月光仮面
〽 どこの誰かは 知らないけれど
誰もがみんな 知っている
月光仮面のおじさんは
正義の味方よ よい人よ
疾風(はやて)のように 現れて
疾風のように 去っていく
月光仮面は誰でしょう
月光仮面は誰でしょう
この歌はご存知の、「月光仮面」の歌です。
月光仮面は昭和33年(1958年)2月24日から昭和34年(1959年)7月5日にかけて放送された、川内康範原作のテレビ映画で、日本最古の特撮ヒーロー番組、日本最古の「正義の味方」と言われた人気テレビ映画です。
ラジオ東京では当初、時代劇を製作したかったらしいですが、時代劇を製作するだけの予算が確保できず、鞍馬天狗をベースにした活劇が企画され、それを、原作者の川内康範氏が、人々の危機に颯爽と現れる「踊る仮面」として創作し、「人々の苦難を救済する菩薩」をイメージしたネーミングから月光菩薩の名をとり「月光仮面」にしたと言われています。
・懐かしいですね。これが放送されていた月光仮面です。(ネットより)
悪人によって危機に陥った人々の前に颯爽と現れる正義の見方「月光仮面」は、白いターバンと覆面、サングラスに白いコスチュームとマントでオートバイに乗って颯爽と現れ、悪を蹴散らし人々を救い出します。
放映されると、たちまち、子供たちの圧倒的な支持を受け、最高視聴率は68%を記録し、ラジオドラマの「君の名は」と同様、放送時間には街角から子供の姿が消えたと言われています。
子供たちは風呂敷で顔を包み、おもちゃのサングラスをつけ、風呂敷のマントで「正義の味方・月光仮面」の真似をして遊びました。
しかし、あまりにもフィーバーが過ぎ、高い所から飛降りて怪我をする子供が続出したことから、惜しまれつつも1年半の短期でテレビ放映が終了しました。
今日2月24日は、その「月光仮面」がラジオ東京(現:TBS)でテレビ用映画として放映が開始された「月光仮面登場の日」です。