バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPSで作った神経幹細胞を冷凍保存 日英チーム開発

2012年03月17日 | 細胞と再生医療
 ヒトのiPS細胞から作った神経幹細胞を、移植直前の段階で冷凍保存する技術を日英の研究チームが開発した。脊髄(せきずい)損傷したマウスに移植すると、半数が再び歩けるようになった。脊髄損傷は事故から数週間以内の移植が効果的と見られ、保存しておけばすぐに移植できる利点がある。朝日新聞(Web版)2012-03-16


昨年の食中毒死9年ぶり10人超 O157などが原因

2012年03月17日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 2011年の食中毒による死者は11人で、02年以来9年ぶりに10人を上回ったことが17日、厚生労働省の集計で分かった。ゼロだった09、10年から急増。O157などの腸管出血性大腸菌が原因で死亡した人は7人に上った。

 厚労省の担当者は「腸管出血性大腸菌による食中毒は重症化しやすいことが、あらためて浮き彫りになった。対策を強化したい」としている。

 厚労省は各地の保健所からの食中毒報告を、都道府県を通じて毎年集計。02年以降の死者は、宇都宮市の高齢者施設と病院で集団食中毒(計9人死亡)があった02年が18人、03~08年は4~7人で推移していた。 共同通信47News.,2012/03/17

ザクロ果汁、ザクロ果汁粉末及び該粉末の製造方法

2012年03月17日 | 医療 医薬 健康
出願人: マルキンバイオ株式会社
出願 JP2005012380 (2005/07/05) 公開 WO2006004106 (2006/01/12)


【要約】単位量あたりのエストロゲン様活性が増強されたザクロ果汁、ザクロ果汁粉末、該粉末の製造方法、並びに該粉末を含有する食品、飼料、医薬組成物など。ブドウ糖及び果糖を実質的に含有しないザクロ果汁;ブドウ糖及び果糖が約50%以上除去され、かつエストロゲン様活性が約50%以上残存するザクロ果汁;果汁のエストロゲン様活性が果汁中に含まれるブドウ糖及び果糖1gあたり約96Uであるザクロ果汁などのザクロ果汁、粉末のエストロゲン様活性が粉末1gあたり約40U以上であるザクロ果汁粉末;ブドウ糖及び/又は果糖を含有し、粉末のエストロゲン様活性が粉末中に含まれるブドウ糖及び果糖1gあたり約80U以上であるザクロ果汁粉末などの粉末。明細書pdf >> かんたん特許検索

ケモカイン受容体作用増強剤

2012年03月17日 | 細胞と再生医療
出願人: 国立大学法人 岡山大学, マルキンバイオ株式会社
出願 2005-204387 (2005/07/13) 公開 2007-022940 (2007/02/01)

【課題】経済的であり、短時間で効果的に作用するケモカイン受容体CXCR4の作用増強剤を提供することを課題とする。また、CXCR4の作用増強剤を用いたCXCR4作用調節物質のスクリーニング方法を提供することを課題とする。【解決手段】N−アセチルノイラミン酸硫酸エステル若しくはN−アセチルノイラミン酸ホモポリマー硫酸エステル、又はその薬学的に許容される塩により、CXCR4作用増強剤が提供される。造血幹細胞のCXCR4作用を増強させることができれば、造血幹細胞移植後の骨髄へのホーミングや生着が増強されることが予想され、従来より少ない幹細胞数でも移植を成立させる可能性があり、造血幹細胞移植補助剤として使用することができる。さらに、このCXCR4作用増強剤のCXCR4増強作用を利用することで、効果的に感度よくCXCR4作用調節物質をスクリーニングすることができる。明細書pdf >> かんたん特許検索

白血球及び/又は造血幹・前駆細胞動員剤

2012年03月17日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人 岡山大学, マルキンバイオ株式会社
出願 2005-171039 (2005/06/10) 公開 2006-342131 (2006/12/21)


【課題】G−CSF製剤の投与に比べて経済的及び副作用の軽減化された白血球及び/又は造血幹・前駆細胞の動員剤を提供することを課題とする。白血球の動員剤とは、白血球増加剤をいい、造血幹・前駆細胞の動員剤とは、造血幹・前駆細胞の骨髄から末梢血への動員剤をいう。とりわけ、G−CSF製剤を造血幹・前駆細胞の末梢血への動員剤として使用する場合の頭痛、発熱、骨痛等の副作用が軽減化された製剤を提供することを課題とする。
【解決手段】N−アセチルノイラミン酸硫酸エステル若しくはN−アセチルノイラミン酸ホモポリマー硫酸エステル、又はその薬学的に許容される塩を含む製剤による。本発明の製剤の投与により、白血球の増加作用及び造血幹・前駆細胞の末梢血への動員作用が認められる。明細書pdf >> かんたん特許検索

血管平滑筋細胞の増殖抑制剤

2012年03月17日 | 細胞と再生医療
出願人: マルキンバイオ株式会社
出願 2005-089626 (2005/03/25) 公開 2006-265210 (2006/10/05)

【課題】血管平滑筋細胞の増殖を抑制することができる血管平滑筋細胞の増殖抑制剤、特に血管平滑筋細胞の増殖を抑制し、血管内皮細胞の増殖阻害作用がない又はその作用が弱い、血管平滑筋細胞の増殖抑制剤の提供【解決手段】N−アセチルノイラミン酸、N−アセチルノイラミン酸ホモポリマー、これらの硫酸エステル及びこれらの薬学的に許容される塩からなる群から選択される少なくとも1種を有効成分として含有する血管平滑筋細胞の増殖抑制剤。【効果】血管平滑筋細胞の増殖を抑制することができる。明細書pdf >> かんたん特許検索

新規血糖調節薬及びそのスクリーニング方法

2012年03月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願人: 住友製薬株式会社
出願 JP2003004260 (2003/04/03) 公開 WO2003082335 (2003/10/09)

【要約】本発明は、CXCR3作動薬を有効成分とする耐糖能異常改善薬、および生活習慣病治療薬、特に抗糖尿病薬;CXCR3拮抗薬を有効成分とする低血糖改善薬、インスリノーマ治療薬、抗肥満薬;CXCR3と既知CXCR3リガンドとを用いた新規CXCR3リガンドのスクリーニング方法;CXCR3と共役Gタンパク質の共発現系を用いたCXCR3リガンドのスクリーニング方法;および生体試料中のCXCR3リガンド発現量を検出することによる2型糖尿病の診断方法を提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索