らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「熊取 地車(だんじり)祭り」

2008-10-12 | 季節

10月に入り、全国的に秋祭りの季節が到来しました。

大阪南部の泉州地区では、9月の「岸和田だんじり祭り」に続いて、今月は泉州各地の「地車(だんじり)祭り」が繰り広げられます。

私の住んでいる熊取町でも、毎年「体育の日」の前々日と前日の土曜日と日曜日に
「熊取 地車(だんじり)祭り」が行われます。

今年も昨日から「地車(だんじり)」が出て、町内が賑わっています。


「地車(だんじり)祭り」では、11日に「宮入り」がおこなわれ、町内の大森神社の
境内に全ての地車(だんじり)が奉納し、宮司のお祓いを受けます。

12日はJR熊取駅への通りでパレードが行われます。



熊取「地車(だんじり)祭り」は、いつ頃から始まったのか明らかではありませんが、1841年(天保12年)には、町内8ケ村が「地車(だんじり)」を所有していたとの記録があるそうです。

現在では町内11地区で「地車(だんじり)」を所有しており、その殆どは明治から
大正時代に製作された物と言われています。



いずれの「地車(だんじり)」にも緻密な彫刻を施しています。

彫刻には、難波戦記、太閤記、忠臣蔵、太平記、源平盛衰記などの名場面が
刻まれているそうです。


「地車(だんじり)」の曳き手は、地区の大人から子供までが行います。

その人数は、少ない地区でも100名前後、多い地区では400名から500名と言われています。

近年は死亡事故はなくなりましたが、毎年けが人が出ているようです。
今年は何事もなく終わって欲しいと願うばかりです。