バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

栄養学的に使用するための高濃度自己マイクロエマルジョン化コエンザイムQ10調製物

2011年08月15日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-541159 出願日 : 2004年11月16日
公表番号 : 特許公表2008-520563 公表日 : 2008年6月19日
出願人 : バイオアバイラビリティ,インク. 発明者 : ハリス,スティーブン,ビー. 外1名

【課題】
【解決手段】
ヒト及び他の哺乳動物のためのCoQ10栄養補給剤及び/又は治療薬の、溶解及び生物学的利用可能性を強化するための方法及び組成物を提供する。本方法は:組成物の約2重量%~約20重量%の量で組成物中に含まれるCoQ10と;組成物の約30重量%までの量で組成物中に含まれる水不混和性溶媒と;組成物の約60重量%~約82重量%の量で組成物中に含まれる非イオン性界面活性剤(ポリエチレングリコールを含む)と;を組み合わせることによって疎水性自己マイクロエマルジョン化(selfmicroemulsifying)基剤組成物を調製するステップを含む。好ましくは、所定量の水不混和性溶媒を、最初に、約37℃~約40℃の調製温度に加熱し、次いで、所定量の高純度の結晶CoQ10を加熱した溶媒に添加して撹拌する。溶媒とCoQ10との混合物を、全てのCoQ10結晶が完全に溶媒に溶解するまで撹拌する。溶媒及びCoQ10の温度をおよそ調製温度に維持しながら、調製温度に予め加熱することができる所定量の非イオン性界面活性剤を溶媒に添加し、十分に撹拌しながらCoQ10を溶解して、自己マイクロエマルジョン化基剤組成物を作製する。この基剤は、無水であり、均一であり、溶液として熱力学的に安定であり、透明な橙色の液体として認められる(CoQ10溶液の特徴)。経口投与されるCoQ10栄養補給剤を含むカプセル処方物のために、単位投薬量の組成物を、可溶性カプセル、好ましくは、軟ゼラチンカプセルに添加して、栄養補給剤を形成させる。自己マイクロエマルジョン化組成物を含むカプセルが、消化管に入った場合、体内の消化液の温度によって組成物が温められ、組成物から再結晶され得る任意のCoQ10組成物が、カプセルが溶解する前に組成物に再溶解されるようになる。体温で起こるCoQ10の再溶解により、カプセルが溶解した場合に確実により多くのCoQ10が生物学的に利用可能になる。カプセル溶解の際、自己マイクロエマルジョン化組成物は、消化液と接触し、天然にミセル型の生物学的に利用可能なマイクロエマルジョンを形成し、これは、各ミセルの直径が約12~25nmであるCoQ10を含むミセルからなる。カプセル処方物に加えて、本発明は、非経口、液体、局所、及び眼科用の処方物を含む。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

抗真菌剤の標的遺伝子の選定とその機能の推定方法

2011年08月15日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2008-305762 出願日 : 2008年11月29日
公開番号 : 特許公開2010-124803 公開日 : 2010年6月10日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外2名 発明者 : 町田 雅之 外10名

【課題】新たな抗真菌剤を開発するための新規の標的遺伝子の探索方法及び機能推定方法を提供する。



【解決手段】以下の工程を含む方法:1)標的遺伝子の候補遺伝子を選択する工程、2)基準酵素系阻害剤の投与により特異的に誘導される遺伝子をレポーター遺伝子の候補遺伝子として選択する工程、3)上記候補遺伝子のプロモーターとマーカー遺伝子が導入されたベクターを構築する工程、4)上記ベクターを導入し形質転換体を作製する工程、5)該形質転換体に欠失破壊または条件破壊を導入する工程、6)欠失破壊あるいは条件破壊の以前の菌株との生育の違いを指標に抗真菌剤の標的遺伝子を選定する工程、又は、6)欠失破壊あるいは条件破壊の以前の菌株との上記マーカー遺伝子の発現量の違いに基づき抗真菌剤の標的遺伝子の機能を推定する工程を含む。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

新規遺伝子およびその応用

2011年08月15日 | BioTech生物工学 遺伝子工学


出願番号 : 特許出願2005-217714 出願日 : 2005年7月27日
公開番号 : 特許公開2007-29008 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 白鶴酒造株式会社 発明者 : 山下 伸雄 外5名

【課題】 目的のタンパク質遺伝子を大量発現させるために、容易な方法で転写を制御する機能を有する新たな新規遺伝子を提供する。
【解決手段】 下記(A)、(C)、(D)、(E)、(F)のいずれかのDNAの遺伝子からなる。(A)特定の塩基配列からなるDNA、(B)前記(A)の塩基配列において1個もしくは数個の塩基が欠失、置換または付加された塩基配列からなるDNA、(C)前記(B)の塩基配列からなり、かつ、イソバレリル-CoAデヒドロゲナーゼ遺伝子のプロモーター活性を示すDNA、(D)前記(B)の塩基配列からなり、かつ、存在する炭素源の種類に応じて転写の誘導および抑制を行うプロモーター活性を示すDNA、(E) 前記(B)塩基配列からなり、前記(A)のDNAとストリンジェントな条件でハイブリダイズするDNA、(F)前記(B)の塩基配列からなり、前記(A)のDNAとの相同性が90%以上であるDNA。ekouhou 特許公開・明細書(全文)