バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

肝細胞がんに関するエキソーム配列解析

2011年08月08日 | 癌 ガン がん 腫瘍
Nature Genetics, 2011年8月8日
肝細胞がん(HCC)の患者について実施されたエキソーム(ゲノムのタンパク質コード領域)の塩基配列解析について報告する論文が、Nature Genetics(電子版)に掲載される。
http://forcast.emailalert.jp/c/afiZaczwkEuXmAab

iPS細胞 健全育成へ国民的議論を 【産経・主張】

2011年08月08日 | 医療 医薬 健康
国は昨年、ヒトのiPS細胞などに関する指針を改正した。従来は禁止されていた生殖細胞の精子や卵子を作ることを認める一方、生殖や発生の仕組みの解明や、新しい治療や創薬に向けた基礎研究に目的を限定し、作った生殖細胞を受精させることは禁じた。

 指針の改正は基礎研究の国際競争に対応しつつ、倫理的な問題に一定の枠組みを定めたものだ。ただ、科学技術の進展は現実を超える場合もあり、将来も今の枠組みで収まるとは限らない。一方で、常識という人間が積み重ねてきた判断も忘れてはなるまい。MSN産経ニュース 2011-08-08

抗ヒトIL-21モノクローナル抗体

2011年08月08日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2010-537542 出願日 : 2008年12月8日
公表番号 : 特許公表2011-506422 公表日 : 2011年3月3日
出願人 : ザイモジェネティクス, インコーポレイテッド 発明者 : ジャスパース ステファン アール. 外5名

ヒト抗ヒトIL-21モノクローナル抗体およびそれらを産生するハイブリドーマが提示される。これらの抗体の内のいくつかは、ネイティブなヒトIL-21タンパク質、組換え変異IL-21タンパク質、および/またはヒトIL-21のペプチド領域に結合する能力を有する。これらのヒト抗IL-21抗体は、自己免疫疾患および炎症性疾患、特に、濾胞ヘルパーT細胞、B細胞、TH細胞、またはTH17細胞によって媒介される疾患の治療的処置において有用である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

免疫賦活剤/アジュバントとしての式(I)(NuGlXmGnNv)aで表される核酸分子及びその誘導体

2011年08月08日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2010-544630 出願日 : 2009年1月28日
公表番号 : 特許公表2011-510640 公表日 : 2011年4月7日
出願人 : キュアバック ゲーエムベーハー 発明者 : トーマス・クランプス 外3名

【課題】本発明は、免疫賦活剤/アジュバントとしての一般式(I):(NuGlXmGnNv)aで表される核酸分子及びその誘導体、並びに前記核酸分子及びその誘導体と任意的に更なるアジュバントとを含む組成物とに関する。本発明は更に、それぞれ、免疫賦活剤としての上記式(I)の核酸分子及びその誘導体の少なくともいずれかと、任意的に例えば抗原剤等の少なくとも1種の更なる薬学的活性成分とを含有する医薬組成物或いはワクチンに関する。本発明は同様に、癌疾患、感染性疾患、アレルギー、及び自己免疫疾患等を治療するための、医薬組成物或いはワクチンの使用に関する。同様に本発明は、かかる疾患を治療する医薬組成物を調製するための一般式(I):(NuGlXmGnNv)aで表される核酸分子及びその誘導体の少なくともいずれかの使用に関する。
【解決手段】式(I)(NuGlXmGnNv)aの核酸分子である。
ekouhou 特許公開・明細書(全文)

微生物感染症の治療

2011年08月08日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2010-544703 出願日 : 2009年1月29日
公表番号 : 特許公表2011-510952 公表日 : 2011年4月7日
出願人 : ザ プロボースト,フェローズ アンド スカラーズ オブ ザ カレッジ オブ ザ ホーリー アンド アンディバイディッド トリニティ オブ クイーン エリザベス ニア ダブリン 発明者 : フォスター,ティモシー 外4名

本発明は、改良された微生物抗原ワクチン、医薬組成物、免疫原性組成物および抗体ならびに微生物感染症、特に、細菌由来(ブドウ球菌由来など)のものの治療におけるそれらの使用に向けられる。理想的には、本発明は、治療に用いるための、その宿主リガンドとの結合が減少した、組換えブドウ球菌MSCRAMMもしくはMSCRAMM様タンパク質、またはそのフラグメントに向けられる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

グルカン酸の細胞での産生

2011年08月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2011-502991 出願日 : 2009年4月3日
公表番号 : 特許公表2011-516063 公表日 : 2011年5月26日
出願人 : マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー 発明者 : ムン,テ,ソク 外2名

本発明は、ミオイノシトール1-リン酸シンターゼ、ミオイノシトールオキシゲナーゼ、およびウロン酸デヒドロゲナーゼの組換え発現を介した、細胞内でのグルクロン酸およびグルカン酸の産生に関する。ウロン酸デヒドロゲナーゼをコードする遺伝子のクローニングおよび特徴づけも開示される。明細書pdf >> かんたん特許検索

芳香族化合物分解能を有する光合成生物および芳香族化合物の分解方法

2011年08月08日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-13334 出願日 : 2010年1月25日
公開番号 : 特許公開2011-10651 公開日 : 2011年1月20日
出願人 : 国立大学法人茨城大学 発明者 : 木村 成伸 外3名

【課題】貧栄養環境下においても芳香族化合物を分解することができる生物を提供すること。
【解決手段】光合成を行い、NADPHおよび/またはNADHを生成することができる光合成生物に、NADPHおよび/またはNADH依存性の芳香族化合物変換酵素群に含まれる1または2以上のタンパク質をコードするポリヌクレオチドを導入する。本発明の光合成生物では、芳香族化合物変換酵素群は、光合成を行って精製されたNADPHおよび/またはNADHを利用して芳香族化合物を分解することができる。したがって、本発明の光合成生物は、貧栄養環境下においても芳香族化合物を分解することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

IBD関連微生物抗原、およびIBD関連微生物抗原を使用する方法

2011年08月08日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2010-168183 出願日 : 2010年7月27日
公開番号 : 特許公開2011-19515 公開日 : 2011年2月3日
出願人 : ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 発明者 : ブラウン, ジョナサン 外1名

【課題】ヒト炎症性腸疾患(IBD)に関連する、新規のI-1ポリペプチドおよびI-2ポリペプチドの核酸配列およびアミノ酸配列を提供する。
【解決手段】特定のアミノ酸配列と実質的に同じアミノ酸配列を含む、単離された炎症性腸疾患関連I-2ポリペプチド。特定のアミノ酸配列を有するI-2ポリペプチドに選択的に結合する、実質的に精製された抗体物質。このIBD関連I-1抗原およびI-2抗原を使用して、炎症性腸疾患を診断する方法および炎症性腸疾患を処置する方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

新規化合物ウォークマイシン、その製造方法、及びその用途

2011年08月08日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2009-186724 出願日 : 2009年8月11日
公開番号 : 特許公開2011-36182 公開日 : 2011年2月24日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 外1名 発明者 : 五十嵐 雅之 外1名

【課題】細菌の二成分制御系を阻害することにより、薬剤耐性菌、植物病原細菌等の幅広い病原性細菌に対し、優れた抗菌活性、若しくは、前記細菌の有する酵素に対し、酵素阻害活性を有する化合物、及びそれらの製造方法、並びに、前記化合物の生産菌である微生物、及び前記化合物を利用した化合物含有組成物、抗菌剤、及び酵素活性阻害剤の提供。
【解決手段】受託番号NITEP-777のストレプトマイセス(Streptomycessp.)MK632-100F11株が生産する新規な酵素活性阻害剤。ekouhou 特許公開・明細書(全文)