バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

【新型インフルワクチン】プロトタイプ開発でガイドライン策定へ

2011年08月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 厚生労働省は、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)に備えたプロトタイプワクチンの開発等に関するガイドラインを策定する。医薬基盤研究所の山西弘一所長らの研究班がまとめた案について、9月3日までパブリックコメントを募集し上で、通知する予定だ。
 政府の行動計画では、新型インフル発生後にウイルス株が同定されてから、6カ月以内に全国民分のパンデミックワクチンを製造することが、目標として掲げられている。 薬事日報 2011年8月11日

大腸癌予防用組成物

2011年08月13日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2007-260958 出願日 : 2007年10月4日
公開番号 : 特許公開2009-91264 公開日 : 2009年4月30日
出願人 : キリンホールディングス株式会社 発明者 : 金内 理

【課題】コスト及び安全面に優れた大腸癌予防用組成物を提供する。
【解決手段】イネ科植物の発芽種子から分離された物質であって、タンパク質と不溶性食物繊維を有効成分として含有する大腸癌予防用組成物を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

バイオシミラーって何? バイオ医薬品の“ジェネリック”

2011年08月13日 | 医療 医薬 健康
薬には大きく分けて低分子を化学合成してつくる「化学合成薬」と、遺伝子組み換え技術を応用して生産される「バイオ医薬品」とがある。風邪薬や抗菌剤など昔からある一般的な薬の多くは化学合成薬。一方、インターフェロンや成長ホルモン、抗体医薬などがバイオ医薬品だ。

 バイオシミラーとは、これらバイオ医薬品の特許が切れた後に、別の会社が先行薬に似せて製造した薬の総称で、「バイオ後続品」などとも呼ばれる。化学合成の薬の特許消滅後に発売される「ジェネリック医薬品」(後発薬)は最近知られてきているが、バイオシミラーはバイオ医薬品におけるジェネリックのようなものだ。MSN産経ニュース 2010.9.18

血液凝固阻止剤使用の5人死亡 腸管出血など

2011年08月13日 | 医療 医薬 健康
 脳卒中の原因となる血の塊をできにくくする薬「プラザキサカプセル」をのんだ患者で、5人が腸管出血などで死亡したとの報告があった、と厚生労働省が12日発表した。厚労省は製薬会社「日本ベーリンガーインゲルハイム」に対し、医師向けの説明文書で、注意喚起をするよう指示した。

 厚労省によると、今年3月から8月までに重篤な出血性の副作用が81例報告された。このうち因果関係が否定できない死亡例が5例(70代1人、80歳以上4人)あった。この薬は今年3月から販売され、使用患者数は約6万4千人。

 この薬は、出血した時に血が止まりにくくなる副作用がある。薬は腎臓から排出されるため、腎機能に重い障害がある人には使ってはいけないことになっている。しかし、亡くなった5人のうち1人は腎不全の患者だった。 朝日新聞(Web版)2011-08-12.

細胞クラスターの生成法

2011年08月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-311909 出願日 : 2006年11月17日
公開番号 : 特許公開2007-135593 公開日 : 2007年6月7日
出願人 : ライフスキャン・インコーポレイテッド 発明者 : ラガエ・エム・ガブリアル

【課題】生体内の哺乳類組織において、細胞は、複雑な三次元(3-D)環境に存在し、そこで増殖する。生体内で認められる3-D環境に似た生体外環境での細胞のクラスター化は、極めて有益であり、多細胞クラスターは、器官形成、腫瘍細胞の治療への応答、および、腫瘍中の上皮-間葉細胞の相互作用の基礎となるメカニズムの検討に生体外系として汎用され、様々な方法で単細胞浮遊液が3-Dクラスターとして再凝集される。これらの技術は、クラスター形成の促進に有効であるが、サイズまたはその均一性を制御する手段を持たない。
【解決手段】本発明は、三次元細胞クラスターを形成するための細胞誘発法に関する。さらに、本発明は、当該クラスターのサイズおよび均一性を制御する方法にも関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ヒト臍帯血由来の非制限体幹細胞(USSC)

2011年08月13日 | 細胞と再生医療


出願番号 : 特許出願2008-16859 出願日 : 2008年1月28日
公開番号 : 特許公開2008-179642 公開日 : 2008年8月7日
出願人 : クーリオン テラポイティクス アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ヴェルネト ペーター

【課題】血管疾患、心臓もしくは平滑筋の疾患、肝臓疾患、タイプ1の糖尿病、神経疾患、パーキンソン病疾患、または血液疾患を治療するために有用であり、間葉細胞、神経細胞、血液細胞、または内皮細胞のような、異なる前駆細胞へ分化し得る幹細胞の提供。
【解決手段】間葉細胞、神経細胞、血液細胞、または内皮細胞のような、異なる前駆細胞へ分化し得る幹細胞として、下記(i)~(iv)の性質を有する非制限体幹細胞。(i)CD45およびCD14表面抗原に対して陰性であり;(ii)CD13、CD29、CD44およびCD49e抗原に対して陽性であり;(iii)YB1、AML-1、RUNX-1、およびフィブリン-2を発現し;および(iv)ヒアルロナンシンターゼ、フィブロモジュリン、およびINFLSを発現しない。該非制限体幹細胞として、ヒト臍帯血および胎盤血から単離されたものが特に好ましい。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

骨髄誘導間葉細胞に特異的なモノクローナル抗体

2011年08月13日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2008-277349 出願日 : 2008年10月1日
公開番号 : 特許公開2009-28056 公開日 : 2009年2月12日
出願人 : オシリス セラピューティクス,インコーポレイテッド 発明者 : キャプラン,アーノルド,アイ. 外1名

【課題】 骨髄に非常に少ない割合で存在する有用な幹細胞を単離して提供すること。
【解決手段】 1個以上の結合組織型の細胞に分化できる単離されたヒト間葉幹細胞の集団。
ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ヒト胚性幹(hES)細胞の自己再生と多能性を維持するための基質

2011年08月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2009-174472 出願日 : 2009年7月27日
公開番号 : 特許公開2010-29186 公開日 : 2010年2月12日
出願人 : ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 発明者 : スパルナ サニヤル 外3名
発明の名称 : 規定細胞培養表面及び使用方法

【課題】ヒト胚性幹(hES)細胞の自己再生と多能性を維持するための基質は、いずれもその規定は十分ではなく、高度の実験結果のバラツキを生じさせる。hES細胞は、発生生物学および創薬に関する知見を増大させる上で際立った潜在的な意味合いを有し、将来の臨床応用に重要な役割を果たすことができると考えられることから、規定培養表面上でこれらの細胞の培養条件を特定することが重要である。
【解決手段】本発明の一態様として、以下に含まれる培養基質が提供される。すなわち、細胞が接着する薄膜を有する細胞培養表面(その薄膜には、一つ若しくはそれ以上のプラズマ重合したモノマーが含まれる)、および薄膜被覆面をさらに被覆溶液によって被覆したものであり、その被覆溶液には一つ若しくはそれ以上の細胞外マトリックス蛋白と水溶性溶液が含まれる。細胞外マトリックス蛋白質の被覆溶液濃度は、約1ng/mL~1mg/mLである。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ヒト胚性幹細胞に由来する造血細胞

2011年08月13日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-265829 出願日 : 2009年11月24日
公開番号 : 特許公開2010-75195 公開日 : 2010年4月8日
出願人 : ジェロン・コーポレーション 外1名 発明者 : バティア ミッキー 外3名

【課題】胚性幹細胞に由来する造血系統の細胞を生産するための系を提供する。
【解決手段】分化は、造血サイトカインおよび他の因子の存在下において行われる。得られる細胞集団は、自己再生能を有する初期造血前駆体のマーカーである、CD45+ve細胞が著しく増加している。分化工程において骨形成タンパク質を含むことによって、細胞集団の二次コロニー形成能が増強される。胚性幹細胞の非常に高い複製能のために、これによって、造血細胞の重要な、新しい、商業的な供給源となる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

病的細胞の検出及びその利用

2011年08月13日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-284425 出願日 : 2009年12月15日
公開番号 : 特許公開2010-210610 公開日 : 2010年9月24日
出願人 : 国立清華大学 発明者 : 楊孝徳

【課題】全身性の病的状態、又は全身性疾患若しくは症候群を発症するリスクを有するかどうかの予測に有用な方法及びキットを提供する。
【解決手段】病的細胞の指標となる細胞性発現プロファイルの存在を検出する方法であって、生物学的試料中の細胞におけるPDPK FA/GSK-3aの発現量(タンパク質、mRNA、DNA又は活性レベル)を測定し、正常細胞における発現量と比較して上昇している場合、病的細胞の存在を意味する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)