らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

イタリア旅行(その2)ミラノ(2)

2012-03-29 | 旅行

イタリア旅行の2回目も、昨日に続きミラノをご紹介します。

「スカラ座」
昨日ご紹介したヴィットリオ・エマヌエーレ・2世のガッレリアのアーケードを通り過ぎると「スカラ広場」に出ます。
この広場に面して建っているスカラ座はオペラの殿堂と云われており、初代の宮廷劇場以来の伝統を誇るイタリアオペラ界の最高峰とされています。
このスカラ座は1778年にサンタ・マリア・デッラ・スカラ協会の跡地に建てられましたが1943年の空襲で壊され、現在の建物は1946年に再建されたものです。


「スカラ広場」
スカラ広場は1856年にスフォルツェスコ城の修復も手がけた建築家ルーカ・ベルトラミにより設計されました。
世界で最も有名でプレステージの高いオペラ劇場であるスカラ座のイメージにあったエントランススペースとして造られたそうです。


「マリーノ宮」
後方の建物はマリーノ宮で、スカラ広場を挟んでスカラ座と向かい合っています。
この建物を建てたのはジェノバの銀行家 トンマーゾ・マリーノです。
建物の裏側にあるサン・フェデーレ広場でヴェネツィア貴族のアーラ・コルナーロに一目ぼれし、アーラさんのためにこのお屋敷を建てたそうです。 
今はミラノの市庁舎で、イベントなど特別の機会がないと中には入れなようです。


「レオナルド・ダ・ビンチ像」
スカラ座広場の中心にはピエトロ・マーニの作によるレオナルド・ダ・ヴィンチ像があります。
下の段には4人のお弟子さんが立っています。



「スフォルツァ城」
ミラノは1935年以来ミラノは公国としてヴィスコンティ家、スフォルツェスコ家の支配を受けましたが、このお城はそのスフォルツェスコ家の居城だそうです。
このお城は1466年に完成していますが、レオナルド・ダ・ヴィンチも建築に加わったと言われています。
現在は1階に美術館、2階には絵画ギャラリー、楽器コレクションが、地階には考古学博物館などがあるそうです。