バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

癌細胞濃縮フィルター

2014年08月06日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願番号 : 特許出願2011-181843 出願日 : 2011年8月23日
公開番号 : 特許公開2013-42689 公開日 : 2013年3月4日
出願人 : 日立化成株式会社 外1名 発明者 : 上原 寿茂 外3名

【課題】血球成分、特に白血球の残存を低減し、血中循環癌細胞を高い捕獲率で濃縮することができるフィルターを提供する。
【解決手段】複数の貫通孔が形成された金属基板からなり、貫通孔の開口形状は、楕円、円、長方形、正方形及び角丸長方形からなる群より選択される1種以上の形状である、癌細胞濃縮フィルター。ekouhou 特許公開・明細書







培養自己骨髄細胞による低侵襲な肝臓再生療法が臨床研究開始へ

2014年08月06日 | 細胞と再生医療

坂井田功・寺井崇二・高見太郎
科学研究費助成事業 厚生労働省

7月18日の厚生労働省厚生科学審議会科学技術部会において、山口大学医学部附属病院から提出された、肝硬変症に対する培養自己骨髄細胞を用いた低侵襲肝臓再生療法に関する臨床研究計画が了承されました。
進行した肝硬変の根治療法として、現在確立しているのは肝移植のみですが、病態の改善が期待される再生医療の臨床研究の一つとなります。日本の研究 プレスリリース 2014-08-06 


初期化および分化において鍵となるヒト内在性レトロウイルスの働き

2014年08月06日 | 細胞と再生医療
山中伸弥・高橋和利

大貫茉里研究員(現ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン/元京都大学CiRA)、山中伸弥教授および高橋和利講師 (京都大学CiRA初期化機構研究部門) らの研究グループは、iPS細胞の樹立過程および分化能に、進化の過程でヒトゲノムに組み込まれた内在性レトロウイルス(HERV-H)が深く関与していることを明らかにしました。日本の研究 プレスリリース 2014-08-05

治療開始時間、年齢、脳梗塞重症度が血栓溶解療法(rt-PA静注療法)に及ぼす影響

2014年08月06日 | 医療 医薬 健康
米国立衛生研究所 国立循環器病研究センター
治療開始時間、年齢、脳梗塞重症度が血栓溶解療法(rt-PA静注療法)に及ぼす影響を、国際試験の統合解析から解明

豊田一則
科学研究費助成事業 厚生労働省
国立循環器病研究センター 脳血管内科 - 2013年度(平成25年度)
研究分野 疾病・障害対策研究分野 厚生科学基盤研究分野 内科系臨床医学 歯学
キーワード 急性期脳梗塞 糖尿病患者 再発予防 多施設共同研究 循環器疾患

古賀政利
科学研究費助成事業 厚生労働省
独立行政法人国立循環器病研究センター・その他 - 2012年度(平成24年度)
研究分野 内科系臨床医学 厚生科学基盤研究分野 疾病・障害対策研究分野
キーワード 高血圧自然発症ラット(SHR) 血栓溶解療法 再発予防 急性期脳梗塞 多施設共同研究

国立循環器病研究センター(国循)脳血管内科の豊田一則部長、古賀政利医長を含めた、脳梗塞血栓溶解療法の国際共同研究グループ(Stroke Thrombolysis Trialists' Collaborative Group)が、超急性期脳梗塞患者に対して施行された1990年代以降の静注血栓溶解療法無作為化臨床試験の成績を統合して解析しました。その結果、現在わが国でも承認されている発症後4.5時間以内の治療開始が、年齢や脳梗塞重症度に関わらず転帰良好者の割合を高め、4.5時間以内であってもより早い治療開始がさらに治療効果を高めることを、多数例の解析結果として示しました。 日本の研究プレスリリース 2014年8月6日

ヒト多能性幹細胞由来の赤血球産生における不完全なグロビンスイッチングのメカニズムの一端を解明

2014年08月06日 | 医療 医薬 健康
江藤浩之
独立行政法人科学技術振興機構 チーム型研究 科学研究費助成事業 厚生労働省
京都大学/教授 - 2012年度(平成24年度)
研究分野 内科系臨床医学 腫瘍学 厚生科学基盤研究分野 人間医工学 ライフサイエンス・医療
キーワード iPS細胞 巨核球分化 高効率 血小板機能 分化誘導

 江藤浩之教授(京都大学CiRA臨床応用研究部門)の研究グループの越智清純研究員(東京大学医科学研究所幹細胞治療研究センター/元京都大学CiRA)らは、赤血球中のタンパク質であるグロビン鎖注1を種類ごとに異なる蛍光で染色する手法を開発し、ヒト多能性幹細胞注2からの赤血球産生における不完全なグロビンスイッチング注1の様子を明らかにしました。この成果は米科学誌「Stem Cells Translational Medicine」に、5月29日に掲載されました。日本研究 2014-08-04

神経細胞の製造方法

2014年08月06日 | 細胞と再生医療
出願人: 協和醗酵工業株式会社 岩田 博夫 笹井 芳樹
発明者: 岩田 博夫, 笹井 芳樹, 山添 泰宗, 小堀 雅登, 佐藤 光男, 矢野 敬一
出願 JP2005012472 (2005/07/06) 公開 WO2006004149 (2006/01/12)

【要約】本発明は、胚性幹細胞の分化誘導による神経細胞の製造方法、胚性幹細胞を神経細胞に分化誘導する方法、当該製造方法もしくは分化誘導方法に使用される培地、または胚性幹細胞から分化誘導された神経細胞の純度を高める方法を提供することを目的とする。 本発明によれば、胚性幹細胞をビタミンB12またはそれらの塩およびヘパリンもしくはヘパリン様作用を有する物質またはそれらの塩により分化誘導することにより、神経変性疾患等の治療に適用することができる神経細胞を簡便、選択的または安価に製造する方法が提供される。明細書pdf >> かんたん特許検索

緑内障のメカニズムは矛盾したタンパク質の働きが関与

2014年08月06日 | 医療 医薬 健康
マウスを使った実験で明らかに

アメリカと中国の合同研究チームからの報告で、緑内障のメカニズムの一端が明らかになりました。

緑内障にはいくつかの種類がありますが、このうち急性閉塞隅角緑内障といわれるものは、特に失明の率が高いタイプとされています。アメリカでは、緑内障全体のうち閉塞隅角緑内障は1割程度であるにもかかわらず、アジア人の間ではおよそ半数がこのタイプに該当するという民族的な特徴もあります。QLifePro > 医療ニュース2014年08月05日

NIID MERSおよびH7N9に対する最新の推奨院内感染対策を公開

2014年08月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
疑似症患者および確定患者に対し推奨される対策を公開

国立感染症研究所(NIID)感染症疫学センターと、国立国際医療研究センター病院国際感染症センターは7月25日、中東呼吸器症候群(MERS)と鳥インフルエンザ(H7N9)に対し、推奨される院内感染対策の最新版概要をホームページで公開した。 QLifePro > 医療ニュース 2014-08-05

疲労度や寝付きを改善 天然成分「りんごポリフェノール」

2014年08月06日 | 健康・栄養機能性成分
 「1日1個のりんごは、医者を遠ざける」。英国のことわざでこう言われるなど、健康にいい食品として知られるりんご。飲料大手のアサヒグループホールディングスはこのほど、りんごに含まれる天然成分「りんごポリフェノール」が、人の疲れやすさや寝つきなどを改善することを初めて実証した。老化の原因となる体内の活性酸素を取り除く「抗酸化力」の強さが、その理由とみられる。MSN産経ニュース(west).,2014.7.11