goo blog サービス終了のお知らせ 

らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

イチゴ栽培(その2)定植

2009-11-10 | 家庭菜園
今日は、来春収穫する「イチゴ栽培(その2)」、「定植」についてご紹介します。

イチゴの栽培は、苗作りからはじめます。
育てる苗は、5月に収穫が終わった親株から伸びたランナーの芽を移植して育てます。
今年は、「苗作り」と「畝作り」を昨年までと少し変えてみました。
(変更点)
・苗作り 
 昨年---夏の乾燥と直射日光を避けるために、苗床の寒冷紗をトンネル方式にして育苗した。水遣りはジョウロで行ったが、全体に渇き気味であった。
 今年---苗床の上に1メートルほどの高さに枠を組み、その枠に寒冷紗をかけて風通しをよくして、夏の直射日光を遮断しました。
      毎日の水遣りは、柄杓を使用して水が苗床を流れるくらいたっぷりとやり、苗床が乾くことのないように気をつけました
 *結果 昨年まではコガネムシの幼虫に根を切られて殆どが育たなかったが、今年はコガネムシの幼虫の被害は殆ど無く、根が長く伸びて、株が太く、丈夫な
      苗ができました。
    
・畝作り   
昨年---幅80cmの畝に2条に植えていました。
今年---畝幅を40cmにして、1条植えにしました。
(変更理由) 2条植えでは収穫時に葉が茂り、風通しが悪くなっていました。
        そのため、カビ病などの病害虫の発生が多発しましたが、今年はそれを抑えることができないか、実験をするためです。

・寒冷紗のかけ方を昨年までと変更し、勢いの良い丈夫な苗に育ったイチゴの苗です。

また、定植も、昨年までは幅80cmの畝に2条に植えていましたが、この植え方では、収穫期になると葉が茂って風通しが悪くなり、カビ病に侵されて収量が相当落ちました。

・これは昨年まで行っていた2条植です。株間を30㎝以上あけていますが、それでも収穫時には葉が茂り、風通しが悪くなります。


今年は畝幅を狭くし、1条植にしてみました。
来春の収穫時に葉の茂り具合、収穫量やカビ病などの発生状況、そのほかの変化などを比較してみたいと思っているところです。

・1条植にした今年のイチゴの畝です。株間30㎝で植えています。


・これは「とよのか」の品種を植えた4畝です。1畝13株の苗を植えています。


一昨年2株購入した「あきひめ(章姫)」の品種が、今年は60~70株に増えたので、52株を定植しました。
この品種は「とよのか」より収穫が少し遅く、イチゴの実は細長くて糖度が高いように思います。

・こちらは「あきひめ(章姫)」を植えた4畝です。こちらも1畝13株を植えています。


定植から2週間余り経ち、苗は順調に生育しています。