary of a Surgery" というタイトルで寄稿した。

彼女の場合、癌抑制遺伝子BRCA1の変異があり、2013年には乳癌予防の目的で両乳房の切除手術を受けていた。

乳房の手術を決めた際に、医師から「乳癌になる確率が87%、卵巣癌の確率が50%」と告げられていたが、2週間前、血液検査で卵巣癌につながる異常がわかり、検査を経て手術を決断した。 化学業界の話題2015年3月25日

ES細胞iPS細胞エピジェネティクス幹細胞遺伝子変異

2015年03月25日 | 医療 医薬 健康

ヒト多能性幹細胞、できるだけ遺伝子に異常を起こさないように増やすには?
医療への応用には必須の課題、今回8通りの培養方法で検証

再生医療などに用いられる「ヒト多能性幹細胞」。医療に応用するためには、できるだけ遺伝子に異常が起きないような方法で培養して増やす必要がある。今回、数ある幹細胞の培養方法の組み合せから、最も安全な培養方法はどの方法なのか、検証が行われた。 Medエッジ 2015年3月23日

エボラ出血熱の検査時間を3分の1に短縮する試薬、西アフリカで評価開始

2015年03月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
長崎大学と東芝は、同大学の熱帯医学研究所が開発したエボラ出血熱検査試薬(プライマー)の実用化に向け、実検体を用いた実用性評価を2015年3月17日から西アフリカのギニアで開始する。

 長崎大学と東芝は2015年3月11日、同大学の熱帯医学研究所が開発したエボラ出血熱検査試薬(プライマー)の実用化に向け、実検体を用いた実用性評価を同年3月17日から西アフリカのギニアで開始すると発表した。

 今回のギニアにおける実用性評価に用いる検査試薬は、東芝が2009年に実用化した、電流検出方式のDNAチップを活用した生物剤の同時検知システムを基に、両者が2014年夏から開発に取り組んでいたもの。[MONOist] 2015年03月11日

再生医療用iPS細胞の培養に適した足場材の製造方法を確立

2015年03月25日 | 医療 医薬 健康
大阪大学蛋白質研究所の関口清俊教授らの研究グループは、再生医療用iPS細胞の培養に適した足場材「ラミニン511E8フラグメント」の製造方法を確立した。

 大阪大学蛋白質研究所は2015年3月10日、ニッピと共同で、再生医療用iPS細胞の培養に適した足場材「ラミニン511E8フラグメント」の製造方法を確立したと発表した。同製品の製造・販売は、移植医療用iPS細胞の製造など、iPS細胞を利用した再生医療研究の進展につながることが期待されるという。

 ヒトES細胞やiPS細胞の臨床応用には、多量の細胞を必要とするため、細胞数を培養で増幅させて利用する。[MONOist]  2015年03月23日

「iPS細胞」続々実用化で薬いらずに? 製薬業界が戦々恐々

2015年03月25日 | 医療 医薬 健康

 iPS細胞をめぐる研究成果が相次いでいる。この週末、「日本再生医療学会」で発表された成果の一部を紹介すると、「糖尿病治療に応用へ」「世界で初めて人工神経で機能が回復」「血管網のある心筋組織作成」「腎不全治療の第一歩」「難病・筋ジストロフィー治療に道」……といった具合だ。日刊ゲンダイ., 2015年3月23日

理研理事長に松本紘氏決定 前京大総長

2015年03月25日 | NEWSクリッピング

 下村博文文部科学相は24日、理化学研究所の野依良治理事長(76)が辞任し、後任に前京都大総長の松本紘氏(72)をあてる人事を正式に発表した。発令は4月1日付。野依氏は2018年3月まで任期が残っていたが、下村氏は閣議後の会見でSTAP論文問題での引責辞任を否定した。朝日新聞デジタル.,2015年3月24日

遺伝子操作で「新種」の生物を創出!大阪市立大が世界初の成果

2015年03月25日 | 医療 医薬 健康
長澤まき

大阪市立大は24日、理学研究科酵母遺伝資源センターの下田親特任教授らのグループが、酵母の新しい生殖群を作り出すことに成功したと発表した。

酵母の性フェロモンなどを遺伝子で変異させ、生物学上の新種とみなされる種を作り出したという。この研究成果は、24日に米国科学アカデミー紀要のオンライン版に掲載される。 IRORIO.,2015年03月24日

がん遺伝子を全国規模でスクリーニング、「SCRUM-Japan」が始動

2015年03月25日 | からだと遺伝子
がん研と製薬企業、全国医療機関が個別化医療でタッグ

大下 淳一=日経デジタルヘルス

 「日本における個別化医療の基盤になる取り組みとしたい」(国立がん研究センター 理事長の堀田知光氏)――。がんを引き起こす遺伝子異常を全国規模でスクリーニングし、患者を新しい治療薬の臨床試験(治験)に導いたり、新たな治療薬の開発に役立てたりする。そんなプロジェクト「SCRUM-Japan(スクラム・ジャパン)」が始動した。日経デジタルヘルス 2015/03/24