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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

納豆と豆腐

2013-07-10 | 雑学

7月10日の今日は「納豆の日」だそうです。
言われてみれば「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせでできた記念日だと言うことは分かります。
この記念日、実は1981年(昭和56年)に関西納豆工業協同組合が関西地域限定の記念日として制定したものだそうです。
それがその後、1992年(平成4年)に全国納豆協同組合連合会が、改めて全国の記念日として制定し、現在に至っていると言うことです。

ところで、納豆と豆腐、漢字では逆のような気がしますが、なぜ豆腐は"腐る"と書くのか?
双方の語源を調べてみました。

実は豆腐の「腐」は「腐る」という意味ではなく、ぶよぶよと柔らかいものの意味で使われているそうです。
「腐」の字の部首、「府」には「くら」という意味があるそうです。
「腐」は捕った獣の肉を倉に入れて保存しておく状態を表わした字で、仕留めた獣の肉を倉の中に入れておくと、食べやすいくらいに柔らかくなってくることから、柔らかいものを指すようになったようです。
そして「豆腐」は「豆でできた柔らかいもの」だから「腐」の字を使ったと言われます。

一方、納豆は、納豆が作られた場所が名前の由来となっていいます。
僧侶が寺院で年貢や金銭、布施物を扱う「納所(なっしょ)」という場所がありますが、納豆はここで作られて桶や壷に納めて保存されたようです。
そして、作った場所の「納所」が由来の豆ということで、「納所(なっしょ)豆」という言葉が縮まり、「納豆」と呼ばれるようになったと言われます。