東と附属中学では一週間に試験、試験範囲が発表になった。その範囲を眺める・・・東中では歴史が終戦までとなった。授業では戦後史に入っていたが、範囲が広くなりすぎるということで終戦で止めたんだろう。
俺は高3の千晶(津高)と晶穂(津東)に日本史の授業・・・こっちも戦後史。今日は吉田茂から田中角栄まで・・・来週には終わるはずだ。日本史の授業をしているところに生徒がポツリポツリとやって来る。戦後史の難度の高さに閉口している・・・あるいは俺が真面目に授業をしているから戸惑っているのか。
今夜は里恵(7期生)の授業だ。試験期間であろうと国語の授業はする。不確かな教科、計算できない教科である国語だ。公立入試では正直計算できない。ゆえに理科と社会と英語の完成度が趨勢を決する。しかしそれでもだ、国語をしないわけにはいかない。今年の中3で最も完成度が高いのが有紀だが、その有紀とても80%・・・5回に1回はこけるのだ。晩夏の全県模試では大ブレーキとなった。他では亮と彩花が70%程度の確率だ。それ以外の生徒の確率、バクチでしかない。それでも一人ひとりの確率を少しずつでも上げるために・・・中間試験や期末試験のもっと向こうを週に一度くらい目をこらす必要がある。
今日は過去の全県模試・・・当然、作文もある。
その意味では国語の問題に作文もなく、社会や理科では記述問題も少なく、英作文の少ない三重県統一模試で私立高校ならともかく、公立入試の進学指導ができることが俺には不思議でならないのだ。