バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

20世紀のパンでミック(スペインかぜ)

2009年09月13日 | 医療 医薬 健康
インフルエンザ情報サービス(中外製薬)
 第1次世界大戦の最中、3波にわたり全世界を襲った。第1波は1918年3月に米国北西部で出現。米軍とともに欧州に渡り、西部戦線の両軍兵士に多数の死者を出して戦争の終結を早めたといわれている。
スペインの王室の罹患が大々的に報じられたことからスペインかぜと呼ばれるようになった。第2波は同年秋、世界的に同時発生してさらに重い症状を伴うものになった。 第3波は1919年春に起こり、同年秋に終息に向かった。http://influenza.elan.ne.jp/basic/spain.php

鳥インフルエンザの死亡率は免疫系が握っている

2009年09月13日 | 医療 医薬 健康
Controlling immune response may cut bird flu death rate
Nature Web News 9/8

「H5N1」型鳥インフルエンザ・ウイルスの病原性について「Nature Medicine」誌に掲載された論文を紹介するWeb News記事がfreeになりました。記事は、実際に「H5N1」型インフルエンザ・ウイルス(鳥インフルエンザ・ウイルス)に感染した人間の患者達に何が起きていたのか、という事に関して、まとまった数のサンプルによる検証が行われた事を伝えています。 「科学ニュースあらかると」2006年09月11日

西ナイルウイルスおよびデングウイルスキメラの構築

2009年09月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2009-58277 出願日 : 2009年3月11日
公開番号 : 特許公開2009-153520 公開日 : 2009年7月16日
出願人 : アメリカ合衆国 発明者 : プレトニョフ,アレクサンダー ジー. 外5名

発明の名称 : 西ナイルウイルスにより引き起こされる疾患を予防するために生ウイルスワクチン中に用いるための西ナイルウイルスおよびデングウイルスキメラの構築

【課題】弱毒化され且つ免疫原性であるキメラフラビウイルスを提供することを課題とする。
【解決手段】西ナイルウイルスの少なくとも1つの構造タンパク質をコードする第一のヌクレオチド配列およびデングウイルスの野生型株の非構造タンパク質をコードする第二のヌクレオチド配列を含む核酸キメラ。 明細書Text >> J-tokkyo

心筋細胞分化誘導促進剤及びその使用方法

2009年09月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-266699 出願日 : 2008年10月15日
公開番号 : 特許公開2009-153514 公開日 : 2009年7月16日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 発明者 : 梅澤 明弘 外2名

【課題】心筋細胞分化誘導促進剤及びその使用方法を提供すること。
【解決手段】本発明の心筋細胞分化誘導促進剤は、ピオグリタゾン(pioglitazone)を有効成分として含有し、間葉系幹細胞の心筋細胞への分化誘導を促進する。また、本発明の心筋細胞分化誘導促進方法は、ピオグリタゾン存在下において間葉系幹細胞を培養することを特徴とする。さらに、本発明の間葉系幹細胞を心筋細胞へ分化させる分化誘導方法は、間葉系細胞をピオグリタゾンで処理する工程と、ピオグリタゾンで処理した前記間葉系幹細胞をフィーダー細胞上で培養する工程とを包含する。ピオグリタゾン存在下において、上記間葉系幹細胞を5日以上、好ましくは2週以上、最も好ましくは2~3週間培養する。 明細書Text >> J-tokkyo

核酸の簡易抽出法

2009年09月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-336699 出願日 : 2007年12月27日
公開番号 : 特許公開2009-153467 公開日 : 2009年7月16日
出願人 : 株式会社カイノス 発明者 : 宇治家 武史 外3名

【課題】僅かな試料から核酸を、とくにRNA又はDNAを高精度で安全に、かつ高収量で抽出する。
【解決手段】生体由来の抽出試料に対し、蛋白質変性剤もしくはこれにアルコール類を含有させたものを添加する第1の工程と、アルコール類を添加して遊離核酸をキャリアーなしで凝集させる第2の工程、さらに核酸含有抽出物をフィルターを通過させて抽出する第3の工程、および抽出物に精製水あるいは低濃度緩衝液を加えて可溶化させる第4の工程を経ることにより、共沈剤無しで核酸を損傷することがなく、しかもキャリアーを必要とせずに安全に不溶化することができ、またフィルターを用いて核酸抽出を行うために、特殊な技術、複雑な操作、および特殊な装置を必要とせず、簡便・迅速・効率的・高収量に核酸の分離精製抽出作業をおこなうことができ、また増幅阻害物質の影響の低減化も果たすことができる。 明細書Text >> J-tokkyo

成熟肝細胞様細胞の製造方法

2009年09月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-102350 出願日 : 2006年4月3日
公開番号 : 特許公開2009-153383 公開日 : 2009年7月16日
出願人 : 株式会社ECI 発明者 : 玉谷 卓也 外1名

【課題】本発明は、成熟度の高い肝細胞様細胞の製造方法の提供を課題とする。あるいは本発明は、本発明によって製造することができる肝細胞様細胞と、その用途の提供を課題とする。
【解決手段】オンコスタチンM、デキサメタゾン、およびTGF-βの存在下で間葉系幹細胞を培養することによって、成熟肝細胞様細胞への分化を誘導する、成熟肝細胞様細胞の製造方法が提供された。本発明によって得られる成熟肝細胞様細胞は、肝臓細胞の細胞機能や形態上の特徴を備える。更にHCVなどの肝炎ウイルスを感染も確認された。本発明のヒト肝細胞様細胞は、被験化合物の代謝や肝毒性の評価に有用である。また、本発明のヒト肝細胞様細胞は、肝疾患治療剤、肝炎ウイルス感染阻害剤、ウイルス性肝炎治療剤のスクリーニング等にも利用することができる。明細書Text >> J-tokkyo

オリゴヌクレオチド固定化固相担体

2009年09月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-66396 出願日 : 2006年3月10日
公開番号 : 特許公開2009-153381 公開日 : 2009年7月16日
出願人 : 国立大学法人東京工業大学 発明者 : 関根 光雄 外3名

【課題】5’末端に脱離基を有するオリゴヌクレオチドを結合し、かつ二重結合形成能を有する固相担体及びオリゴヌクレオチド固相合成方法の提供。
【解決手段】遺伝子中の所定の塩基配列部分に相補的な相補性塩基配列部分を有するオリゴヌクレオチドの5’末端側に脱離基を結合し、3’末端側に固相担体を結合してなる、相補性オリゴヌクレオチド固定化固相担体と、上記遺伝子中の所定の塩基配列部分に隣接する塩基配列部分に相補的な相補性塩基配列部分を有するオリゴヌクレオチドの3’末端側に求核性の高い官能基を有する、相補性オリゴヌクレオチドとを反応させるオリゴヌクレオチド固相合成方法。 明細書Text >> J-tokkyo

ウイルスノイラミニダーゼ阻害剤として有効である4,5-ジアミノシキミ酸誘導体の製法

2009年09月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2001-108136 出願日 : 2001年4月6日
公開番号 : 特許公開2001-354635 公開日 : 2001年12月25日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : ハンス・イディング 外2名

発明の名称 : タミフル、ガロカルボン酸法

【課題】 ウイルスノイラミニダーゼ阻害剤として有効である4,5-ジアミノシキミ酸誘導体を高純度、高収率で得る製造方法の提供。
【解決手段】
【化49】



式II〔式中、R1は、場合により置換されているアルキル基であり、R2は、アルキル基であり、かつR5は、H又は低級アルキルである〕のイソフタル酸誘導体を水素化等し、多工程で、式Ia〔式中、R1及びR2は、前記と同様であり、かつR3及びR4は、互いに独立して、H又はアミノ基の置換基であり、ただし、R3及びR4の両方は、Hではない〕の4,5-ジアミノシキミ酸誘導体を得る製造方法。 明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

理研背任:「他の研究者をまねた」 過去にも架空発注か

2009年09月13日 | NEWSクリッピング
 独立行政法人「理化学研究所(理研)」の物品購入を巡る背任事件で、主任研究員の和田達夫容疑者(53)が「他の研究者がやっていたのをまねて架空発注をした」という趣旨の供述をしていることが分かった。捜査関係者が明らかにした。警視庁捜査2課は、理研内でほかにも架空発注があったとみて調べている。毎日新聞(Web版)2009-09-12