出願番号 : 特許出願2010-191480 出願日 : 2010年8月27日
公開番号 : 特許公開2011-24585 公開日 : 2011年2月10日
出願人 : 国立大学法人三重大学 外1名 発明者 : 珠玖 洋 外4名
発明の名称 : 細胞傷害性Tリンパ球
要約:
(修正有)
【課題】がんの治療において有用となる、特定の抗原ペプチドとHLA-A24分子との複合体を細胞表面に提示する細胞を認識するCD8陽性の細胞傷害性Tリンパ球を提供する。
【解決手段】特定の配列で表されるヒト主要組織適合性抗原(HLA)-A24拘束性抗原ペプチド及びその機能的誘導体から選択される少なくとも一つの抗原ペプチドとHLA-A24分子との複合体を細胞表面に提示する細胞を認識するCD8陽性の細胞傷害性Tリンパ球、該細胞傷害性Tリンパ球を有効成分として含有する制がん剤及び該Tリンパ球の誘導剤。
特許資料>>astamuse 特許5155368
国際出願番号 : PCT/JP98/03143 国際出願日 : 1998年7月13日
国際公開番号 : WO99/03972 国際公開日 : 1999年1月28日
出願人 : 寳酒造株式会社 発明者 : 竹迫 一任 外8名
配列番号1~6のいずれかに記載のアミノ酸配列で表されるヒト主要組織適合性抗原(HLA)-A24拘束性抗原ペプチド及びその機能的誘導体から選択される少なくとも一つの抗原ペプチドとHLA-A24分子との複合体を細胞表面に提示する細胞を認識する細胞傷害性Tリンパ球(CTL)、該CTLを含有する制がん剤、該CTLの誘導方法、該CTLの誘導剤、該HLA-A24拘束性抗原ペプチド及びその機能的誘導体から選択される少なくとも一つの抗原ペプチドを含有する制がん剤、前記HLA-A24拘束性抗原ペプチド及びその機能的誘導体から選択される少なくとも一つの抗原ペプチドとHLA-A24分子との複合体を細胞表面に提示した抗原提示細胞、該抗原提示細胞を含有するCTLの誘導剤、該抗原提示細胞を含有する制がん剤、該CTLに感受性の細胞の検出方法、該CTLを含有する該CTLに感受性の細胞の検出剤、並びにHLA分子の検出方法が提供される。