今日10月6日~12日は「国際文通週間」だそうです。
初めて聞きましたが、皆さんはご存知でしたか?
「国際文通週間」とは、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献しようという趣旨で、昭和32年(1957年)の第14回万国郵便大会議において設定されたもので、「万国郵便連合創設記念日」である10月9日を含む一週間と
なっています。
日本では、そのキャンペーンの一環として、昭和33年(1958年)以降、毎年「国際文通週間」に因んだ郵便切手を発行しており、今年は10月9日に、90円、110円、130円の三種類の切手を発行するそうです。
・90円切手
歌川広重画 東海道五十三次のうち「神奈川」
・110円切手
歌川広重画 東海道五十三次のうち「三島」
・130円切手
歌川広重画 東海道五十三次のうち「石部」
(日本郵便HPより)
切手の収集家の皆さ~ん! 10月9日に発行されますよ!
(一言メモ)
・「万国郵便連合」とは、最も古い国際連合の専門機関の一つで、加盟国間の郵便
業務を調整し、国際郵便システムを司る国際機関です。
1874年10月9日、国際郵便条約によって設立されました。
業務内容は省略しますが、特筆すべき点は、切手を貼った郵便物については、
加盟国間のどこの国の切手でも、国際的に通用するということが憲章で決められ
ていることです。
現在、加盟国は191カ国(2003年11月現在)で、日本は明治10年(1877年)に加盟
したそうです。
「セキチク(石竹)」はナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
「ナデシコ」のうち中国原産の観賞用の品種を「セキチク(石竹)」と呼んでおり、別名「唐撫子(カラナデシコ)」といわれています。
日本には平安時代に渡来したようです。
「セキチク(石竹)」は、中国で石の間に自生し、葉が竹に似て細いことから付けられたのが名前の由来となっているそうです。
草丈は10㎝くらいの「三寸セキチク」と、一回り大きい「五寸セキチク」の2種類があるようです。
・鉢植の赤い石竹です

・白とピンクの石竹です

・小さな花ですが、真っ赤で美しい花です。

花言葉 「女性の美」
石竹(なでしこ)を詠んだ大伴家持の歌を2首ご紹介します。
・「石竹(ナデシコ)の その花にもが 朝な旦な
手に取り持ちて 恋ひぬ日無けむ」 (万葉集第3巻408)
(あなたがナデシコの花だったらなあ。そうすれば毎朝手にとって愛でるのに。)
(坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)に贈った歌です。)
・「秋さらば 見つつ思(しの)べと 妹(いも)が殖ゑし
屋前(やど)の石竹(ナデシコ) 開(さ)きにけるかも」
(万葉集第3巻464)
(「秋になったら見て偲んでください」と言って妻が植えた庭のナデシコが
咲き始めたことだ。)
(軒下に咲くナデシコの花を見て詠んだ歌です。)
今日は「サツマイモ」の収穫についてご紹介します。
今年は7月~8月に猛暑日が続き、雨が殆ど降らなかったため、芋の蔓が枯れる寸前になり、心配しましたが、何とか収穫にこぎつけました。
今日は20株程掘って収穫しましたが、残りは1ヶ月程度遅れて植えたため、今月
下旬の収穫予定です。
・収穫前の畝です。
9月に入り雨が降りましたので蔓は持ち直し、元気になりました。
・芋を掘るため、蔓を切ったところです。
・収穫した「紅アズマ」の芋です
今年は形の悪い、丸い大きな芋となりました。
・一株に1個のみ収穫できた「紅アズマ」です。
数個の芋がくっついているように見えます。
この芋の直径は18cmくらい、長さ22~23cmの大きさです。
左の細長い芋の長さは20cmくらいで形の良い芋です。
・これは「鳴門金時」という種類の芋です。
このような芋が理想的ですが、今年は収穫個数が少ないです。
・サツマイモの栄養と健康効果
(栄養成分) (健康効果)
ビタミンC 風邪予防や、しみ、そばかす等の予防に効果があります
ビタミンB群、 血流を良くし、体の疲れを取り除きます
ビタミンE, 老化現象を抑えます
βカロチン、 体内でビタミンAに変わり、生体膜を守り、ガンの抑制に効果が
あります
カリウム、 塩分のバランス調整や血圧低下に効果があります
栄養と健康効果は以上のように言われています。
焼いても蒸かしても美味しい「サツマイモ」、今が旬です。
たくさん食べてください。
秋の到来とともに「コスモス」の花便りが届くようになりました。
「コスモス」はキク科の1年草で、原産地はメキシコの高原地帯といわれています。
「コスモス」は学名を「Cosmos bipinnatus]と言い、「二枚の羽状の美しいもの」との意味だそうです。
日本には明治20年頃に渡来したと言われています。
別名を「秋桜(アキザクラ)」、「大春車菊(オオハルシャギク)」と言います。
「秋桜」と書いて何故「コスモス」と読むのか不思議でしたが、別名の「秋桜(アキ
ザクラ)」をコスモスと読ませていたのですね。
コスモスは「二枚の羽状の美しいもの」と言われる通り、傍で見ると本当に美しい花です。
その「コスモス」の花が私の畑にも咲いていますのでご紹介します。
・畑のコスモスです。 毎年種が落ちてたくさん生えてきます。
手入れをしていませんので茎が乱れて咲いています。
・白色のコスモスです。 純白で美しい花です
・ピンクのコスモスです。
花言葉 「真心」「少女の純真」
・俳句で「コスモス」は秋の季語となっています。
コスモスを詠んだ虚子の作品を一句ご紹介します。
「コスモスの 花あそびをる 虚空かな」 高浜虚子
今年も、昨日から「共同募金」運動が始まりました。
「共同募金」運動とは、毎年10月1日~12月31日まで全国一斉に展開される募金
運動で、民間社会福祉事業に必要な資金を集めるために行われます。
この運動は「赤い羽根募金」の愛称で知られ、「赤い羽根」は寄付をしたことを表す「共同募金」のシンボルとして幅広く使われています。
「赤い羽根」は、1948年頃アメリカで水鳥の羽を赤く染めて使用していたことにヒントを得て、日本でも1948年(昭和23年)の第2回目の運動から使われるようになったと言われています。
なお、「赤い羽根」は不要になった鶏の羽を使っているそうです。
第1回目の「共同募金運動」は1947年(昭和22年)全国的な展開として始まりました。(このときの寄付者にはバッジが渡されたそうです。)
この運動で集められた資金は民間の社会福祉施設、福祉団体や生活困窮者などの支援に生かされました。
その後、「共同募金」は助け合い、共生社会実現への大きな役割を担って今日に至っています。
なお、年末に実施されている「歳末助け合い募金」と「NHK歳末たすけあい」も
共同募金の一環です。
(一言メモ)
「共同募金の歴史」
・共同募金は1913年にアメリカのクリーブランドで最初に始まりました。
続いてカナダ、南アフリで始まり、日本は4番目で1947年に始まりました。
現在では34の国と地域で行われているそうです。
「赤い羽根の意味」
・中世ヨーロッパでは真の騎士であることを示します。
・アメリカ先住民の間では勇者のシンボルという言い伝えがあったそうです。
・昔の中国では福祉に貢献した公務員だけが身につけることができたと言われて
います。
このように「赤い羽根」をつけることはとても名誉なことなのです。
「法の日」について皆さんはご存知でしたか?
私は知りませんでしたので早速調べました。
「法の日」は、昭和35年6月24日の閣議了解において、国民主権のもとに、国を
あげて法を尊重し、法によって個人の基本的人権を擁護し、社会的秩序を確立する精神を高めることを目的として定められたようです。
その由来は、昭和3年10月1日に陪審法が施行されたことによって、翌年から10月
1日が「司法記念日」と定められたことに由来しています。
そして、毎年10月1日を『法の日』とし、この日を中心として、法を尊重する思想の
普及、法令の周知徹底など、これに相応しい行事を実情に即して実施すると
されています。
又、この日からの1週間を「法の日週間」と定め、裁判所、法務省、検察庁、及び
弁護士会では法の役割とその重要性を国民に理解してもらうことを目的として、
全国各地で講演会、無料法律相談などの行事を実施するそうです。
特に今年は、来年5月21日から実施される「裁判員制度」を知ってもらうための催しも数多く企画されているようです。
大阪では10月4日(土)に大阪弁護士会館で「模擬裁判」が行われるようです。
関心のある方は参加されてみては如何でしょうか?