別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

猫の絵

2005-12-04 | アートな時間
 昨日は、友と鎌倉文学館へ。

 「開館20周年記念 文学都市かまくら100人展」 鎌倉に暮らし、仲間と集い、鎌倉の自然や風土を愛し、作品に描いた文学者たちの思いが、鎌倉を文学のまちへと高めていきました。夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子、里見 、大佛次郎、川端康成、三島由紀夫など (パンフレットより)

 直筆原稿や初版本、愛用品など展示されている。このうち何冊を読んだだろう。これから学ぶことが多すぎる、途方に暮れる。大間に合い、できるだろうか…

 文学館は前田侯爵家別邸だったところ。入り口の招鶴洞、趣ある洋館、前庭から見る由比ヶ浜、バラ園など写す。 紅葉はあまり良くない、日焼けしたような白っぽい赤だ。対照的に銀杏の黄金色が鮮やかだった。 

 夕暮れ近く小町通りをゆく。 20年まえ弟家族と歩いて。 お蕎麦がおいしかったことなど思い出す。 漱石の絵を見ながら、どんなときも猫をそばにおく義妹の笑顔が浮かんだ。
 ほかに、長谷寺、大仏殿、光則寺、鎌倉能舞台など巡った

    写真:夏目漱石画 「あかざと黒猫図」 130×32㎝
 帰宅後、 芳賀徹著「絵画の領分」を読み返す。 再発見もあった。

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