出願番号 : 特許出願2014-14373 出願日 : 2014年1月29日
公開番号 : 特許公開2014-76066 公開日 : 2014年5月1日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 山岸 正博 外7名
【課題】本発明の目的は、産業上有用なステロイドホルモン生合成の第一段階を触媒する重要な酵素蛋白質であるP450scc酵素蛋白質について高活性なP450scc酵素蛋白質を取得することである。
【解決手段】本発明によれば、以下の理化学的性質を有するステロール側鎖切断酵素蛋白質が提供される。(1)作用:本明細書で定義する式(I)で表されるステロールに作用し、ステロール側鎖部分の20位と22位の炭素-炭素結合を切断する活性により該結合を切断して本明細書で定義する式(II)で表される化合物を生成する。(2)基質特異性:該酵素蛋白質を産生する微生物を、4-コレステン-3-オンまたはコレステロールを100μg/ml含む水溶液に28℃で5時間反応させたときの、4-コレステン-3-オンからプロゲステロンへの変換反応率が10%以上であり、かつコレステロールからプレグネノロンへの変換率が10%以上である。
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国際出願番号 : PCT/JP2009/050095 国際出願日 : 2009年1月7日
国際公開番号 : WO2010/079594 国際公開日 : 2010年7月15日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 山岸 正博 外7名
発明の名称 : ステロール側鎖切断酵素蛋白質およびその利用
本発明の目的は、産業上有用なステロイドホルモン生合成の第一段階を触媒する重要な酵素蛋白質であるP450scc酵素蛋白質について高活性なP450scc酵素蛋白質を取得することである。本発明によれば、以下の理化学的性質を有するステロール側鎖切断酵素蛋白質が提供される。
(1)作用:本明細書で定義する式(I)で表されるステロールに作用し、ステロール側鎖部分の20位と22位の炭素-炭素結合を切断する活性により該結合を切断して本明細書で定義する式(II)で表される化合物を生成する。
(2)基質特異性:該酵素蛋白質を産生する微生物を、4-コレステン-3-オンまたはコレステロールを100μg/ml含む水溶液に28℃で5時間反応させたときの、4-コレステン-3-オンからプロゲステロンへの変換反応率が10%以上であり、かつコレステロールからプレグネノロンへの変換率が10%以上である。
特許資料>>astamuse wo2010-07*594