バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

人工ムチンの機能設計に基づく変異克服型抗インフルエンザウイルス剤の開発

2011年08月10日 | 医療 医薬 健康
2009年度 研究実績報告書
代表者:碓氷 泰市

インフルエンザウイルスの感染、接着に関わる特定の受容体シアロオリゴ糖鎖を高い効率且つ単純な手法で高密度に天然素材ポリペプチドである納豆菌由来γ-ポリグルタミン酸ベースのに配して抗原性の変異克服した強力な抗インフルエンザウイルス剤を構築することを目的とした。研究課題番号:19310141

予防接種法の抜本改正法案、今年秋に提出を- 民主

2011年08月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 民主党の厚生労働部門・予防接種法改正ワーキングチーム(WT、顧問=足立信也参院議員)は8月10日、ワクチンの定期接種の対象疾病を拡大する予防接種法の抜本改正法案について、今年秋の臨時国会の提出に向けて検討していく方針を確認した。郡和子主査(衆院議員)は冒頭、「(昨年度の)補正(予算)で3つのワクチン接種に獲得した財源を、WTとしては何としても確保したい」と述べ、インフルエンザ菌b型(ヒブ=Hib)など、今年度で終了するワクチン接種の公費助成の継続に強い意欲を示した。 キャリアブレインCBニュース.2011-08-10

腎臓の炎症、がん関連遺伝子が関係 東大チームが解明

2011年08月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 がんの増殖に関わる遺伝子の働きで、腎臓の炎症が進む場合があることを、東京大の永井良三教授や真鍋一郎特任准教授らのチームが、マウスの実験で確かめた。この遺伝子の働きを抑える薬ができれば、慢性腎臓病の新しい治療になることが期待される。

 この遺伝子は「KLF5」といい、永井教授らが2002年に発見。動脈硬化やがんの増殖に関わることが分かっている。慢性腎臓病の炎症が血管の炎症とも似ており、マウスの腎臓での働きを調べた。

 マウスの尿管を縛ると、腎臓では尿を濃縮する集合管という場所でKLF5が盛んに働き、炎症が起きる仕組みを活性化していた。一方、遺伝子操作でKLF5を働きにくくしたマウスでは、尿管を縛っても炎症は起きなかった。朝日新聞(Web版)2011-08-09

肥満で血圧上昇の謎解明 肝臓からの神経信号関与

2011年08月10日 | 医療 医薬 健康

 肥満になると血圧が上昇するメカニズムを、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝学)と宇野健司助教(同)らの研究グループがマウス実験で明らかにした。肝臓に脂肪がたまったときに生じる神経信号が関与しており、この信号を調整する薬などを開発できれば、肥満や高血圧の治療につながる可能性があるという。河北新報.,2011-08-10

ウエストナイルウイルス疾患に対する安全かつ有効なワクチン組成物

2011年08月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2010-255105 出願日 : 2010年11月15日
公開番号 : 特許公開2011-57692 公開日 : 2011年3月24日
出願人 : ワイス・エルエルシー 発明者 : シェン-ジュエ・チュ

発明の名称 : ウエストナイルワクチン

【課題】ウエストナイルウイルス疾患に対する安全かつ有効なワクチン組成物を提供する。
【解決手段】ウエストナイルウイルスまたはプラスミドDNAの免疫学的活性成分、代謝可能なオイルなどのアジュバント、および薬理学的に許容されるキャリアを免疫化ワクチンに処方する。ウマ科の動物におけるウエストナイル疾患、脳炎などのワクチン組成物を投与することによる予防または緩和のための方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

無細胞性ワクチン成分を含む組み合わせまたは多価ワクチンとその使用法

2011年08月10日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-24221 出願日 : 2011年2月7日
公開番号 : 特許公開2011-121981 公開日 : 2011年6月23日
出願人 : サノフィ パスツ-ル リミテッド 発明者 : ラアファット イー. エフ. ファヒム、 外4名
発明の名称 : 多価DTPポリオワクチン

【課題】無細胞性ワクチン成分を含む組み合わせまたは多価ワクチンとその使用法の提供。
【解決手段】(a)精製した状態の百日咳トキソイド、線状赤血球凝集素、ペルタクチン、凝集原、(b)破傷風トキソイド、(c)ジフテリアトキソイド、(d)破傷風トキソイド、ジフテリアトキソイド、インフルエンザ菌b型の莢膜多糖から選択されたキャリア分子の複合体から成り、各成分の免疫原性が製剤内の他の個別の成分により障害を受けないように、製剤の各成分が調整されている、百日咳菌(Bordetella pertussis)、破傷風菌(Clostridium tetani)、ジフテリア菌(Corynebacterium diphtheriae)、および/またはインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)の感染が原因となる疾病に対する宿主内防御を与える多価免疫原性成分。 明細書 >> astamuse特許資料

ゲル状機能性食品

2011年08月10日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2004-147017 出願日 : 2004年4月13日
公開番号 : 特許公開2005-245427 公開日 : 2005年9月15日
出願人 : 広島化成株式会社 発明者 : 松岡 大悟 外4名

【課題】分散媒体としての水と、分散媒質としての食物繊維を含有する食品、高タンパク質を含む食品、コンドロイチン硫酸を含む食品から成る群から選択された食品とから成り、酸化還元電位が少なくとも-400mVであるゲル状の機能性食品の提供。
【課題を解決する手段】水温10℃の水道水500mlを殺菌、脱塩素処理を施し、精密濾過処理を施して異味、異臭、不純物を除去し、シリカ系石英斑岩に金属を担持させた還元触媒に接触させながら、水素ガスを、ガス圧0.9MPaで2.5分間吹き込んで製造した酸化還元電位が-615mVの水490ccをアルミパウチに充填し、次いで牛軟骨起源で腸管で消化吸収しやすいように酵素発酵によって低分子化した市販のゼラチン10グラムを、添加し密封する。明細書pdf >> かんたん特許検索


出願番号 : 特許出願2004-198655 出願日 : 2004年6月9日
公開番号 : 特許公開2005-348706 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : 広島化成株式会社 発明者 : 松岡 大悟 外5名
発明の名称 : ゼラチン、その製造方法、及び冷菓或いはデザート菓子

【目的】 2~5℃の保管状態で、酸化還元電位を-400mVに60日間以上維持するゼラチンから成る冷菓或いはデザート菓子の提供。
【解決手段】 浄化水20リットルに、水素ガス(純度99.97%)を、水素注入圧0.9MPa、放出圧0.02MPaで2.5分間吹き込んで製造した酸化還元電位が-615mV、pHが7.23、溶存水素量が1.20ppm、水温が10.3℃の加水素水を490mLを、予めアルミパウチに注入しておいたゼラチン10gに注入し、シェイクし、口栓をして、アルミパウチを密封し、密封状態のまま、85℃で30分間温浴加熱してゼラチンを完全に溶解させる。明細書pdf >> かんたん特許検索

ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸及びデルマタン硫酸を含有するムコ多糖の製造方法

2011年08月10日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2003-380476 出願日 : 2003年11月10日
公開番号 : 特許公開2005-137335 公開日 : 2005年6月2日
出願人 : 株式会社メディカライズ 発明者 : 新井 義実 外1名
発明の名称 : ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸及びデルマタン硫酸を含有するムコ多糖の製造方法

【課題】 ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸及びデルマタン硫酸をバランス良く含有するとともに、ムコ多糖の不必要な低分子化を防ぐことができるとともに、呈味性や保存安定性に優れるムコ多糖の製造方法を提供すること。
【解決手段】 以下(a)~(g)の工程からなることを特徴とするヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸及びデルマタン硫酸を含有するムコ多糖の製造方法とする。
(a)豚の軟骨組織、豚の皮膚組織及び豚の小腸組織中の蛋白質を変性させる又は脂肪を遊離させる工程
(b)豚の軟骨組織、豚の皮膚組織及び豚の小腸組織を粉砕する工程
(c)豚の軟骨組織、豚の皮膚組織及び豚の小腸組織の粉砕物を酵素分解処理に適した状態に調整する工程
(d)蛋白質分解酵素、脂肪分解酵素及び澱粉分解酵素で酵素分解処理する工程
(e)酵素分解処理物中の水可溶性画分を回収する工程
(f)水可溶性画分に吸着剤を加えて吸着処理する工程
(g)乾燥処理する工程
明細書pdf >> かんたん特許検索

GP120特異抗原、その結合体;その調製と使用のための方法

2011年08月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2004-571002 出願日 : 2003年12月3日
公表番号 : 特許公表2006-514981 公表日 : 2006年5月18日
出願人 : スローン - ケッタリング インスティチュート フォー キャンサー リサーチ 発明者 : ダニシェフスキー, サミュエル ジェイ. 外3名

 本発明は、式(I)を有している化合物を提供し:式中、R1、R2A、R2B、R3、R4、W1、W2、およびW3は、本明細書中で定義されるとおりであり;本発明はさらに、その合成のための方法、その組成物、およびHIVの処置におけるその使用方法、HIVの予防のための方法、および被験体においてHIV特異的抗体を誘導するための方法を提供し、これらには、その必要がある被験体に、有効量の本明細書中で開示される本発明の化合物のいずれかを、結合形態で、または結合させることなく、適切な免疫学的キャリアーと組み合わせてのいずれかで投与する段階が含まれる。別の態様においては、本発明は、本発明のgp120グリカンまたは糖ペプチドに特異的に結合する抗体または抗体断片を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)【化1】