らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ソラマメ栽培(剪定)

2012-03-10 | 家庭菜園

今日は、私のソラマメ栽培における剪定をご紹介します。

今年は寒さの関係で作物の成長が遅れており、昨年11月に定植した我が家のソラマメは、漸く20㎝程に伸長してきたところです。
ソラマメは株の元からたくさんの枝が出てくるので、大莢を育てるために剪定が必要となります。

・定植後のソラマメの各株には、中心の枝と周囲に6~10の枝が発生します。


ソラマメの剪定では、中心枝を間引き、周囲の太い枝を6~7本残します。
こうすることで、一つの莢に3~4個の実が入る大莢を作ることができます。

・中心枝を間引き、周囲の太い枝を6~7本に剪定したところです。


剪定後の株の中心部に土をかけます。
これにより残った周りの枝が丈夫に育ちます。

・株の中心に土をかける作業が終了した畝です。


この後、花が咲く頃に追肥をして土寄せを行います。
収穫は開花から40日位が目安となります。


「あっぱれ」の語源

2012-03-09 | 雑学

昨日までポルトガルのファロで行われていた女子サッカーの国際大会、アルガルベ・カップの決勝で、なでしこジャパンはドイツと対戦し3-4で惜敗、ワールドカップに続く優勝を惜しくも逃しました。
準決勝では世界ランク1位のアメリカを1-0で下し、「あっぱれ」な勝利を収めただけに誠に残念でした。

今日は、この「あっぱれ(天晴(れ)」の語源について調べました。
「見事であるとか素晴らしい」という意味で使われているこの「あっぱれ」は、【あはれ】という言葉から派生してできた言葉だといわれています。

【あはれ】とは、「もの悲しい・気の毒なさま」を表しますが、奈良時代には「あっぱれ」という言葉はなく、【あはれ】という言葉だけで、喜びも悲しみも、楽しい時も、嬉しい時も、自然と心の底から湧き出る感情を表現していました。

その後、鎌倉時代の初期に【あはれ】が促音化し、言葉を強調するために、小さい「っ」が入り、『あっぱれ』になったと云われています。
しかし、この頃はまだ強調していただけで、それぞれの言葉が今、使われている意味として、はっきり区別されていたわけではなかったようです。

当時は『あっぱれ』ということばに、嘆きや悲しみを表したりと、様々な意味が混在していましたが、時代とともに変遷し、近世以降【あはれ】は「悲哀や哀憐」の意味に、【あっぱれ】は「称賛」する気持ちを表す、別々の言葉として認識され、使われるようになっていったと言われています。

漢字では、「天晴(れ)」と書くことがありますが、これは当て字だそうで、その謂れは、「見事な様子」という意味からの連想でこの字を当てたのではないかとされています。


エスカレーターの日

2012-03-08 | 雑学

今日3月8日は「エスカレーターの日」だそうです。

エスカレーター(escalator)は、現在では2階建て以上のスーパーや百貨店ではすっかりお馴染みの設備となっていますね。
「エスカレーターの日」とは、この便利な自動式階段が日本で初めて東京・上野の大正博覧会の会場に設置されたのが1914(大正3年)年3月8日であり、それを記念して出来た記念日が「エスカレーターの日」です。

エスカレーターという呼称は、米国オーチス・エレベーター社の登録商標で商品名だったそうです。
しかし、当時この自動式階段を表す適当な語句が無く、一般に「エスカレーター 」と呼ばれてしまった為、この名称になったと言われています。

「エスカレーター(escalator)」の語源は「Escalade(城壁攻撃時のはしごでよじ登る) + Elevator(昇降機)」からできており、エスカレートする者の(Escalate + er)では無いので、英語を勉強する人はスペル(spelling)に注意が必要です。





ジャンボ大根

2012-03-07 | 家庭菜園

所用のため昨日までブログの書き込みをお休みさせて頂きました。
今日から再開しましたのでよろしくお願いします。

先日、帰省した際、岡山に住む家内の義兄から1本のジャンボ大根を頂きました。
この大根は義兄が“全国ジャンボ大根フェスティバル”に出品するために栽培しているものです。

ジャンボ大根のフェスティバルは毎年、広島県尾道市で開催されているもので、その主催は、広島県尾道市 因島にある 万田発酵㈱が自社製品の万田酵素(品名)を使用して驚きのサイズに育った大根を競うもので、毎年全国から自慢の大根が集結するそうです。

今年の“全国ジャンボ大根フェスティバル”は3月11日に同社において行われるようです。


今年、義兄が栽培した最大の大根は8kgだったそうですが、昨年の優勝者の35.56㎏には遠く及ばず、早々に出品を諦め、その大根は既に胃の中に入っているそうです。
今日取り上げている大根は畑に残っていた5.5 kgのもので、ジャンボと云うには少し小ぶりですが、それでも私が初めて見る大きな大根だったので、ご紹介しているものです。

これがその大根で、サイズは次の通りです。
・長さ    60 ㎝
・重さ   5.5 kg
・周囲     46 ㎝
・直径  14.6 ㎝



(参考)
なお、昨年の“全国ジャンボ大根フェスティバル”における1位の成績は次の通りです。」(万田酵素HPより)
・小学生の部
  1位 尾道市山波小学校  24.49kg

・一般の部
  1位 高松市の久山勝義氏 35.56kg

・因島観光協会会長賞(最も遠くから来られた方)
  愛知県幡豆郡の粕谷順一氏

小学生の1位とは関係ありません(万田酵素HPより)



「勉強」の語源

2012-03-01 | 雑学

その道を極めた人たちは、必ずと言っていいほど「人間、死ぬまで勉強」と言っています。
何事においてもその神髄は深く、上辺ばかりの見せかけでは化けの皮がすぐに剥がれます。

そこで今日は、勉強嫌いの私が勉強について調べました。
と云っても、勉強は勉強でも学問の方ではなく、関西でよく使われる「値引きやおまけ」などを意味する「勉強」のことです。

関西では物を買う時に値段を努めて安くしたり、それを求めたりする値引き交渉が慣行的に行われていますが、この事を指して「勉強」といいます。

値引き交渉がなぜ「勉強」なのか?
「勉強」とは本来、強いて勉めると書く通り、困難なことに対しても精を出して努めることの意味だそうです。

商人にとっては儲けを削り、品物の値段をまけることは辛いことですが、それでも我慢して安く売るという行為、即ち、「値引きすること」が「努力して困難に立ち向かうこと」であるため、商人の町大阪ではそのような表現が使われるようになったと言われています。

「勉強」が現代のように「学習」の意味で使われるようになったのは明治以降で、「無理をして知識をつける」ことが美徳とされて「勉強=学習」となったようです。