春分の日
2008-03-20 | 季節
今日は二十四節気の「春分」です。
暦便覧には「日天の中を行て昼夜等分の時也」とあります。
天文学では太陽の黄経が0度、即ち太陽が春分点を通過する日で、昼夜の時間が等分になる日とされていますが、実際は日本付近では昼の方が14分長いようです。
このことは皆さんご存知なかったのではないでしょうか?
その理由は、大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見える「大気差」のためだそうですが、詳細は省略します。
この後は一日におよそ2分間ずつ昼間の時間が長くなっていきます。
17日の「彼岸の入り」のときに書きましたが、今日は「彼岸の中日」です。
この中日をはさんだ前後3日の1週間に「彼岸会」の仏事を行います。
この仏事は浄土思想に由来しているそうです。
浄土思想では、阿弥陀如来が治める極楽浄土が、西方の遥か彼方にあると信じられています。
この思想では、人は死後、阿弥陀如来の導きで「彼岸(悟りの世界)」に渡ることができると考えられています。
そして彼岸にいる人たちを供養するとともに、まだ辿り着いていない人に早く辿り着けるように祈るのがこの仏事の趣旨のようです。
彼岸の迎え方は、彼岸の入りまでに仏壇や仏具をきれいにし、季節の花や旬の果物などを供えます。
お墓もきれいに掃除をしておきます。
彼岸の期間中は仏前に花や五目寿司、彼岸団子(春は「ぼた餅」)等をお供えします。
灯明や線香なども絶やさないようにしましょう。
(一言メモ)
「ぼた餅」 春の彼岸に供える物で、春に咲く「牡丹」に由来し、
「おはぎ」 秋の彼岸に供える物で、秋に咲く「萩」に由来している
と言われています。
また一説には、「餡」をまぶしたものを「ぼた餅」
「黄な粉」をまぶしたものが「おはぎ」との説もあるそうです。
暦便覧には「日天の中を行て昼夜等分の時也」とあります。
天文学では太陽の黄経が0度、即ち太陽が春分点を通過する日で、昼夜の時間が等分になる日とされていますが、実際は日本付近では昼の方が14分長いようです。
このことは皆さんご存知なかったのではないでしょうか?
その理由は、大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見える「大気差」のためだそうですが、詳細は省略します。
この後は一日におよそ2分間ずつ昼間の時間が長くなっていきます。
17日の「彼岸の入り」のときに書きましたが、今日は「彼岸の中日」です。
この中日をはさんだ前後3日の1週間に「彼岸会」の仏事を行います。
この仏事は浄土思想に由来しているそうです。
浄土思想では、阿弥陀如来が治める極楽浄土が、西方の遥か彼方にあると信じられています。
この思想では、人は死後、阿弥陀如来の導きで「彼岸(悟りの世界)」に渡ることができると考えられています。
そして彼岸にいる人たちを供養するとともに、まだ辿り着いていない人に早く辿り着けるように祈るのがこの仏事の趣旨のようです。
彼岸の迎え方は、彼岸の入りまでに仏壇や仏具をきれいにし、季節の花や旬の果物などを供えます。
お墓もきれいに掃除をしておきます。
彼岸の期間中は仏前に花や五目寿司、彼岸団子(春は「ぼた餅」)等をお供えします。
灯明や線香なども絶やさないようにしましょう。
(一言メモ)
「ぼた餅」 春の彼岸に供える物で、春に咲く「牡丹」に由来し、
「おはぎ」 秋の彼岸に供える物で、秋に咲く「萩」に由来している
と言われています。
また一説には、「餡」をまぶしたものを「ぼた餅」
「黄な粉」をまぶしたものが「おはぎ」との説もあるそうです。