らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

道頓堀人情

2015-12-22 | ナツメロ

先日、NHKの歌番組“わが心の大阪メロディ”で、私の好きな曲、天童よしみの「道頓堀人情(とんぼりにんじょう)」が歌われていました。
今日はこの曲をご紹介したいと思います。

天童よしみは少女時代、何にもまして歌うことが大好きな女の子で、天才少女演歌歌手と騒がれたそうです。
昭和46年(1971年)には「ちびっこのど自慢」に出場して優勝し、その実力が認められて、フジTV系の「いなかっぺ大将」の挿入歌、「大ちゃん数え唄」をレコーディングするなど、当時は、さまざまなのど自慢大会に出場しては、優勝をさらってしまうほどの実力派だったと言われています。

読売テレビの「全日本歌謡選手権」で10週を勝ち抜き、最年少で7代目チャンピオンとなり、昭和47年(1972年)11月にキャニオンレコードより『風が吹く』でデビューしました。
しかし、ヒット曲には恵まれず苦労したようです。

その後、テイチクレコードに移籍し、昭和60年(1985年)12月に移籍第一弾となるシングル「道頓堀人情(とんぼりにんじょう)」を発売するにあたり、北は北海道から南は福岡県まで1か月で300件もの営業をこなしたことから、有線でじわじわと人気が出てくるようになりました。
結果、この曲はヒット作となり、翌年7月には『道頓堀人情』で第19回全日本有線放送大賞上半期特別賞を受賞しました。

「道頓堀人情」が大ブレークしたことで人気歌手の仲間入りを果たし、平成9年(1997年)にリリースした「珍島物語」は100万枚の大ヒットを記録、そして、20世紀最後の年となる平成12年(2000年)には、「NHK紅白歌合戦」で紅組のトリを務めるまでになりました。
天童よしみは歌のうまさでは間違いなくトップ・クラスの演歌歌手です。

それでは、その天童よしみの最初のヒット曲「道頓堀人情」をお聴きください。