初めて「シイタケ栽培」に挑戦しましたので、その栽培方法をご紹介します。
「栽培方法」
1.「シイタケ栽培」には「ほだ木」と「種駒」が必要です。
2.昨年2月、家内の実家で、1mほどに切断した「ほだ木」の原木8本と「種駒」を
準備してもらいました。
3.その原木にドリルで穴を開け、シイタケ菌の入った円柱状の「種駒」を金槌で打ち
込みます。(1本の「ほだ木」に30個余りの穴を開けました)
ここまでの作業は家内の実家で行いました。
・「ほだ木」の小さな黒い点が種駒を打ち込んだ箇所です。
4.自宅に持ち帰り、比較的日当たりが悪い北側に井桁に積み上げて、寒冷紗で
覆います。
5.乾燥防止のため毎日水をかけました。
6.6月頃には、井桁を崩し、合掌に組み立てて寒冷紗で遮光します。
7.夏は日当たりの少ないところに移し、毎日の水遣りを欠かしません。
8.そして、2年目になった今年10月、初めてシイタケが発生しました。
・発生したシイタケです。
シイタケの菌糸は「ほだ木」の繊維方向に伸びるようです。
シイタケが発生している「ほだ木」の切断面には「種駒」を打ち込んでいません。
「初めての収穫」
・このシイタケが2個目の収穫です。
・1個目のシイタケは、「ほだ木」の間に挟まれて、発生に全く気がつかなかった
ので、傘が開いてしまいました。
3年目となる来年春には、本格的に収穫できるのではと、今から楽しみにしています。
「住宅地内における栽培の問題点」
・日陰がないことと、乾燥防止ができないことです。
朝夕の水遣りや寒冷紗を覆っても湿気が保てず、すぐに乾燥してしまいます。
「シイタケの栄養と健康効果」
・食物繊維やミネラルが豊富で整腸作用があり、便秘に効果的です。
・シイタケに含まれるレンチナンという成分は抗腫瘍効果、即ち、抗癌作用があると
認められているそうです。
・同じくエリタデニンという成分はコレステロールや血圧を下げる効果があり、動脈
硬化や高血圧予防などの生活習慣病予防に効果があるそうです。
・また、エルゴステロールという成分も含まれており、この成分は紫外線を受けると
ビタミンDに変わります。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症の予防に効果的といわれて
います。
庭に、ゼラニウムの仲間である、白色のかわいい、小さな花が咲いています。
調べてみたら、葉と花の特徴から「アップルゼラニウム」と思われます。
今日はこの花をご紹介します。
「アップルゼラニウム」はフウロソウ(風露草)科 テンジクアオイ属の多年草です。
和名は「ニオイテンジクアオイ」と言い、原産地は南アフリカです。
柔らかな葉は明るい緑色で、長い葉柄を持ちます。
縁は不規則に鈍鋸歯が入っています。
・葉は鮮明なりんごの香りがします。
甘いりんごの香りがするためアップルと呼ばれ、「スイート・センテッド」などとも呼ばれています。
ゼラニウムの中で特に芳香を放つ品種をセンテッドゼラニウム(においゼラニウム)とよびます。
・小さい白色の花で、上部の花弁に赤紫色の斑紋が入ります。
(一言メモ)
センテッドゼラニウムの品種
・「ローズゼラニウム」 バラのような香りがします。
お菓子やジャム、アロマテラピー用のエッセンシャルオイル
として利用されているようです。
・「レモンゼラニウム」 レモンのような香りがします。
・「ライムゼラニウム」 ライムのような香りがします。花の色はピンク。
・「アップルゼラニウム」 青りんごのような香りがします。花の色は白。
があります。
「シュウカイドウ(秋海棠)」の花をご紹介します。
「シュウカイドウ」はシュウカイドウ科ベゴニア属に分類される多年生草本球根植物です。
和名の「シュウカイドウ」は、中国名の「秋海棠」の音読みで付けられたそうです。
意味は秋のカイドウとのことで、貝原益軒の『大和本草』に、「寛永年中、中華より初めて長崎に来る。(中略)花の色海棠に似たり。故に名付く」と記されている
そうです。
原産地は中国南部からマレーシアと言われています。
日本には江戸時代初めに渡来し、園芸用として栽培されています。
・白色の「シュウカイドウ」です。
ベゴニアに似ていますが、ベゴニアより花の枝が長いです。
因みに「ベゴニア」の名前は、サントドミンゴ島の総督で植物学に詳しい「Begon
ベゴン」氏に由来するそうです。
・ピンク色の「シュウカイドウの蕾」です。
・開花したピンクの「シュウカイドウ」です。
「シュウカイドウ」は別名を「瓔珞草(ようらくそう)」と言います。
「瓔珞」とは、もともと金、銀、宝珠、真珠で作られた装身具で、インドの身分の高い人々が身につけたり、菩薩以下の仏の首飾りや仏具の房飾りなどに使われていたようです。
別名の謂れは、秋海棠の揺れる花が、この「瓔珞」に見立てて付けられたといわれています。
・赤色の「シュウカイドウ」です。茎も赤く鮮やかです。
・秋海棠の花を詠んだ芭蕉の句を一句ご紹介します。
「秋海棠 西瓜の色に 咲きにけり」 松尾芭蕉
(秋海棠の花がスイカの実のような紅い色で咲いている)
・花の中央ある黄色の丸いものは「雄しべ」です
花言葉 「片思い」「自然を愛す」
・今日は「体育の日」です。
「体育の日」とは、国民の祝日に関する法律(祝日法)によれば、「スポーツに親し
み、健康な心身をつちかう」ことを趣旨としています。
「体育の日」は、東京オリンピックの開会式のあった1964年(昭和39年)、10月10日
を、1966年(昭和41年)から国民の祝日としたものです。
しかし、「ハッピーマンデー制度」の適用により、2000年(平成12年)からは10月
の第2月曜日になりました。
・「秋の大型連休構想」
この「体育の日」を更に移動し、「秋の大型連休」を作る構想が昨年ありました。
即ち、2007年5月に、自民党と公明党によって以下のようなことが検討されている
と報じられました。
それによりますと、「体育の日」を11月1日に移動し、「勤労感謝の日」を11月5日に
移すことによって、11月3日の「文化の日」をはさんだ「秋の大型連休」を作ると
いうものです。
文化の日とそれぞれ挟まれる11月2日と4日は国民の祝日とし、最低でも5連休、
曜日配列によっては9連休が実現する可能性もあり、景気対策にもなるのでは
ないかというものです。
しかし、調査会社が昨年10月に調査した結果、この連休増について6割の人が
反対しているとのことです。
特に女性層に否定的な意見が多いようです。
「秋の大型連休」構想は世論の同意を得られず、幻のまま終わるのでしょうか?
10月に入り、全国的に秋祭りの季節が到来しました。
大阪南部の泉州地区では、9月の「岸和田だんじり祭り」に続いて、今月は泉州各地の「地車(だんじり)祭り」が繰り広げられます。
私の住んでいる熊取町でも、毎年「体育の日」の前々日と前日の土曜日と日曜日に
「熊取 地車(だんじり)祭り」が行われます。
今年も昨日から「地車(だんじり)」が出て、町内が賑わっています。
「地車(だんじり)祭り」では、11日に「宮入り」がおこなわれ、町内の大森神社の
境内に全ての地車(だんじり)が奉納し、宮司のお祓いを受けます。
12日はJR熊取駅への通りでパレードが行われます。
熊取「地車(だんじり)祭り」は、いつ頃から始まったのか明らかではありませんが、1841年(天保12年)には、町内8ケ村が「地車(だんじり)」を所有していたとの記録があるそうです。
現在では町内11地区で「地車(だんじり)」を所有しており、その殆どは明治から
大正時代に製作された物と言われています。
いずれの「地車(だんじり)」にも緻密な彫刻を施しています。
彫刻には、難波戦記、太閤記、忠臣蔵、太平記、源平盛衰記などの名場面が
刻まれているそうです。
「地車(だんじり)」の曳き手は、地区の大人から子供までが行います。
その人数は、少ない地区でも100名前後、多い地区では400名から500名と言われています。
近年は死亡事故はなくなりましたが、毎年けが人が出ているようです。
今年は何事もなく終わって欲しいと願うばかりです。
来年収穫する「イチゴ栽培」についてご紹介します。
イチゴの栽培は苗作りから始めます。
(1)「苗つくり」
・収穫が終盤になると蔓が伸びてきます。これをランナーと言います。
6月頃、そのランナーから芽が出て根を張ってきますので、これを育てて小苗と
します。
・方法はポットで育てる方法と
ランナーをそのまま畝に伸ばして根を張らせる方法があります。
今年は両方のやり方で育苗しました。
いずれの方法も夏は寒冷紗で遮光し、朝晩の水遣りは欠かせません。
・イチゴのポット苗です
(2)土つくり
・今年は夏の間、黒のマルチで畝を覆い、太陽の熱による消毒を行いました。
これで病害虫が死滅するものと思います。
(3)「畝つくり」
・元肥として油粕、鶏糞、堆肥、配合肥料を入れて土とよく混和しました。
・長さ約5m、幅60cmの畝を6畝作りました。
(4)「定植」
・今年はイチゴの定植を10日ほど早く、10月5日に行いました。
・上記の畝に、株間40cmで2条植えとしました。
・定植したイチゴの畝です。
定植から1週間経ち、苗は順調に生育しています。
(5)「追肥」
・10月下旬、株間に配合肥料を追肥します。
この頃には根が張っていますので、根に当たらないように穴を掘り追肥します。
このまま冬を越し、3月初旬、新芽が伸び始める頃にマルチをします。
これで収穫は5月の連休頃から始まります。
今日、10月10日は「目の愛護デー」です。
「目の愛護デー」は、中央盲人福祉協会が1931年(昭和6年)に10と10を横にして、目と眉に見立てて、失明予防の運動として「視力保存デー」を制定したのが始まりです。
その後、1938年(昭和13年)から1944年(昭和19年)までは9月18日を「目の記念日」としましたが、1947年(昭和22年)に再び10月10日を「目の愛護デー」と定め、1950年(昭和25年)から厚生省(現厚生労働省)が共催となり、、目の健康に関しての活動をしています。
この他にも10月10日を記念日にしているものはたくさんあります。
簡単にご紹介します。
・「アイメイト・デー」
東京盲導犬協会が盲人と盲導犬への理解を深めてもらおうと、目の愛護デーに
あわせて制定しました。
・「萌えの日」
縦に書いた「十月」と「十日」をあわせると「萌」になることから。
・「釣りの日」
魚の異名の一つである「とと」の語呂合わせから、全日本釣り団体協議会と日本
釣り振興会が制定しました。
・「マグロの日」
726年のこの日、聖武天皇の伴で明石に赴いた山部赤人が、マグロ漁を称えた詩
を詠んだことに因みます。日本鰹鮪漁業協同組合連合会が制定しました。
・「缶詰の日」
1877年のこの日、北海道石狩町(現在の石狩市)において、日本最初の缶詰
(中身はサケ)が作られたことに因み、日本缶詰協会が制定しました。
・「島の日」
1998年(平成10年)10月10日午前10時10分、日本の有人の島425島を見直し、
光を当てようと「日本の島425プロジェクト」がスタートし、「島(とう)10(とう)」の語呂
合わせで制定されました。
調べて見ると、語呂合わせやこじつけで制定された、記念日がたくさんあるものですね。
由来は、年に3度収穫できることからこのように言われているそうです。
我が家では、9月に植えた2度目のインゲン豆の収穫が最盛期となりました。
種類は「モロッコ」という品種で、さやの長さが17~18cm、さやの幅は1.2~1.5cm、
大型の「平さや すじなし インゲン」で、とても柔らかい品種です。
不思議なことに、同じ種子なのに、咲いた花は白色と黄色の2種類ありました。
どちらの花も収穫したときのインゲン豆は同じものです。
・白色のインゲンの花です。
左には花が終わって5~6cmの幼果ができています。
・黄色のインゲンの花です。
花の色は違っても同じ幼果ができています。
・インゲンの花後の幼果です。
この時期は生長が早く、花後4~5日でこのくらいになります。
・収穫前のインゲンです。
この大きさから2~3日後で収穫できます。
・収穫したインゲンです。
このインゲンでさやの長さ15~18㎝、さやの幅1.0~1.2cmです。
毎日これくらい収穫できます。
農薬を使用していないので早めに収穫しています。
収穫が遅れると害虫の被害にあいます。
「栄養と健康効果」
インゲンは、βカロチンやビタミンB群を始め、多くの種類の栄養素を豊富に含む
低カロリーでヘルシーな緑黄色野菜です。
・βカロチン 体内でビタミンAに変わり、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、
生活習慣病やガンの予防に効果
・ビタミンB1 神経を安定させ、イライラ防止、疲労回復に効果
・ビタミンB2 動脈硬化や肥満防止に効果
・ビタミンC 美容作用が期待でき、風邪の予防に効果
・食物繊維 便通を促がし、コレステロールの低下に効果
・ 鉄 貧血の防止に効果
・カリウム 高血圧やむくみ解消に効果
等の効果が期待できると言われています。
寒露とは
今日、10月8日は二十四節気の一つ「寒露」です。
「寒露」とは、冷たい露の結ぶ頃と言う意味で、そろそろ朝晩は寒さをおぼえるようになります。
天文学的には、天球上の黄経195度の点を太陽が通過する瞬間を言います。
暦便覧には「陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也」とあります。
季節は秋の長雨が終わって、これからが本格的な秋になります。
菊の花が咲き始め、コオロギが泣きやんで雁が渡って来る頃といわれています。
・我が家の大菊はやっと蕾が開きかけたところです。
「露」は、空気中の水蒸気が凝結し、地面や地面付近の草木の葉などの表面に
水滴となって付着したものであり、地表付近の空気が冷やされるとできますね。
そして、空気の上昇と共にはかなく消えていきます。
このようなことから「露」は、はかなく消えやすいことの例えとしてよく使われます。
豊臣秀吉の辞世の句は有名ですね。
・「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」
(豊臣秀吉の辞世の句)
「露」を詠んだ俳句もあります。
・「露の世は 露の世ながら さりながら」 小林一茶
これは小林一茶が娘を亡くしたときに詠んだ句といわれています。
・「石ころも 露けきものの 一つかな」 高浜虚子
早朝の静かさのなか、目にするもの全てに露が降りている。
石ころさえも露けきものとなっている。澄み切った朝がひんやりと伝わってくる。
これは「寒露」を詠んだものと思われます。
先日、週刊現代による八百長記事の裁判で、横綱・朝青龍が東京地裁の法廷に立ち、八百長を全面的に否定したニュースが流れていました。
昔から相撲界には八百長疑惑が絶えません。
相撲と八百長にはどんな関係があるのでしょうか?
そこで、今日は大相撲と八百長の関係を調べてみました。
「八百長」は、明治時代の八百屋の店主「長兵衛(ちょうべえ)」に由来すると言われています。
八百屋の「長兵衛」は通称を「八百長」と言い、大相撲の年寄り・伊勢海五太夫の
囲碁仲間でした。
囲碁の実力は長兵衛が勝っていましたが、商売上の打算からわざと負けたりして
勝敗をうまく調整し、伊勢海五太夫の機嫌をとっていたそうです。
ところが後日、本因坊秀元と対戦し、互角の勝負をしたため、長兵衛の囲碁の実力が知れ渡りました。
以来、真剣に争っているように見せながら、事前に示し合わせたとおりに勝負をつけることを、相撲界では「八百長」と呼ぶようになったそうです。
そのうち、相撲以外の勝負でも「八百長」という言葉が使われるようになり、現在に至っています。
八百長という言葉の本家本元は大相撲だったようですね。
相撲の魅力は力、技、ぶつかり合い、そして迫力のある真剣勝負だと思います。
相撲はは日本の国技です。
力士の皆さんには国技を担う者としての自覚を持っていただき、力(ちから)の士
(さむらい)としての真剣勝負をして欲しいものです。