らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

鷹と鷲の違い

2015-12-30 | 雑学

今年も残すところ今日と明日の二日となり、明後日はお正月です。
当ブログは正月3が日を休ませていただきますので、今日は鬼に笑われるかもしれませんが、早々と「初夢」に関する話題を取り上げました。

新年最初に見る初夢はいつ見る夢を言うのでしょうか?
広辞苑では、元日の夜に見る夢。また、正月2日の夜に見る夢。古くは、節分の夜から立春の明け方に見る夢。と説明していますが、現在では元日から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされることが多いようです。

初夢と言えば、見ると縁起が良いとされる諺に「一富士、二鷹、三茄子」があります。
この諺の謂れは、 ・徳川家の縁の地である駿河国での高いものの順に、富士山、愛鷹山、初物のなすの値段とか、
            ・富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことからなど、諸説ありますが、それは兎も角、この諺の二番目の「鷹」に関して調べてみました。

鷹と鷲、この2種類の鳥は、どちらも姿がとっても凛々しくて、とてもよく似た姿・形をしています。
このよく似た鳥の違いを皆さんはご存知でしょうか?

・鷹です。(ウィキペディアより)


鷲と鷹を英語で言えば、鷲はeagle(イーグル)で鷹はhawk(ホーク)です。
このように英語では明確に区別されていることから、全く違う種類の鳥と思われますが、実は鷲も鷹も猛禽類ワシタカ科の鳥で分類上の区別はないそうです。

この二つの違いは大きさだけで、翼長が大体50㎝以上のものを鷲と呼び、それ以下のものを鷹と呼ぶのだそうで、かなり曖昧な基準のようです。
その曖昧さは、例えば英語でeagle(イーグル:鷲)と呼ばれている鳥が、日本では鷹と言う名前だったりするくらい曖昧なのだそうです。
因みに、「ピーヒョロロ」と鳴くトビ(トンビ)は翼長50㎝と区分ぎりぎりの大きさですが、一応鷹の仲間とされています。

但し、例外もあります。
日本で見る種類としては、翼を広げると80cm以上にもなる、「クマタカ」という鷹がいれば、これとは逆に、翼を広げると55cmほどにしかならない「カンムリワシ」という鷲もいます。

・ハクトウワシです。(ウィキペディアより)