バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新型インフルワクチンを化血研と共同開発 グラクソ日本法人

2009年09月18日 | NEWSクリッピング
 英製薬大手の日本法人であるグラクソ・スミスクライン(GSK)は18日、化学及血清療法研究所(熊本市)と新型インフルエンザワクチンの共同開発契約を結んだと発表した。現在主流の鶏卵を使った培養法でなく、細胞培養法により短期間でのワクチン製造を狙う。「今冬には間に合わないが、数年後の実用化を目指す」(GSK)としている。日経ニュース(Web版)2009-09-18

植物生産物の植物病原菌制御に対する応用

2009年09月18日 | 植物&農業
2004年度 研究実績報告書
代表者:橋永 文男  鹿児島大学・農学部・教授
 ミカン科及びセンダン科には強力な苦味物質であるリモノイドが含まれている。これらのリモノイドは幅広い生理活性を示し、昆虫の摂食阻害ならびに動物や人間に対する医薬品的効果、抗かび、殺菌剤、抗ウイルス活性などとして種々の生長抑制作用等を持っている。科学研究費補助金DB 研究課題番号:03F03324

2003年度~2003年度
科学研究費補助金DB 研究課題番号:03F00324

微生物由来の細胞傷害性タンパク質パラスポリン4の作用機構解明

2009年09月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
-大腸菌組み換え体からのパラスポリン4の精製方法-
Study on the Mode of Action of the Parasporin-4, a Cancer Cell-killing Protein Produced by Bacillus thuringiensis
- A Novel Method of Purification of Parasporin-4 from Inclusion Bodies by the Recombinant Escherichia coli
奥村 史朗・齋藤 浩之・片山 秀樹・日下 芳友・井上 國世・水城 英一

 Bacillus thuringiensis A1470株が産生するパラスポリン4(PS4) はCACO-2,Sawano,MOLT-4などのヒト培養ガン細胞に対して細胞破壊活性を示すが,ヒトT細胞などの正常細胞には作用を示さず,溶血活性も示さないことから,ガン細胞特異的なトキシンとしてその応用が期待されている。福岡県工業技術センター研究報告 No.18(2008)

睡眠障害の予防・治療剤

2009年09月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2009-21 出願日 : 2009年1月5日
公開番号 : 特許公開2009-143929 公開日 : 2009年7月2日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 島田 純一 外2名

【課題】睡眠障害の予防や治療に有用なキサンチン誘導体の提供。
【解決手段】下記の式(I):



〔R1、R2、及びR3は水素原子、低級アルキル基などを示し;R4はシクロアルキル基、-(CH2)n-R5(R5は置換若しくは非置換のアリール基などを示し;nは0~4の整数を示す)などを示し;X1及びX2はO又はSを示す〕で表されるキサンチン誘導体〔例えば(E)-8-(3,4-ジメトキシスチリル)-1,3-ジエチル-7-メチルキサンチンなど〕又は薬理的に許容されるその塩を有効成分として含み、ナルコレプシー、反復性過眠症、概日リズム睡眠障害などの睡眠障害の予防や治療に有用な医薬。 明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

免疫機能分子の活性を調節する方法

2009年09月18日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2009-62773 出願日 : 2009年3月16日
公開番号 : 特許公開2009-171976 公開日 : 2009年8月6日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 花井 陳雄 外9名

【課題】各種動物細胞で生産したヒトIgG1サブクラスの抗体の糖鎖を分析してADCC活性を高める糖鎖を特定し、免疫機能分子の活性を調節する方法を提供する。
【解決手段】ラットミエローマYB2/0細胞で生産したヒト化抗体のADCC活性が他の細胞で生産したヒト化抗体に比べ著しく高いことを見出した。更にカニクイザルを用いたin vivoの活性評価を行った結果、YB2/0細胞で生産したヒト化抗体が最も高い効果を示すことを見出し、ADCC活性の高い抗体のヒトの臨床応用での有用性を示した。更に各種動物細胞で生産したヒト化抗体の糖鎖の構造を詳細に分析、比較し、ADCC活性を高める機能を有する糖鎖を特定した。 明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

抗体組成物を生産する細胞

2009年09月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2009-27509 出願日 : 2009年2月9日
公開番号 : 特許公開2009-142288 公開日 : 2009年7月2日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 神田 豊 外9名

【課題】種々の疾患に有用な抗体依存性細胞障害活性の高い、抗体、抗体の断片、抗体のFc領域を有する融合タンパク質等の抗体組成物の製造に用いる細胞、該細胞を用いた抗体組成物の製造方法、抗体組成物、およびそれらの用途を提供する。
【解決手段】GDP-マンノース4,6-デヒドラターゼ、GDP-ケト-6-デオキシマンノース3,5-エピメラーゼ,4-レダクターゼ、GDP-ベータ-L-フコースピロフォスフォリラーゼから選ばれる細胞内糖ヌクレオチドGDP-フコースの合成に関与する酵素の活性が、遺伝子工学的手法により低下または欠失した細胞。明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

遺伝子組換えヒトIgG1抗体組成物

2009年09月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2006/314531 国際出願日 : 2006年7月21日
国際公開番号 : WO2007/011041 国際公開日 : 2007年1月25日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 設楽 研也 外2名

本発明は、 ヒトIgG1抗体において、Fc領域中のCH2ドメインを含むポリペプチドが、KabatらによるEUインデックスにおいてヒトIgG3抗体の同じ位置に相当するアミノ酸配列からなるポリペプチドに置換された、ヒトIgG1抗体およびヒトIgG3抗体よりも高い補体依存性細胞傷害活性を示す遺伝子組換え抗体組成物、該遺伝子組換え抗体組成物に含まれる抗体分子または該抗体分子の重鎖定常領域をコードするDNA、該DNAを宿主細胞に導入して得られる形質転換体、該形質転換体を用いた遺伝子組換え抗体組成物の生産方法、ならびに該遺伝子組換え抗体組成物を有効成分として含有する医薬に関する。 明細書(PDF) >> PatentScorp