バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

遺伝子操作でマウス寿命3割長く…東北大が成功

2012年03月08日 | 生命科学 生物誌
 東北大は6日、同大大学院の片桐秀樹教授(代謝学)らのグループが、遺伝子操作により平均寿命が通常より約3割長いマウスを作ることに成功したと発表した。

 人間の長寿化の研究に役立つと期待される。6日発行の米医学誌「サーキュレーション」に発表した。読売新聞(web版)2012-03-06

ゴリラと人、98・25%同じ…ゲノム解読

2012年03月08日 | 生命科学 生物誌
 人間とゴリラのゲノムの違いは1・75%で、共通の祖先から1000万年前に枝分かれしたらしい。
 8日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 研究チームによると、類人猿で最も人間に近いチンパンジーと人間とのゲノムの違いは1・37%。ゴリラは現在判明している限りでは、チンパンジーの次に人間に近い。ゲノムを詳細に調べると、チンパンジーと人間の違いよりも、ゴリラと人間の違いの方が小さい領域が約15%あった。読売新聞(web版)2012-03-08

コシヒカリ:カドミウムをほとんど取り込まない品種を開発

2012年03月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
カリ:カドミウムをほとんど取り込まない品種を開発 

土壌中のカドミウムをほとんど取り込まないコシヒカリを、農業環境技術研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが作った。栽培実験では、玄米中のカドミウム濃度は同じ条件で育てた通常のコシヒカリの30分の1以下で、国の基準を大きく下回った。食味や収量は変わらず、この手法を他品種にも適用できるという。毎日新聞(web版)2012-03-07

炎症性腸疾患抑える免疫細胞発見 阪大教授ら、マウスで

2012年03月08日 | 細胞と再生医療
 患者数が急増している難病「炎症性腸疾患」の症状を改善させる免疫細胞を、大阪大大学院医学系研究科の竹田潔教授らがマウスの実験で発見した。新しい治療法につながる可能性がある。5日付の米国科学アカデミー紀要に報告する。朝日新聞(Web版)2012-03-06