バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

カチオン性ナノゲルを用いる粘膜ワクチン

2014年08月15日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2008-281065 出願日 : 2008年10月31日
公開番号 : 特許公開2010-105968 公開日 : 2010年5月13日
出願人 : 国立大学法人 東京医科歯科大学 発明者 : 秋吉 一成 外3名

【課題】粘膜アジュバントを添加することなく、生体にワクチン抗原特異的な免疫応答を誘導し得る、経鼻又は経口投与用粘膜ワクチンの提供。
【解決手段】カチオン性の官能基を有する親水性の多糖に側鎖として疎水性のコレステロールを付加したナノゲルとワクチン抗原との複合体を含み、粘膜を介して投与される、微生物感染症の予防又は治療用粘膜ワクチン製剤。Google Patent.,WO 2010050578 A1

MUCOSAL VACCINE USING CATIONIC NANOGEL
J-Store >> 外国特許コード F110002959

エボラ ギニアの2歳児が最初の感染者か

2014年08月15日 | NEWSクリッピング

西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱について、フランスなどの研究チームは、今回の感染の1例目の患者は去年12月に死亡したギニアの2歳の子どもではないかと指摘する論文を発表し、感染拡大の経緯を知る手がかりになるとして注目を集めています。

論文を発表したのは、フランスやドイツの研究者などでつくる国際共同研究チームで、アメリカの医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」にことし4月、掲載されました。NHK News web.,2014年8月12日

明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB



トランスジェニック植物において産生された組換え型インフルエンザウイルス様粒子(VLP)

2014年08月15日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2014-39035 出願日 : 2014年2月28日
公開番号 : 特許公開2014-97076 公開日 : 2014年5月29日
出願人 : メディカゴ インコーポレイテッド 発明者 : マルク-アンドレ ダウスト 外7名

発明の名称 : ヘマグルチニンを発現するトランスジェニック植物において産生された組換え型インフルエンザウイルス様粒子(VLP)

【課題】ヘマグルチニンを発現するトランスジェニック植物において産生された組換え型インフルエンザウイルス様粒子(VLP)の提供。
【解決手段】植物内または植物の部分内でインフルエンザウイルス様粒子(VLP)を合成するための方法が提供される。本方法は、植物内でのインフルエンザHAの発現、およびサイズ排除クロマトグラフィーによる精製を伴う。本発明は、インフルエンザHAタンパク質および植物脂質を含むVLPにも関する。本発明はさらに、インフルエンザHAをコードする核酸ならびにベクターを対象とする。VLPは、インフルエンザワクチンを処方するために使用されてもよく、または従来型ワクチンを濃縮するために使用されてもよい。



出願番号 : 特許出願2010-542486 出願日 : 2009年1月12日
公表番号 : 特許公表2011-509661 公表日 : 2011年3月31日
出願人 : メディカゴ インコーポレイテッド 発明者 : ダウスト, マルク-アンドレ 外7名

発明の名称 : ヘマグルチニンを発現するトランスジェニック植物において産生された組換え型インフルエンザウイルス様粒子(VLP)

植物内または植物の部分内でインフルエンザウイルス様粒子(VLP)を合成するための方法が提供される。本方法は、植物内でのインフルエンザHAの発現、およびサイズ排除クロマトグラフィーによる精製を伴う。本発明は、インフルエンザHAタンパク質および植物脂質を含むVLPにも関する。本発明はさらに、インフルエンザHAをコードする核酸ならびにベクターを対象とする。VLPは、インフルエンザワクチンを処方するために使用されてもよく、または従来型ワクチンを濃縮するために使用されてもよい。 e-kouhou 特許公開・明細書

米たばこ、エボラ封じ模索 遺伝子組み換え使い抗体生産研究

2014年08月15日 | 抗体 免疫 抗原 

 西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱について、遺伝子組み換え(GM)タバコを使ってウイルスの抗体を生産する研究が進んでいる。実用化されれば、これまで有効な治療法やワクチンのなかったエボラ出血熱の感染拡大防止に道が開ける。

 今年1月に米大手たばこ会社、レイノルズ・アメリカンの傘下に入ったケンタッキー・バイオプロセッシング(KBP)は、ケンタッキー州にある施設の敷地内でタバコを栽培している。これらのタバコにはサンディエゴに拠点を置くマップ・バイオファーマシューティカルの開発した抗体が含まれる。産経 SankeiBiz.,2014.8.7