バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

糖尿病に脂肪老化が関与=新薬開発に期待-千葉大

2009年09月09日 | 医療 医薬 健康
 脂肪組織の老化が進むと、血糖値を下げるインスリンの効き目が悪くなり、糖尿病を発症しやすくなることを、千葉大医学部付属病院の南野徹助教らがマウスの実験で解明した。米医学誌ネイチャー・メディシン電子版に2日までに発表した。時事通信2009-09-02

エルゴチオネインを利用したクローン病の診断および治療

2009年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-33588 出願日 : 2008年2月14日
公開番号 : 特許公開2009-192383 公開日 : 2009年8月27日
出願人 : 国立大学法人金沢大学 発明者 : 辻 彰 外5名
発明の名称 : エルゴチオネインを利用したクローン病の診断および治療

【課題】クローン病の病態や発症におけるOCTN1およびエルゴチオネインの関与を解明することにより、クローン病の診断と治療のための新規な手段を提供すること。
【解決手段】被験者から単離された試料中のエルゴチオネインレベルを指標としたクローン病の診断方法、被験者から単離された試料中におけるディプロタイプ1の検出に基づくクローン病の罹患リスクの診断方法、および、エルゴチオネインまたはその類縁体を有効成分とするクローン病の予防または治療用組成物。J-Stage >> 特許コード P09P006499

ホスホランバンに結合する物質、および当該物質を含有する心不全治療薬

2009年09月09日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2008-32744 出願日 : 2008年2月14日
公開番号 : 特許公開2009-189292 公開日 : 2009年8月27日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 乾 誠
発明の名称 : 心不全治療薬

【課題】遺伝子操作や遺伝子発現を伴わない心不全治療薬を提供するため、ホスホランバンに結合する物質、および当該物質を含有する心筋細胞内Ca2+動態の異常を是正する心不全治療薬を提供すること。
【解決手段】ホスホランバンの細胞質ドメインを含む融合蛋白質をターゲットとして、SELEX法により取得した特定な配列からなる塩基配列、または特定な配列からなる塩基配列の1若しくは数個の塩基が欠失・置換若しくは付加された塩基配列、あるいは特定な配列からなる塩基配列との相同性が90%以上である塩基配列、のいずれかであるホスホランバン・アプタマーを含有する心不全治療薬。J-Stage >> 特許コード P09P006636

抗ヘルペスウイルス活性を有するヌクレオシド誘導体

2009年09月09日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2007/057206 国際出願日 : 2007年3月30日
国際公開番号 : WO2007/119624 国際公開日 : 2007年10月25日
出願人 : 国立大学法人 北海道大学 発明者 : 市川 聡 外2名
発明の名称 : 抗ヘルペスウイルス活性を有するヌクレオシド誘導体

式I:


[式中、Rは、ヒドロキシ、C1-6のアルコキシ、ハロゲン、NR1R2(ここで、R1およびR2は、独立して、水素またはC1-3のアルキルである)、シアノまたはフェニルである]
で表される化合物またはその塩、および式Iの化合物またはその塩を有効成分として含有する、ヘルペスウイルス感染症を予防または治療するための医薬組成物が開示される。J-Store >> 特許コード P09S000221

肝臓卵形細胞の取得方法

2009年09月09日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-39015 出願日 : 2008年2月20日
公開番号 : 特許公開2009-195142 公開日 : 2009年9月3日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 谷口 英樹 外1名

【課題】肝臓から肝臓卵形細胞を単離・同定する方法の提供、肝臓卵形細胞を単一細胞培養する方法の提供。
【解決手段】CD133、CD45及びTer119の発現を調べる工程を含む、哺乳動物から肝臓卵形細胞を分離及び/又は取得する方法、特にCD133、CD45及びTer119の3つの細胞表面マーカーをCD133+、CD45-及びTer119-のパターンで呈する肝臓卵形細胞を哺乳動物から分離及び/又は取得する。得られた肝臓卵形細胞を、成長因子及び細胞外マトリックスの存在下で培養することを含む、肝臓卵形細胞の単一細胞培養方法。J-Stage >> 特許コード P09P006287

血中デスアシルグレリン濃度による血糖値・血中インスリン濃度の予測方法

2009年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-248241 出願日 : 2007年9月25日
公開番号 : 特許公開2009-79937 公開日 : 2009年4月16日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 武田 英二 外2名

【課題】特定の炭水化物含有食品摂取後の血糖値や血中インスリン濃度を予測する方法や、特定の炭水化物含有食品が血糖値や血中インスリン濃度をどの程度上昇させるか、あらかじめ評価指標とするバイオマーカーを提供すること。
【解決手段】炭水化物含有食品を空腹時(摂取する前)と摂取した後経時的に、血中デスアシルグレリン濃度を測定し、デスアシルグレリン濃度及びその濃度変化から、当該食品摂取後の血糖値及び/又は血中インスリン濃度の変化を予測し、血中デスアシルグレリン濃度を当該食品の血糖値及び/又は血中インスリン濃度の上昇性評価指標とする。空腹時の血中デスアシルグレリン濃度と比較して食品摂取1~2時間後のデスアシルグレリン濃度が、低下せず、かつ変動が小さい場合に、当該食品を血糖値及び/又は血中インスリン濃度低上昇性食品と評価する。J-Stage >> 特許コード P09A014602

Jagged2を用いる制癌剤

2009年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-249034 出願日 : 2007年9月26日
公開番号 : 特許公開2009-78998 公開日 : 2009年4月16日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 安友 康二

【課題】癌治療は、従来の化学療法だけでは長期的な治癒が期待できないので、従来の抗癌剤とは作用機序の異なる新しい治療方法として、免疫療法の確立が望まれる。癌の治療や再発防止に確固たる術のない現状を打開するため、安全かつ有効な癌の免疫療法の確立が期待される。
【解決手段】NotchリガンドであるJagged2遺伝子の発現が増強された抗原提示細胞を有効成分とする制癌剤、配列番号1又は3の全長アミノ酸配列からなるJagged2タンパク質あるいはその活性ドメインを含むJagged2断片を有効成分とする制癌剤、Jagged2又はそれと同様の活性を有するペプチドをコードする塩基配列をベクターに挿入連係することにより構築される発現ベクター、前記発現ベクターを導入した細胞である抗原提示細胞、及び前記発現ベクターを有効成分とするDNAワクチン。J-Stage >> 特許コード P09A014603

ヒトDelta1とヒト免疫グロブリンGのFc部分との融合タンパク質を産生する形質転換体

2009年09月09日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-318431 出願日 : 2007年12月10日
公開番号 : 特許公開2009-136243 公開日 : 2009年6月25日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 安友 康二 外1名
発明の名称 : ヒトDelta1とヒト免疫グロブリンGのFc部分との融合タンパク質を産生する形質転換体
 【課題】 NotchリガンドであるDelta1を活用する技術、例えば、Delta1の抗腫瘍効果を活用する免疫療法、が開発されている。しかし、Delta1を活用する技術を実用化するために、高純度のヒトDelta1を大量且つ簡便に製造するための方法は存在しなかった。
【解決手段】 ヒトDelta1とヒト免疫グロブリンGのFc部分との融合タンパク質である、配列番号4示したアミノ酸配列からなるタンパク質を産生する細胞である、受領番号NITE AP-460の形質転換体、及びこの形質転換体を用いた該融合タンパク質の製造方法。J-Stage >> 特許コード P09A014605

BHLHB2タンパク質制御に基づく脂肪酸代謝促進剤

2009年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-5099 出願日 : 2008年1月14日
公開番号 : 特許公開2009-167117 公開日 : 2009年7月30日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 板倉 光夫 外3名

【課題】本発明は、脂質代謝に関連する遺伝子を同定し、優れた脂質代謝促進剤を提供することを課題とする。
【解決手段】低インスリン血症型糖尿病モデルであるAkitaマウスと、非糖尿病の正常モデルであるA/JマウスのF2子孫についてQTL(量的形質遺伝子座)解析し、体重、血糖値および血中インスリン値に関連する遺伝子が第6染色体上の座位に存在することを見出した。更に検討を重ねた結果、第6染色体上のBhlhb2が筋細胞において脂肪酸のβ酸化を抑制することを確認した。すなわちBHLHB2タンパク質の阻害またはBhlhb2の発現抑制により脂質代謝が改善される。J-Store >> 特許コード P09A014606

D-ドーパクロームトートメラーゼを用いた、脂肪蓄積異常の検出方法

2009年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-18866 出願日 : 2008年1月30日
公開番号 : 特許公開2009-178073 公開日 : 2009年8月13日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 岩田 武男 外3名
発明の名称 : D-ドーパクロームトートメラーゼを用いた、脂肪蓄積異常の検出方法と抗肥満物質のスクリーニング方法、並びに肥満の治療・予防剤

【課題】 脂肪の蓄積異常、特に脂肪の過剰蓄積に起因する肥満は、糖尿病、心臓病、動脈硬化等の他の生活習慣病を引き起こす万病の元凶であり、現代人にとって深刻な問題である。しかし、根本的な治療方法は確立されておらず、食事療法や運動療法を用いているのが現状である。そこで、脂肪蓄積異常を早期発見し、脂肪蓄積量を適切な量に調節し維持する方法が望まれている。
【解決手段】 生物由来サンプルにおけるD-ドーパクロームトートメラーゼ(DDT)遺伝子発現量の測定を包含する脂肪蓄積異常の検出方法、脂肪蓄積異常検出用試薬、抗肥満物質のスクリーニング方法、並びにDDTまたはそれをコードする核酸を有効成分として含有する肥満の治療・予防剤。J-Store >> 特許コード P09A014607