バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

D-ドーパクロームトートメラーゼを用いた、脂肪蓄積異常の検出方法

2009年09月19日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-18866 出願日 : 2008年1月30日
公開番号 : 特許公開2009-178073 公開日 : 2009年8月13日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 岩田 武男 外3名
発明の名称 : D-ドーパクロームトートメラーゼを用いた、脂肪蓄積異常の検出方法と抗肥満物質のスクリーニング方法、並びに肥満の治療・予防剤

【課題】 脂肪の蓄積異常、特に脂肪の過剰蓄積に起因する肥満は、糖尿病、心臓病、動脈硬化等の他の生活習慣病を引き起こす万病の元凶であり、現代人にとって深刻な問題である。しかし、根本的な治療方法は確立されておらず、食事療法や運動療法を用いているのが現状である。そこで、脂肪蓄積異常を早期発見し、脂肪蓄積量を適切な量に調節し維持する方法が望まれている。
【解決手段】 生物由来サンプルにおけるD-ドーパクロームトートメラーゼ(DDT)遺伝子発現量の測定を包含する脂肪蓄積異常の検出方法、脂肪蓄積異常検出用試薬、抗肥満物質のスクリーニング方法、並びにDDTまたはそれをコードする核酸を有効成分として含有する肥満の治療・予防剤。J-Store >> 特許コード P09A014607

α-グルコシダーゼ阻害剤、エリオジクチオール-7-O-グルコシド含有物の製造方法

2009年09月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-225898 出願日 : 2007年8月31日
公開番号 : 特許公開2009-57319 公開日 : 2009年3月19日
出願人 : 広島県 外1名 発明者 : 石原 理子 外5名
発明の名称 : α-グルコシダーゼ阻害剤、エリオジクチオール-7-O-グルコシド含有物の製造方法、及びこれを含有する飲食品

【課題】安全性が高く、且つα-グルコシダーゼの阻害作用が高く、小腸における糖の吸収を抑制し、血糖の低下を図ることができ、糖尿病の治療、予防や、肥満改善、防止等に有効な、食経験のある天然物由来のα-グルコシダーゼ阻害剤を提供することを提供する。
【解決手段】式(1)
【化1】


で表されるエリオジクチオール-7-O-グルコシド(3′,4′,5,7-テトラヒドロキシフラバノン-7-グルコシド)を含有することを特徴とするα-グルコシダーゼ阻害剤。J-Store >> 特許コード P09A014608

HCV量に関連する遺伝子のスクリーニング方法

2009年09月19日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP2005/018573 国際出願日 : 2005年9月30日
国際公開番号 : WO2006/085407 国際公開日 : 2006年8月17日
出願人 : 学校法人日本大学 発明者 : 江角 眞理子 外1名

多量のHCVを含む高ウイルス群組織において発現が亢進する遺伝子をスクリーニングする方法であって、 (a)肝組織由来cDNA50ng当りのHCVのコピー数を18S rRNA定量値で割った値が300unit以下の肝組織を低ウイルス群組織として選択し、当該値が30000unit以上の肝組織を高ウイルス群組織として選択するステップ、(b)前記低ウイルス群組織および高ウイルス群組織における遺伝子の発現量を測定するステップ、並びに、 (c)前記低ウイルス群組織よりも高ウイルス群組織において発現が亢進する遺伝子を選択するステップ を含む前記方法。J-Store >> 特許コード P09S000224

培養細胞監視システム

2009年09月19日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2006/304838 国際出願日 : 2006年3月7日
国際公開番号 : WO2006/095896 国際公開日 : 2006年9月14日
出願人 : 学校法人日本大学 発明者 : 日臺 智明

本発明は、培養細胞の画像を撮影するための手段と、撮影された細胞の画像を、前記培養細胞の培養経過時間と関連するパラメータを指標としてテクスチャ解析する手段とを備えた培養細胞監視システムを提供する。 J-Store >> 特許コード P09S000225

原核生物、特に、真正細菌のcDNAの簡易な調製方法

2009年09月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-52503 出願日 : 2008年3月3日
公開番号 : 特許公開2009-207395 公開日 : 2009年9月17日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 守屋 繁春 外4名
発明の名称 : 原核生物、特に、真正細菌のcDNAの簡易な調製方法

【課題】本願発明の第1の課題は、真正細菌由来のmRNAから、簡便な方法で、cDNAを調製する方法を確立することである。さらに本願発明の第2の課題は、真正細菌の簡便なcDNAライブラリーの調製方法を提供することである
【解決手段】本発明者等は、真正細菌から抽出したRNAからランダムプライマー及び逆転写酵素を用いてcDNAを調製し、サイズ分画により、rRNAより大きいオペロン構成遺伝子群のcDNAを分離できることを見出し、真正細菌の簡便なcDNA調製法を完成させた。更に、本願発明は、前記cDNAを適宜なクローニングベクターに組み込むことでcDNAライブラリーを調製する方法をも提供する。 J-Store >> 特許コード P09P006291

複合培養による二次代謝産物のスクリーニング方法,その製造方法,及び培養物

2009年09月19日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2008-52002 出願日 : 2008年3月3日
公開番号 : 特許公開2009-207385 公開日 : 2009年9月17日
出願人 : 富山県 発明者 : 尾仲 宏康 外2名
発明の名称 : 複合培養による二次代謝産物のスクリーニング方法,その製造方法,及び培養物

【課題】本発明は,スクリーニング菌株の新たな二次代謝産物生産能力を引き出し得る新たな培養方法を用いた二次代謝産物のスクリーニング方法,その製造方法及び培養物に関する。
【解決手段】本発明は,ミコール酸を細胞壁に含有する微生物及び少なくとも1種の被検菌を複合して培養し、培養液中に二次代謝産物が含まれているかを確認する二次代謝産物のスクリーニング方法であり,また,ミコール酸を細胞壁に含有する微生物に属する少なくとも1種の微生物及び少なくとも1種の放線菌又は糸状菌を複合して培養し,培養液中に生産される二次代謝産物を採取する製造方法であり,更に,培養液中に二次代謝産物を蓄積させた培養物である。 J-Store >> 特許コード P09P006734

再生組織用細胞内カルシウムイオンモニタリング装置

2009年09月19日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-55393 出願日 : 2008年3月5日
公開番号 : 特許公開2009-207445 公開日 : 2009年9月17日
出願人 : 国立大学法人金沢大学 発明者 : 田中 茂雄

【課題】細胞からの組織再生を促進する刺激条件を短期間に評価し決定するための、1細胞単位ではなく、担体に播種した多数の細胞又は再生組織全体での細胞内Ca2+動態をモニタするための装置及び方法の提供。
【解決手段】担体に播種した細胞又は該担体に播種した細胞から再生した再生組織における細胞内Ca2+動態をモニタする方法であって、
(i) 再生組織を培養するためのチャンバー中の担体に播種した細胞若しくは再生組織の細胞に細胞膜透過型Ca2+感受性蛍光プローブを接触させ細胞内に取り込ませる工程、
(ii) 担体に播種した細胞若しくは再生組織に刺激を与え、担体に播種した細胞若しくは再生組織に励起光を照射し、細胞内で増加したCa2+と結合した前記Ca2+感受性蛍光プローブからの蛍光を検出する工程、
(iii) 検出された蛍光から、担体に播種した細胞若しくは再生組織の細胞内のCa2+濃度変化を測定する工程
を含む細胞内Ca2+動態をモニタする方法。 J-Store >> 特許コード P09P006752

微生物酵素を用いる「低プリン食品」生産プロセスの開発と高尿酸血症の予防と治療

2009年09月19日 | 医療 医薬 健康
2000年度 研究実績報告書
代表者:小川 順
京都大学・農学研究科・助手

 高尿酸血症は尿酸が体内に過剰蓄積するために生じる疾病である。尿酸蓄積の原因の一つとして食餌由来のプリンヌクレオシドがあり、これを低減することが高尿酸血症の予防に有効である。本研究では食餌中のプリンヌクレオシドを特異的かつ安全に分解しうるプリンヌクレオシダーゼの開発、および、解析例の無い細菌由来プリンヌクレオシダーゼについて基礎的知見を得ることを目的とした。 科学研究費補助金DB 研究課題番号:11760065