・今日は「体育の日」です。
「体育の日」とは、国民の祝日に関する法律(祝日法)によれば、「スポーツに親し
み、健康な心身をつちかう」ことを趣旨としています。
「体育の日」は、東京オリンピックの開会式のあった1964年(昭和39年)、10月10日
を、1966年(昭和41年)から国民の祝日としたものです。
しかし、「ハッピーマンデー制度」の適用により、2000年(平成12年)からは10月
の第2月曜日になりました。
・「秋の大型連休構想」
この「体育の日」を更に移動し、「秋の大型連休」を作る構想が昨年ありました。
即ち、2007年5月に、自民党と公明党によって以下のようなことが検討されている
と報じられました。
それによりますと、「体育の日」を11月1日に移動し、「勤労感謝の日」を11月5日に
移すことによって、11月3日の「文化の日」をはさんだ「秋の大型連休」を作ると
いうものです。
文化の日とそれぞれ挟まれる11月2日と4日は国民の祝日とし、最低でも5連休、
曜日配列によっては9連休が実現する可能性もあり、景気対策にもなるのでは
ないかというものです。
しかし、調査会社が昨年10月に調査した結果、この連休増について6割の人が
反対しているとのことです。
特に女性層に否定的な意見が多いようです。
「秋の大型連休」構想は世論の同意を得られず、幻のまま終わるのでしょうか?