バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん治療、進行度別で実績にばらつき

2012年03月25日 | 医療 医薬 健康

 国立がん研究センターは21日、がん医療の中核として国が指定した「がん診療連携拠点病院」370か所について、2009年の病院ごとの新規患者数や治療件数のデータを公表した。

 それによると、小児がん(20歳未満のがん)患者がゼロの病院が2割強(81施設)あったほか、数人にとどまる病院も多く、大学病院など規模が大きい病院に患者が集まる傾向が見られた。読売新聞(web版)2012-03-22

標的指向性リガンドとしての5-アミノレブリン酸の使用

2012年03月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-5160 出願日 : 2010年1月13日
公開番号 : 特許公開2011-144125 公開日 : 2011年7月28日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 発明者 : 長崎 幸夫 外3名

【課題】製造コストも安く、加工工程も簡便でありエンジニアリングが行いやすい小分子化合物をリガンドとして用いる、標識もしくは抗腫瘍剤の提供。
【解決手段】5-アミノレブリン酸を有効性成分とする標識もしくは抗腫瘍剤またはこれらのキャリアーに腫瘍細胞に対する標的指向性を付与するための調製物またはコンジュゲート。標識としては、腫瘍の診断に用いられることが知られている標識化合物であって、5-アミノレブリン酸のカルボキシル基を介して共有結合を形成して当該標識能を維持したままコンジュゲートを形成できる化合物を用いる。明細書pdf >> かんたん特許検索

骨再生促進剤の製造方法

2012年03月25日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2010-47851 出願日 : 2010年3月4日
公開番号 : 特許公開2011-184303 公開日 : 2011年9月22日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 発明者 : 大根田 修 外2名
発明の名称 : 骨再生促進剤の製造方法

【課題】 新規な骨再生促進剤の製造方法を提供すること。
【解決手段】 間葉系幹細胞の細胞集団に対して細胞内のアルデヒドデヒドロゲナーゼと反応することによって細胞内に留まる形態を呈する光学的に検出可能な基質を添加した後、細胞の発光強度を指標にしてその細胞集団のアルデヒドデヒドロゲナーゼ活性の分布を発光強度の分布として調べるとともに、その細胞集団に対してアルデヒドデヒドロゲナーゼ阻害剤と前記の基質を添加して同様にして発光強度の分布を調べ、両者の分布を比較し、前者の細胞集団に含まれる細胞の中で、後者の細胞集団で観察される発光強度よりも強い発光強度を示す細胞を分取し、有効成分として使用することを特徴とする。明細書pdf >> かんたん特許検索

リコピンを有効成分とする骨強化剤

2012年03月25日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2010-107626 出願日 : 2010年5月7日
公開番号 : 特許公開2011-236141 公開日 : 2011年11月24日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 外1名 発明者 : 麻見 直美 外1名
発明の名称 : 骨強化剤

【課題】 骨の強度を強化する骨強化剤を提供すること。
【解決手段】 本発明の骨強化剤は、リコピンを有効成分として骨の強度を強化するものであることを特徴とする。本発明の骨強化剤は、運動負荷と組み合わせて投与されることで、その効果が増強される。明細書pdf >> かんたん特許検索


がん細胞における5-アミノレブリン酸からポルフィリンへの変換促進剤

2012年03月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-95318 出願日 : 2010年4月16日
公開番号 : 特許公開2011-225472 公開日 : 2011年11月10日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 発明者 : 松井 裕史 外1名

【課題】 がん細胞における5-アミノレブリン酸からポルフィリンへの変換促進剤を提供すること。
【解決手段】 本発明のがん細胞における5-アミノレブリン酸からポルフィリンへの変換促進剤は、エリスロポエチンを有効成分としてなることを特徴とするものである。本発明によれば、がんに対する効果的なPDTやPDDを行うことが可能となる他、副作用のない治療効果に優れた化学療法が可能となる。J-Store >>国内特許コード P110002569

ラクトフェリンを含むアポトーシス誘導剤

2012年03月25日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2010-192443 出願日 : 2010年8月30日
公開番号 : 特許公開2012-46469 公開日 : 2012年3月8日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 発明者 : 野口 雅之 外2名

【課題】アポトーシス誘導剤の提供。
【解決手段】本発明は、ラクトフェリンを含むアポトーシス誘導剤であり、アポトーシスの誘導は、ラクトフェリンがIGBP1に結合してPPA2の機能阻害を起こすことによるものである。また、本発明は、細胞をラクトフェリンで処理してラクトフェリンにIGBP1を結合させ、PPA2の機能を阻害する方法である。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB


肝臓癌か否かの判定方法および肝臓癌の分化度の判定方法

2012年03月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-199297 出願日 : 2010年9月6日
公開番号 : 特許公開2012-55194 公開日 : 2012年3月22日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 外1名 発明者 : 大河内 信弘 外5名

【課題】 肝臓組織中のアンチセンスRNAの発現量を測定することによる肝臓癌か否かの判定方法および肝臓癌の分化度の判定方法を提供すること。
【解決手段】 肝臓癌か否かの判定のためのマーカーとして用いることができる59種のアンチセンスRNA、肝臓癌の分化度の判定のためのマーカーとして用いることができる52種のアンチセンスRNAが本発明によって提供される。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

ミトコンドリアDNAでわかった人類の歴史

2012年03月25日 | 生命科学 生物誌
国立科学博物館・人類史研究グループ(4)
川端 裕人  日経ビジネス バックナンバー2012年3月23日(金)1/2ページ

 現生人類ホモ・サピエンスはアフリカで生まれた、という説が有力だ。たぶん、確定的と言ってよい域に達している。

 現生人類であるぼくたちの祖先は、アフリカから中東経由でユーラシア大陸へ進出し、さらにはベーリング海峡を渡って北米大陸に到達、さらにパナマ地峡を通過して、南米大陸を南下し、最終的に南米最南端マゼラン海峡地域にまで至った。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120313/229768/?ST=eco